ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

常夏へⅡ

2011-07-25 10:18:10 | Weblog
 画はエドヴァルド・ムンク 

 Edvard Munch(1863-1944) 作


 「Summer Evening, 1889」です。


☆曇り。

続報があまりないのだが、衝撃的ですなぁ、

◆http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/erp11072500210001-n1.htm
2011.7.25 00:19
◎「爆弾作りに80日間」1500ページの犯行計画書 2009年から計画か

【ロンドン】ノルウェーの首都オスロの爆弾テロと南部ウトヤ島の銃撃事件で、
逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)は24日までの警察の調べに対し
「2つの犯行を実行したが、罪にはならない。単独で行った」と供述した。
しかし、乱射の実行犯が複数いたとの目撃証言もあり、警察当局は共犯関係を追及している。
同容疑者が犯行直前にインターネットに掲載した犯行計画書から少なくとも2009年秋からテロを計画していたとみられる。

24日、国王のハラルド5世も参列してオスロ大聖堂で犠牲者に対する追悼式が営まれた。
銃撃の死者は86人に増えたほか行方不明者もおり、爆弾テロと合わせ犠牲者は100人近くに上る可能性がある。


ノルウェーの司法当局は23日、反テロ法違反の罪でブレイビク容疑者を起訴した。
同被告は25日に出廷してテロの動機を陳述する。弁護士は23日、
地元テレビに同被告が「犯行は非道だが、自分の思想信条からは必要なことだった」と話していることを明かした。

現地からの報道によると同被告は首都オスロの北郊で農場を経営、5月に化学肥料を6トン購入していたことがわかっている。
警察当局は、168人が死亡した1995年の米オクラホマ州の連邦ビル爆破の爆弾製造法をまねて
車爆弾を製造した可能性が強いと判断。同被告が仮名でオンラインに投稿していた1500ページに及ぶ犯行計画書に
爆弾製造法や「爆弾作りに約80日間かかった」と告白していることから照合を急ぐ。

ノルウェーでは狩猟や射撃が余暇の過ごし方として定着しており、同被告も短銃と自動式ライフル銃の所持を認められていた。

警察が銃撃を知ったのは発生から50分後。ヘリコプターがスタンバイしていなかったため使えず、
警察が車やボートを使って現場到着するまでの1時間半の間に被害を広げたことが浮き彫りになっている。



◆http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110725k0000m030063000c.html?toprank=onehour
毎日jp 2011年7月24日
◎ノルウェーテロ:09年から周到に準備…ネット文書に記述

【オスロ】ノルウェー連続テロ事件で逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)が
事件直前にインターネット上に掲載したとみられる文書の中で、爆薬を購入するための「隠れみの」の起業などを通じて
テロを09年から計画、爆弾作りに「80日間かかった」と記していたことが分かった。
文書の筆者は十字軍の「騎士団」指揮官を名乗り、欧州におけるイスラム系移民の増加を招いた「裏切り者」への攻撃を提唱している。
警察は動機解明につながる証拠とみて文書を分析している。容疑者はノルウェー社会の「革命」を望んでいたとされ、
周到に準備を進めていた経緯に光が当てられつつある。

「2083 欧州独立宣言」と題された文書は1514ページ。
筆者は「02年にロンドンで再結成したテンプル騎士団」の指揮官を自称、
「多文化主義者」らに対する「武装闘争の時が来た」と宣言。
「私は第二次世界大戦以降、最大の(ナチの)怪物との烙印(らくいん)を押されるだろう」と自身を
ナチスドイツのヒトラーになぞらえ、銃を構えるなどポーズを取った容疑者の写真を載せている。

文書には反イスラム的な内容が多いが、国際テロ組織アルカイダについて「成功した軍事組織」と指揮命令系統を評価、
自爆を「大義のための殉教」と位置づけていた。
AFP通信によると、容疑者はネット上のネオナチ組織に09年から登録していたとされ、
弁護士は地元テレビに「彼は『自分の行動は残忍と認識しているが、必要だったのだ』と話している」と語った。

文書の中で筆者は「09年秋、鉱山会社と農場経営の二つをすることを決めた。爆薬や化学肥料を購入できる理由になる」
とテロ準備のための起業計画の準備を始めたことを明らかにしている。本格的な爆弾作りには今年5月から着手し、
メタンなどの化合物を使って製造した経緯を記述している。

