ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

夏の陽射し

2014-07-13 11:33:57 | Weblog
 画は Eugène Henri Paul Gauguin ポール・ゴーギャン

 1848-1903 / フランス / 後期印象派・象徴主義        作


  「PARAHI TE MARAE パラヒ・テ・マラエ (聖なる山)1982」です。


☆曇り、蒸し暑い。

まずは、世界の嫌われ者・鼻摘み宗家、キ印偽ユダヤ、

◆http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/
idJPKBN0FG0W320140711?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
ロイター 2014年 07月 11日
コラム:ガザ侵攻は不可避か、イスラエルを待ち受ける「いばら道」


Dan Ephron

[10日 ロイター] -

緊迫する中東情勢をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相がガザ地区に
地上軍を派遣するかが焦点となっている。
それを占う上で、同首相が下した決定の1つに注目したい。

イスラム原理主義組織のハマスがイスラエルへロケット砲撃を浴びせ、
一方のイスラエルはガザ地区に空爆を行い大勢の死者が出るなど、暴力の連鎖が拡大している。

こうした中、ネタニヤフ政権は軍に対して4万人の予備役兵を招集するよう命じたと発表した。
4万人とは実に大きな数だ。

確かにハマスへの大規模な軍事作戦には、予備役兵の招集が伴うだろう。

しかしイスラエルが本当に軍事作戦を準備しているときは、隠密行動をとるのが常套手段だ。
時には軍召集の情報すら検閲し、ジャーナリストにかん口令を敷くこともある。


それとは対照的に、イスラエルが大々的に報道発表を行うのは、
何らかのメッセージを送ろうとしているときだ


今回の場合、自国の兵士たちを危険にさらすことなく、ハマスに攻撃を思いとどまらせたい
との思惑があるのだろう。事実、今のところ軍が実際に招集したのは、
数百人程度の予備役兵にとどまっている。

ネタニヤフ首相は政治家としての長いキャリアの中で、
地上戦に積極的になったことは、実はほとんどない。それにはもっともな理由がある。

200万人もの人口が狭い土地に密集しているガザ地区は、
戦争を遂行するには厄介な場所だからだ。

しかし、自身が消極的にもかかわらず、
ネタニヤフ首相は結局ガザ侵攻を命じることになるかもしれない。その主な理由は、
停戦交渉の有力な仲介者が現れそうにないことだ。

一連の衝突は2012年の停戦合意以来、最悪となっている。

発端は先月、イスラエルの少年3人が何者かに誘拐されたのちに殺害され、
ネタニヤフ首相がハマスの仕業だと断定したことだ。

イスラエルはヨルダン川西岸地区で大規模なハマス活動家の摘発を行い、その結果、
少なくともパレスチナ人5人が死亡した。


今月2日、パレスチナ人の16歳の少年が、イスラエルの極右とみられる集団によって
焼き殺されるという事件が起き、両者の緊張は再び高まった。

ハマスは長年にわたり密輸したとみられる長距離ロケットを、
テルアビブなどイスラエルの複数の都市を狙って次々と発射した。

これに対し、イスラエルのミサイル防衛システム「アイアンドーム」は、
おおむね迎撃に成功している。だがネタニヤフ首相は、空爆の次の段階に踏む込むよう求める
連立政権内部の強硬派の圧力に直面している。

ガザへの空爆では、すでに70人以上が犠牲となっているが、強硬派は閣議で
歩兵部隊を使ってハマスと交戦し、ロケット発見に努めるよう首相に迫った。

しかし2007年以降ハマスが実効支配するガザでは、
地上戦はイスラエルが思うようには決して進まないだろう


もしイスラエル軍に大勢の犠牲者が出た場合、ネタニヤフ首相は国内からの反発にあうだろう。

またパレスチナ人にさらに多くの犠牲者が出れば、イスラエルは国際社会から批判を受け、
一層の孤立化を招きかねない。2008年のガザ侵攻では
1400人以上のパレスチナ人が犠牲となり、国連の調査団から戦争犯罪にあたるとされた



