ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

風爽やかⅣ

2008-05-23 10:50:35 | Weblog
 画は Vincent van Gogh 

 フィンセント・ファン・ゴッホ

 1853-1890 /オランダ /後期印象派 作


 「Glass of Absinthe and a Carafe」です。



*アブサン(仏:absinthe)
薬草系リキュールの一つで、ニガヨモギ、
アニス、ウイキョウ等を中心に
複数のハーブ、スパイスが主成分である。
アルコール度数が高く70%前後のものが多い。
低いものでも40%程度、
製品によっては89%を超えるものもある。
薄く緑色を帯びており、特殊な香りと味を持っている。
安価なアルコールだったために、
多数の中毒者・犯罪者を出した事でも知られる。
アブサン中毒で身を滅ぼした有名人としては、
詩人ヴェルレーヌや画家ロートレックが居る。


☆このアブサン、学生時分によく飲みました。

フランスはワイン大国ではありますが、滞在中、

のん兵衛には物足りぬのか自家栽培のリキュールを、

勧められてご馳走になりました。強いがいけましたね。

さて、いろ々、

◆http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/
*05/22/2008
日本経済のアメリカ離れが加速している

先月の財務省の貿易統計を見ると、
アメリカ向けの輸出は9.1%下がっている。
日本のアメリカ向けの輸出は8ヶ月連続下がっていることになり、
この9.1%という数字はどう考えても異常である。
それにも関わらず輸出全体を見ると4%増えている。
理由はアジア向けの輸出が17.2%増えたからである。
こういう動きからも、日本はアメリカ経済が崩壊しても
耐えられるような状態に向かっている。
返せない借金を作る国といつもでも付き合っていては仕方がない。
米国債を買っても実質金利は-5%になっている。

これからアメリカに輸出した際は、
米ドル以外の通貨や資源などで取引してもらうのが得策である。

*05/21/2008
ブログ読者の皆様へ
<略>

私は日本人として「日本」という国を信じており、
「中国」にも「アメリカ」にも媚びず
「独立国家」となるべきだと考えます。

<略>

だそうであります。アメリカ離れというより、

アメリカの経済破綻ですね。極度の販売不振なんでしょう。


田中 宇(さかい)さん、北海道新聞に投稿あり、

写真みるとまだ若い人なんですね。

◆http://tanakanews.com/080514oil.htm
石油高騰の謎
2008年5月14日  田中 宇
<略>

▼国際石油市場は二重価格制?

WTIの「国際石油価格」は1バレル100ドル以上だが、
世界の毎日の石油売買のうち、
どの程度の割合がこの高値で取り引きされているかは不明だ。
アラブの産油国は昔から、イスラム諸国や非同盟の開発途上国に対し、
安値で石油を売る傾向があった。
OPECは1960年に設立された時から、
発展途上国に安く石油を売ることが目的の一つだった。

現在でも、たとえば先日米上院で問題にされたことは、
サウジアラビアがイランに1バレル20ドルという
国際価格の5分の1で原油を売っていることだった。
国際政治の「一般常識」としては、スンニ派で親米のサウジと、
シーア派で反米のイランとは犬猿の仲で、
サウジがイランに超安値で石油を売ることなど考えられない。
しかし現実には、
各王子が石油利権を分け与えられているサウジ王室の中には、
反米的な王子もおり(王室内で親米と反米を演じる役割分担をしている)
彼らは石油を安値で各地の反米イスラム勢力に売っており、
イランはその一つらしい。中南米では、ベネズエラのチャベス大統領が、
周辺諸国に安値で石油を売り、反米の方に傾ける戦略を採っている。

中東のヨルダンは建国以来、
パレスチナ人が反イスラエル化するのを防ぐための米英の傀儡国であるが、
フセイン政権が倒されるまで、隣の反米産油国イラクから、
石油をほとんど無償(野菜との物々交換)で受け取り続けていた。
イラクが混乱した今では、代わりにサウジから石油を
安値(もしくは無償)で得ていると思われる。国際社会では、
産油国から非産油国への政治的な石油の安値供給が各地で行われている。