今月7日には「隣人が庭の近くで収穫作業をしている。うろつかれると、(爆弾作製が)遅れてしまう」
といらだちと不安を吐露。事件4日前の今月18日には「夜、すべてを車に積み込んだ。ものすごく疲れた」
とテロ準備の完了をにおわせ、「知識があれば30日で完成できただろうが、結局は80日を費やした」と記した。

一方、ノルウェー警察当局者は24日、容疑者が「一人で行動した」と供述し、連続テロ事件の容疑を認めたと発表した。
容疑者は25日に裁判所に出廷する。ノルウェーには死刑はなく、最高刑は禁錮21年。


Munch、もう一枚、



「Anxiety 不安」です。

◆http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1311521622/

74 :七つの海の名無しさん:2011/07/25(月) 08:14:23.06 ID:flIkhQfy
>>71
宗教も絡んでるし、

「自分はテンプル騎士団に正式に所属している騎士である」
「騎士としての義務を果たし、キリスト教文化、民族、国家を守護する」
「侵略をほしいままにするイスラム教徒に対し、十分以上、殺しすぎと考えられるほどの打撃を与える」
「まやかし、侵略を意味する「多文化」「共生」を力をもって粉砕、阻止する」
「最も遅く現れたナチスでもある。ナチスとしての誇りも持っている」

もう、固い宗教的信念だから、読んでると一貫性はあるし、欧米では確実に共感を呼んでる。
今後は、若い層を中心に、主に西欧、アメリカで崇拝者、模倣する者を多数生むだろうね。

オランダ、ベルギー、ドイツ、フランス、イタリア、デンマーク・・・このあたりでは共感する者の方が多いはず。



裏がありそうですなぁ、面妖な事件だと思う。  資金は?

こんな記事あり

◆http://oka-jp.seesaa.net/article/216323206.html
In Deep 2011年07月23日
ノルウェーの狙撃事件での異常な致死命中率


(訳者注) 今回は、ノルウェーのウトヤ島という場所で起きた乱射事件について、
これは日本でも詳しく報道されるでしょうが、
さきほどの英国 BBC の報道で、位置関係など比較的詳しく乗っていたので、ご紹介します。

また、アルジャジーラでは事件直後の現場の写真を掲載しています。

YouTube にあります。

その前に、私は子どもの頃から乱射事件に興味を持ち続けていますが、
その理由のひとつに「致死命中率」というものがあります。このこについて書いておきます。


戦闘での致死命中率は 0.1パーセントにも満たない

30年以上前だと思いますが、中学生か高校生の時に、山本七平さんの「私の中の日本軍」という本を読んだことがあり、
その中に「致死命中率」という数値が出て来ます。これを読んで以来、
いわゆる「乱射事件」というものが起きると、致死命中率を計算するクセがあります。

「致死命中率」というのは、戦闘行為の中で、銃で人を狙って撃って、
「どのくらい殺せるか」という率をあらわしたもの
なのですが、
このことに関して「私の中の日本軍」に詳しく書かれていました。記憶だけですが、
そのくだりが好きで何度も読んだので、多分それほど数値に大きな差はないと思います。


今回のノルウェーの「乱射」と呼ばれているものは(これを乱射という言葉で現していいのかどうか私にはわかりません)、
まだ全貌がわからないながらも、「とんでもない致死命中率」を記録しているという気配があります。


今回のノルウェーでの乱射では、現時点(7月23日午後4時)の時点で最も新しい読売新聞の記事によれば、


・700人のうち、80人以上を射殺した


と読めます。

怪我をさせたのではなく、「射殺した」とありますので、死亡したのが80人以上だと思われます。

さて、一般の戦闘での致死命中率。


私たちは、特に戦後の私たちは戦争に従事した経験のある人があまりおらず、また、
日本では戦闘訓練を受けたことのある人も少ないので、
なんとなく「銃を撃てば人をどんどん殺せる」というようなイメージがありますが、
「戦闘の中での致死命中率」というものは、実はかなり低いもので、
第二次大戦の資料では、0.1~0.03パーセントの間という数字があります。