したがって、ネタニヤフ首相は当面、ガザ空爆の継続を選択するだろう。
そして2012年に、1週間にわたる空爆ののち、双方が停戦に合意した時のように、
ハマスが長期の停戦に応じるよう持ち込みたい考えだ。

問題は、停戦交渉には仲介者が必要ということだ。

イスラエルとハマスには直接の窓口がない。

2012年に停戦を仲介したのはエジプトだったが、今回は関心がないようだ。

エジプトはガザと境界を接し、イスラエルとも平和条約を結んでいるため、
適切な仲介者候補といえる。しかし、最近就任したエジプトのシシ大統領は、
昨年夏に政権から追放した「ムスリム同胞団」と、ハマスが同盟関係にあるとみている


そのためシシ政権は、ガザとエジプトのシナイ半島をつなぐトンネルを封鎖したり、
パレスチナ人のエジプトへの往来を制限するなど、ハマスと敵対してきた。

トルコなど他の国々が名乗りを上げる可能性はある。

しかし、イスラエルと関係を保ちつつ、ハマスへの影響力も備えるという
交渉仲介に必要な資質を持っているのはエジプトだけだと、イスラエルの軍当局者は考えている。


イスラエルの国家安全保障会議の元メンバーで、退役軍人のItamar Yaar氏は
「ハマスが求めるのは境界のより大幅な開放で、それができるのはエジプトだけだ」とし、
「エジプトが関与しないと、軍事作戦が長期化する恐れがある」と話す。

Yaar氏は、ハマスのロケットが命中しない限りは、
ネタニヤフ首相は空爆で応じ続けるだろうと予測する。

だがロケット攻撃が長期にわたり続けば、それだけイスラエル側の犠牲者が出る可能性が高まり、
政権に対するガザ侵攻圧力は強まるだろう。

ハマスの方から停戦する可能性は低いとみられる。

そもそもハマスは一連の戦闘が始まる前から、決していい状態にあるわけではなかった。
それゆえ失うものはないのだろう。

ハマスの収入源の多くは、シナイ半島につながるトンネルを使って運ばれる
密輸品に課された税金から得られていた


しかしエジプトが封鎖してしまったため、ガザ地区の役人に給料を支払うことさえできずにいた。
犠牲者の数が増え続けているにもかかわらず、ロケット攻撃によりハマスは再び、
イスラエルへの抵抗運動の中心的存在としての地位を回復しているのだ。


*筆者は米誌「ニューズウィーク」の元エルサレム支局長で、
 現在はラビン元首相暗殺に関する本を執筆中。

*本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。



◆http://rockway.blog.shinobi.jp/
ROCKWAY EXPRESS
イスラエル人は移住準備、パレスチナ人は帰還準備? (その1


6月7日

最近の中東の「民衆革命」とアメリカのオバマ大統領の中東和平に対する
対イスラエル姿勢を見てか、多くのユダヤ系イスラエル人が
ヨーロッパやアメリカへの移住を考え、そのため外国のパスポートを
取得ないしは、取得しようと考えている、という。

常にこのブログで指摘してきたことだが、イスラエルが生き残る道はただ一つ、
1967年の第三次中東戦争勃発前の境界線に戻ること
であり、
パレスチナ国家の樹立を実現し、その新生国家と平和条約を締結し、
更にはその新生国家に対して内外共の支援をするところにある。 

それをなすことで、ようやくパレスチナの地で
ユダヤ系イスラエル人は生存していく事ができようが、それを嫌い
これからも武断的で人種差別的タルムード的支配を継続しようとすれば、
世界の情勢のゆえ早晩できなくなっていくであろう。