欧米系の国々や日本、韓国など、
アメリカ中心の覇権体制にぶら下がっている先進諸国は、
法外に高いWTI価格で石油を買わざるを得ないが、
その他の非米・反米の傾向がある国々では、
政治的に設定されたもっと安い価格で石油を買える。
特に米軍イラク侵攻後は、ロシアのプーチン政権や
イランのアハマディネジャド政権、ベネズエラのチャベス政権などが共同し、
政治的な石油安値販売の戦略を強化し、サウジや中国も巻き込んで、
世界的な非米同盟を構築し、アメリカの覇権体制を壊すことを狙っている。

つまり世界の石油業界は、
世界の多極化に賛成する国は1バレル20ドル程度の「非米価格」で、
米英中心主義にぶら下がり続ける国は
1バレル100ドルのWTI価格で石油を売る二重価格制になっている。
おそらくWTIがいくら上がっても、非米価格には関係ない。
原油の採掘原価は、多くの場合1バレル10ドル以下なので、
20ドルで売れば利益は十分だ。

世界の石油取引のうち、どのくらいの量が非米価格で、
どのくらいがWTIで売られているかはわからない。
非米価格での石油取引は国家間の相対取引で、統計に全く出てこない。
だが、すでに述べたように、
世界の石油生産の大半を非米・反米諸国の国有石油会社が持っているのだから、
少なくとも世界の石油取引の半分ぐらいは非米価格で売られている可能性がある。
以前ベネズエラのチャベス大統領は
「WTI価格で売買されている石油量は、世界の取引全量からみればごくわずかだ」と発言していた。

<略>


だから発展途上国がまだもっているのでしょうね。

米英中心主義にぶら下がり続ける国=日本にとってはコリャたまらん。

もう一本、

◆http://tanakanews.com/080520BRIC.htm
イラン救援に乗り出す非米同盟
2008年5月20日  田中 宇
<略>
▼アメリカの暴挙を黙認する先進諸国への不信

BRIC4カ国の中では、
アメリカ(米英)に対する姿勢はまちまちだ。
ロシアは米英に対抗しているが、
中国は米英と対立せずに大国化したいと思っている。
ブラジルは歴代政権によるが比較的親米で、
インドは日本ほどの偏重ではないものの対米従属で、最も親米だ。

このように4カ国は、姿勢が異なるものの、
911以来のアメリカが好戦的で身勝手な、
国際法無視の単独覇権主義を貫いていることに対しては一様に、
危険だと思っている。欧州や日本など先進国(G7)が、
アメリカの傍若無人を許していることも懸念している。
このまま欧米中心の世界体制が続くと、
濡れ衣をかけられ侵攻されて100万人以上の市民が殺されたのに
加害者のアメリカが罪に問われないイラク戦争に象徴される惨事が
拡大する恐れがある。

米政府の無茶苦茶さは経済にも及び、
双子の赤字と金融危機によるドルの価値下落が世界的インフレを呼び、
エネルギーや食糧が高騰し、食糧不足による暴動が世界各地で起きている。
ドルの下落に対し、欧日はドルに代わる基軸通貨の役割を負担しようとせず、
ドル安に合わせてユーロや円を弱くする逃げの姿勢をとっている。
通貨やインフレの面でも、先進国は世界の主導役を果たしていない。

米政界の好戦性や単独覇権的傾向は、民主・共和両党に共通しており、
アメリカの政権が交代しても、世界の良き指導者には戻りにくいと予測される。
オバマ候補が当選し、彼がどんなに優秀だとしても、
イスラエルロビーや軍産複合体に妨害され、
70年代のカーターのような失敗政権になるだろう。

<略>


昨日の手前の記事の補足になりますねw

アメリカはアブサン中毒みたいなもんで、

頭がイカレております。

キリスト教原理主義中毒といったらより正確かな?

狂牛病中毒でもあります。

そんな狂人と日米安全保障条約をいまだ継続中です。

廃棄が至当じゃないですか?



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