当時の場合は、どこの国の軍隊でも大体共通の数値です。

この数値に誤差があっても、「数百発から数千発の弾丸を撃って1人死ぬ」という感じで、
実際には戦場ではほとんどの弾が「人を殺傷させることなく」撃ち続けられています。


異常に高かったテルアビブ空港乱射事件の致死命中率


上記の山本七平さんの「私の中の日本軍」の中で、どうしてそんな「致死命中率」などという言葉が出てきたのかたというと、
それを書いている時に、ちょうど日本赤軍による 1972年のイスラエルのテルアビブ空港乱射事件が起きた時で、
その際の実行犯は、奥平剛士、安田安之、岡本公三の日本人3人でした。

「日本人がイスラエルで乱射事件を起こした」というショッキングな出来事で、
当時まだ小学生だった私でも、ニュースの記憶があります。この乱射は、Wikipedia によると、


3人は、スーツケースから取り出したチェコスロバキア製のVz 58自動小銃を
旅客ターミナル内の乗降客や空港内の警備隊に向けて無差別乱射し、
さらに、ターミナル外で駐機していたエル・アル航空の旅客機に向けて手榴弾を2発投げつけた。
この無差別乱射により、乗降客を中心に26人が殺害され、73人が重軽傷を負った。


とあります。

事件後の現場検証で、3人が撃った「すべての銃弾の数」が確定されています。

その数は、合計約 400発(ネットで見ると、435発ということのようです)。
そして、死亡者が 26名。

これは、約 6パーセントから 7パーセントだという驚異的な高い致死命中率を示しています。
20発以下の弾で1人射殺している。


このニュースを見た元日本軍の砲兵隊長だった山本七兵さんが「非常に不思議」に思った気持ちが書かれてあります。
それは、「戦争での実戦では7パーセントの致死命中率など絶対にありえない」からです。


「実戦」と「これらの乱射テロ」の違いは、


・無防備であること

・無抵抗であることが多いこと

・突然であることが多く、心身共に準備していない


ということがあります。
戦闘ではない場合に致死命中率が驚異的に高く跳ねあがる理由はこれでなのですが、それにしても、
今回のノルウェーの事件の


・700人のうち、80人以上を射殺した


というのは「どういうことが起きていたのか」ということを不思議に思います。


というのも、ニュースを読むと、被害者たちは「逃げている」からです。

普通、このような単独での銃による大量殺戮というのは、考えられるのは、
「並べて不動の状態などにしてから射殺する」という方法くらいしか思い浮かばないのです。


たとえば、 2007年に米国のバージニア工科大学で、韓国人学生による銃乱射事件があって、
この時は米国乱射事件史上最悪の 33名の死者を出していますが、
この時も、私は犯人のチョ・スンヒの驚異的な致死命中率に驚いたものでした。

何しろチョ・スンヒの武器は「拳銃二丁」。

事件をニュースで見た時、流される報道は「拳銃」だという。
「そんなバカな」と私は思いました。
そんな致死命中率を銃の素人が達成できるわけがない!と。


たとえば、米国の乱射事件史上で最も有名なもののひとつが、1966年の「テキサスタワー乱射事件」で、
この犯人チャールズ・ホイットマンは海兵隊で射撃の訓練を積んだ一種のプロでした。

しかし、チョ・スンヒの致死命中率はそれをはるかに越えていた。


これを達成できるのが、上に挙げた、


・無防備であること
・無抵抗であることが多いこと
・突然であることが多く、心身共に準備していない


であるように思います。

チョ・スンヒ事件は、その経緯( Wikipedia による)が、


9時20分~30分、容疑者が学生寮より800メートル離れた講義棟の教室に乗り込み、
まずは教授を射殺。次に教室の鍵を閉めて学生を外に出さないようにした上で銃を乱射。


この短時間の間に多数が射殺されている。
10分間くらいで数十人が撃たれている。

これは実は、犯人はチョ・スンヒひとりだったので、誰かが抵抗して押さえつければ、
これほどの被害にならなかった可能性もあります。
アメリカ人の学生は韓国人のチョ・スンヒより体格の大きな男性も多かったはずですし。

しかし、実際には無抵抗で、射殺されていっている。


ノルウェーの今回の乱射では、武器自体が違うようで、報道では「拳銃、自動小銃、ショットガン」となっています。
しかし、それでも狙撃者が一人なら、同時にその3つの銃を使えるわけでもないし、
どうにも単独犯とすると、壮絶な致死数に思います。