その結果、イスラエルを出て外国に移住するしかなくなるであろう。

その場合、多くはヨーロッパやアメリカに流れていくのであろうが、
ごく少数ながら日本に来る者たちもいよう。

我々は彼らがタルムードを捨てるのならば、受け入れる用意はある、
と言えるが、そうでなければ、来てもらう事は迷惑である


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イスラエル人は移住準備、パレスチナ人は帰還準備? (その1)
http://almanar.com.lb/english/adetails.php?fromval=1&cid=41&eid=18096&frid=41
【6月4日 Franklin Lamb】



イスラエル人は移住準備、パレスチナ人は帰還準備? (その2

6月8日

ユダヤ系イスラエル人は徐々にしかしよりはっきりと自分達の運命を理解しだしている。

自分達は「神の選民だ」とし、
聖書にパレスチナは神がアブラハムの子孫に与えた、と書いてあるから我々のものなのだ、
と強弁し、詐欺的手法で掻っ攫った金の力で
欧米諸国を惑わし、あるいは買収し、国連の決議を買い取って、
パレスチナ人を追い出して入植したが、
それは神の嘉(よみ)しない所業であったことを、自らの良心が感じている。

だから、所詮今までの手法では行き詰ることになると、このブログでは指摘し続けてきた。
従って、今や多くのイスラエル人が逃げ腰に成り出しており、
逆にアラブ人、パレスチナ人が勢いづいている。
この潮流はもはや押しとどめることはできない。

今のイスラエルで権力を握っている者たち、すなわちアシュケナジー・ユダヤ人
血統的にアブラハムの子孫ではない。

昔栄えたハザール帝国の子孫である
彼らは集団でユダヤ教に改宗した中央アジア系の人々だ。

逆にアブラハムの真実の子孫は、今やイスラム教に改宗しているパレスチナ人

従って、もしも神がアブラハムの子孫にパレスチナを与えた、
という聖書の言葉が今も有効ならば、
パレスチナ人がその権利、すなわちパレスチナに住む権利を所有していることになるのだ。

つまりヨーロッパからイスラエルに、シオニズムで入植したユダヤ人は
アシュケナジー・ユダヤ人が殆どだから、彼らはパレスチナに住む理由も根拠もない
ことになる。

だから、聖書を持ち出すな、というのである。

イエス・キリストが「あなたの言葉があなたを裁く」と言ったとおりなのだ。

アシュケナジー・ユダヤ人を始め、イスラエル人がパレスチナに住み続けることの出来る
唯一の道は、今まで虐げてきたパレスチナ人に彼らが一番望むこと、
すなわちパレスチナの真の独立を達成させ、更に彼らを物心ともども支援することで、
過去の償いをなしつつ、兄弟国家として共存していく道である。

これ以外に方策はない。


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イスラエル人は移住準備、パレスチナ人は帰還準備? (その2)
http://almanar.com.lb/english/adetails.php?fromval=1&cid=41&eid=18096&frid=41
【6月4日 Franklin Lamb】



日本移住を狙っておるのでは? すでに大連に集まりつつあるようだ、

自民党の移民政策の目玉だったりしてw  まっぴら御免だね。



Gauguin、二枚目、



「Te Tamari no Atua (Son of God)」です。



まったくその後の報道がない、

◆http://richardkoshimizu.at.webry.info/201407/article_54.html
richardkoshimizu's blog 2014/07/11
なぜ、安倍晋三偽総理は、メディアに
 「集団的自衛権行使反対焼身自殺を報道させなかったのか?



http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/008/181/20/
 N000/000/013/140506895351074349228_o0370052412458565411.jpg


「怖い」のであろうと思います。

自分の命を投げ打ってでも集団的自衛権行使に反対するような

「強い意志を持った」人物が現れたということは.....

安倍の蛮行を止めるためなら、安倍に対するテロ実行も厭わない人が出てきて

何一つ不思議はないということ。

焼身自殺の報を聞いて、安倍は次は自分が標的になると震撼したことでしょう。

後追い報道があると、集団的自衛権に国民の関心が集まってしまう。

怒りから安倍を狙う人が続々と出現する。

それを予防するための「報道差し止め」だったと理解します。

この ごろつき偽総理、蛮行の限りを尽くした今、

流石に国民が黙ってはいないであろうとわかっているはず。

国民は黙っていないです。

安倍に対するテロなど起きて当たり前です。

え、そんなこと言ってしまっていいの?

いいんです。 RKの場合は。 あはは。


コメント

*日風水 2014/07/11

  
  火焔菩薩となった男の言葉
   「君死にたまうことなかれ」と言い残すと
  男は自らの体に火を放った
  ガソリンを浴びたその体は
  一瞬にして紅蓮の炎に包まれた

  燃え盛る炎の中で
  身じろぐことなく端坐し続けている
  その人の姿は、今、火焔菩薩となって
  この国の欺瞞を焼き尽くそうとしているようだった

  平成26年6月29日
  集団的自衛権行使容認に対して
  男は命を賭して抗議の声を挙げた
  たかが不正内閣のニセ総理大臣ごときが
  われら日本国民が営々と守ってきた憲法の精神を
  主権者である国民に一切問うことなく
  踏みにじろうとしていることに対して
  彼は火焔菩薩となって
  憤怒の炎もて
  阻止せんとしたのだ

  日本国の同朋たちよ
  集団的自衛権行使などで
  「君死にたまふことなかれ」と。
  われらの敵は、敵国にあらず。
  われらの敵は、国会を不正選挙で乗っ取った
  売国政権にありと、
  そう彼は、われら日本国民の目を
  紅蓮の炎で覚まさせたかったのだ。
  集団的自衛権行使とは
  国民一人ひとりがこのように
  戦争の炎に包まれて殺されてゆくことなのだと
  彼は自らの生命を燃やしてわれらに示してくれたのだ

  彼の放った怒りの言葉は
  ニセ政権の御用マスコミが無視し続けても
  生ける言霊となって
  いつまでも いつまでも
  首都の虚空に漂い続けることだろう

  「君死にたまふことなかれ」

  「君死にたまふことなかれ………」




Gauguin、三枚目、



「Coming and going Martinique 1887」です。




嘘で塗り固められた自公政権、買弁ども、

◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2014年 07月 01日

より抜粋、

#で、川上道大のオッサンが社主を務める香川のミニコミ紙四国タイムズ
最新号(14年7月5日号)に、この「6・25」に高松チケンが、
去年7月にあった参院センキョ(比例)における高松市選管の白票水増しジケンで、
当時の市選管ジム局チョウらを公選法イハンでタイホしておった件について触れておるんだが、
もともと、コレは川上道大のオッサンが、検事総チョー宛てに刑事告発しておったんだな。

それで、コイツは、そもそも、アベの現・ホサ官である衛藤晟一が、
「高松市内で得票数ゼロ」っていう、ありえんハナシが起こってだな、
それで、ウラに何かあるってことなんだな。

あー、それで、「そこ」の部分について、川上のオッサンは指摘しておってだな、
前回(07年)のセンキョは、衛藤は高松市内で「432票」も取っておって、
ましてや、今や「アベの腰巾着」なんで、
常識的に考えても「得票数ゼロ」ってのは、ありえんのだな。


#「上」の続きで、ほうー、今度の白票水増しジケンのヒントは、
「本来、落ちなければならないハズの木村義雄」が、
「今回、同じ比例で当選しておった」
っていうことか。
それで、木村の票を洗え!ってことなんだな。

で、この木村義雄といえば、「讃岐の大悪党」ってことで、まさしく、
川上道大のオッサンの天敵なんだが、この木村を強力にプッシュしマクっておったのが、
ぬあんと、「石破のおやぢ」かよ
(**) 

うわっ、コイツはアベvs石破の、いと凄まじき、
骨肉あいまみえる刺し合いの代理バトルが、
高松で繰り広げられておったっていうことかあ!