海外や日本で乱射事件に巻き込まれたら


私は子どもの頃から「致死命中率」を計算していたせいか、いつも「ここで乱射されたらこうする」とか、
「この場合はこうする」と考えることが多いです。

そのことを細かく書くと何のブログだかわからなくなるので書かないですが、
「銃に対抗する」手段はないですが、乱射事件そのものに対応する方法は多少はあると思います。

仮に、乱射に巻き込まれた場合は、ケースバイケースで何ともいえないですが、
「相手の視線から外れる」ことが第一条件だとはいえ、今回やチョ・スンヒの時のように、
「殺すために相手が追ってくる場合」は、別の対応となるように思います。
この場合、犯人がひとりなら、「基本的には、同時にはひとり程度(一方向)しか撃てない」
ということを覚えておいてもいいかと思います。


乱射事件はどこでも起こり得ます。
もちろん日本でも。

ノルウェーのように平和な国で起きたことがひとつの象徴ではないでしょうか。

そして、チョ・スンヒ事件の時同様、
「やられる側の無意味な無抵抗」が事態もいくつか悪化させることもあるということは覚えていてもいいように思います。
なお、乱射事件では最後に「犯人が自殺する」ことがとても多いです。


<略>


◆http://eagle-hit.com/
2011年7月24日
◎未曾有の危機が世界を覆いだしている...

オスロの連続テロ事件だが、先ほど入った報道によれば、
ノルウェー警察が家宅捜査を行い、数人の身柄を拘束したという。(時事通信)


逮捕された犯人は、反イスラム主義の極右の思想をもつ男のようだが、乱射で85名以上を射殺するというのは不自然である部分が多い。
一人で拳銃と自動小銃の2丁をもち短時間のうちに85名を殺すことは、ほぼ不可能に近い。
島には約600人いたとされるから、命中率は14%を越える。プロの兵士であっても、10%を越えることはまずないといわれている。


従って、複数の犯行が濃厚である。実際、ノルウェー日刊紙VGは、
警察は島で銃を発射した人間がもう一人いる可能性を捜査していることを明らかにしており、
警官姿でない男も射撃していたとしている。(WSJより)


また、警察が通報を受けてから逮捕まで1時間以上かかっていることが疑問視されている。
警察は当初ヘリコプターで使うつもりが、出動準備ができず、車で島の対岸へ駆けつけるのに40分を要し、
そこからボートを確保するため手間取り、ようやく50分後に特殊部隊が上陸した。
その2分後に容疑者は降伏し、逮捕されたという。(WSJ、産経ニュース)



なにやら用意周到に組織だって行われた形跡がでてきている。

ノーベル賞開催地の地であり、「平和の象徴」とさえ言われたノルウェーでの大惨劇は、
「第二次大戦以来の大惨事」と地元メディアは伝えている。

同じ表現をつい最近聞いたばかりだ。「311大震災」である。

被爆国として平和復興のシンボルである日本で起きた未曾有の大惨事は、
同じ放射能問題を引き起こし、「第二の敗戦」とも言われた。


大惨事は重なるのか。本日も中国の高速鉄道の衝突という大事故が起きた。

ここにも日本の影がちらつく。戦後経済復興の象徴である「新幹線」が、時と場所を変えて惨劇を生んだ。



歴史は形を変え、繰り返すのか。

いや、めまぐるしいサイクルで折り重なるように世界的な危機が訪れようとしている。

今、私たちの周りで未曾有の危機が連鎖して起きつつあるのである...。


Munch、もう一枚、



「The Girl by the Window, 1893」です。


「黎明は日本から」なのだが、

本来の船頭の腰が重く、このままでは難破するかもしれませんなぁw

小沢一郎、あんたのことだよ。

*http://www.weeklypost.com/110805jp/index.html
<政界“冷温停止”の重大危機>
小沢一郎よ、この「瀕死の日本」を見捨てるのか     ご参照w


困ったものさ。



追:11:30AM

イスラエルの影?

◆http://satehate.exblog.jp/
さてはてメモ帳 Imagine & Think!
2011年 07月 24日
◎ノルウェーで2つの悲劇 爆破事件と銃乱射 死者多数    ご参照!



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