しかし、アベは、この9月にもナイカク改造ってことで、
ダイジンのクビを挿げ替えるってんだが、
それとニコイチで「トウの役員人事」もいじくるんかいなあ。だとすると、
「石破のおやぢ」の処遇をどうするんだろうなあ。
こんな後ろから、アベの背中をピャーッと刺そうとしとる幹事チョーを、
続投させるんかいなあ(笑)


#さらに続けるが、この高松市選管における白票水増しジケンだが、おそらく、
スジとして、衛藤晟一の票が、木村義雄の票へと化けたと違うんかいなあ。

で、この「白票水増し」ってのは、たぶん、その辻褄合わせの綻びから出てきたんだと思うな。

もちろん、そんな高松市選管のことまで、オキナワの普天間いじくり回しと違うて、
石破のおやぢが嘴を挟んでおったのでは、ないと思う。

むしろ、コイツは「木村マター」で進んでおったハナシだろう。

あー、川上道大のオッサンの『四国タイムズ』を読むとだな、
一緒にタイホされた、開票作業時の得票計算係の主任で、
高松市消防キョク次長の「山下光(齢56)」ってのは、
木村義雄の息のかかっておる御仁なのか。

ま、こうやって、「石破派」が、自民トウ内でブイブイと勢力を拡大しとるんだから、
アベ的には、面白くねえよなあ(笑)



◆http://www.mynewsjapan.com/reports/1423
MyNewsJapan  04/20 2011
勝間、星野、草野 … 
 原発CMに汚染された“黒いタレント”たちの苦しい言い訳


より抜粋、

福島第一原発事故を引き起こした原因の一端は、
多額のカネを受け取って安易に原発の有用性をPRしてきたCMタレントたちにもある。

出演者を過去5年間について調べ、その12名を影響力によってランキングしたところ、
ダントツのワースト1位は、経済評論家の勝間和代氏だった。

勝間氏は形だけ「お詫び」を表明したが、原発の毒饅頭を受けとったまま、
中立な振りをして今後も評論家を続けるつもりだろうか。

2位は、皮肉にも被災地・東北楽天で指揮をとる星野仙一監督、

3位は中立的な立場が求められる司会者・草野仁氏。

これら「不適切な人たち」に、原発の安全性をどこまで確認した上で出演したのか尋ねた。

【Digest】

◇原発CMワーストランキング
◇勝間和代のポーズだけの謝罪
◇原発推進の東北楽天監督
◇「語る資格ない」草野仁
◇玉木宏「無回答」
◇安全かは調べない北村晴男弁護士
◇「六ヶ所村へ行ってきた」岡江久美子
◇子役・美山加恋に出演させた関西電力


政府と電力会社は「原発は安全」と呪文のように唱え続けてきたが、
福島第一原発では、最悪レベルの事故が起こった。
これまで原発安全神話のお先棒を担いできた連中のなかで見過ごせないのは、
原発CMで主演を張ってきた著名人たちだ


中でも、発言力の大きいオピニオンリーダーであればあるほど
国民に対する影響力は大きく、罪深い。

そこで、原発PRを目的とするCM(過去5年間のうちに放送されたもの)に出ていた
著名人12人をピックアップし、「オピニオンリーダー度数」順にランキング化した。

定量化にあたり、過去5年間(2006年4月1日~2011年3月31日)の全国紙
(朝日、読売、毎日、日経、産経)で記事の見出しに名前が出ている数
(連載記事、特集記事、インタビュー記事)の合計を「オピニオン度」と定義した。
以下が、その「原発CMワーストランキング」である。


順位 出演者 オピニオン度 社名 放送期間
1位 勝間和代 252 中部電力 2011/2/12~2011/3/11
2位 星野仙一 32 関西電力  2009/11/1~2011/3/11
3位 草野仁   31 東京電力  2010/12/13~2011/1/17
4位 玉木宏   13 四国電力  2006/7/1~2008/7/1
5位 北村晴男  6 中部電力  2011/2/12~2011/3/11
6位 岡江久美子 3 NUMO   2008/10/1~2011/3/1
6位 渡瀬恒彦  3 NUMO    2008/10/1~2011/3/11
8位 江口ともみ 2 中部電力  2010/6/1~2010/9/1
8位 蟹瀬誠一 2 北陸電力   2005年3月~2006年12月頃
10位 大槻義彦 1 中部電力   2010/6/1~2010/9/1
10位 薬丸裕英 1 中部電力   2011/2/12~2011/3/11
12位 美山加恋 0 関西電力   2007/11/1~2009/4/1


ランキング上位の著名人に、以下の質問を試みた。

「原発の安全性を確認した上で出演されたのでしょうか?」

「確認していたなら、どのくらい調査した上で出演を決めたのでしょうか?」

なお、入手できた原発CMについては、ユーチューブにアップしているので、
是非ご覧いただきたい。ランキング上位から順にみていこう。


◇ポーズだけの謝罪、勝間和代

まず、ダントツの一位となったのが、経済評論家の勝間和代氏。
勝間氏は、朝日新聞に「勝間式『自分ナビ』宣言」、
毎日新聞に「勝間和代のクロストーク」、
産経新聞に「人生戦略の立て方 経済評論家・勝間和代」など複数の連載を持ち、
時代の寵児のようなオピニオンリーダーぶり。
特に、シングルマザーや働く女性から高い支持を得ているのは周知の事実だ。
その勝間氏が、弁護士の北村晴男氏、タレントの薬丸裕英氏とともに出演したのが、
中部電力が事故発生まで流し続けた次のCMである。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14273940

このCMは、今年2月12日から放送されたが、3月11日の震災で打ち切りとなった。
本当はいつまで流す予定だったのか。それについて、中部電力広報部に聞くと
「第三者に契約内容について言うことはできない」との対応。
他の原発CMと同様の扱いと考えると、
半年、一年、二年といったスパンで契約していたと推測される。

 

◇原発推進の東北楽天監督

第二位は、星野仙一氏。

星野氏は、2007年1月に北京オリンピックの野球の日本代表監督に就任。
それから翌年8月の本番にかけて、一挙手一投足が連日、報じられた。
そして2010年10月からは、東北楽天イーグルスの監督に就任。

組織を統率する監督という立場は、企業経営者にも通じる。
元スポーツ選手は知識人とは違う世界ではあるかもしれないが、
星野氏がオピニオンリーダーの一角にいる影響力の大きい人物であることは間違いない。

その星野は、関電の原発CMに3つも出演していた

原発を推進してきた星野氏が、津波と原発で被災した東北復興のため、
楽天で指揮をとるというのは、歴史の皮肉、といえるのではないか。


▼http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/mnjimages/reportsimg/
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上は現東北楽天イーグルス監督の星野仙一氏、下は元NHKアナウンサーの草野仁氏。


▼http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/mnjimages/reportsimg/
 tinyReportsIMG_H20110419223808.jpg
上は4位の俳優・玉木宏。下は5位の弁護士の北村晴男氏。


▼http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/mnjimages/reportsimg/
 tinyReportsIMG_G20110419223808.jpg
上は女優の岡江久美子氏。下はタレントの薬丸裕英氏。


▼http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/mnjimages/reportsimg/
 tinyReportsIMG_F20110419223858.jpg
上は俳優の渡瀬恒彦氏。中は、女優の江口ともみ氏、下は学者の蟹瀬誠一氏。


▼http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/mnjimages/reportsimg/
 tinyReportsIMG_E20110419223858.jpg
上は大槻義彦・早稲田大学名誉教授。下は女優の美山加恋氏。




「因果は巡る風車」、 誰もこの哲理から逃れることは出来ません。