ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

近づく夏Ⅴ

2014-06-30 11:00:18 | Weblog
 画は 歌川 國貞 (三代豊國)

 天明6年(1786年) ~ 元治元年(1865年)

 号は、香蝶楼・一雄齋・五渡亭など               作



  「当世五人女」より、「雁のお文」 「安のおやす」

  「雷のお庄」 「極印のおせん」 「布袋のお市」です。



☆晴れ、気温上昇中。

昨日午後よりネット接続ができず、先ほどNTTの工事業者の人に来てもらい、

回復いたしました、やれやれ。

当ブログはいまだADSL・メタル接続ですw

業者によると外の電線が劣化してパケットの容量が落ちていたそうで、

別の電線に繋ぎ直したとのこと。

それでもネット接続不可でしたが、ADSLモデムの電源を一旦切って、

再起動したら回復しました、回線劣化で固まっていたとか。

こんなこともある、皆様何かのご参考にw

というわけで、記事の更新は午後からになります。



追:2:10PM

國貞、二枚目、



「雙筆 (國貞&廣重) 五十三次 程かや」  「金澤海道 山野風景」です。



いやはや、「名分無き暴走への抗議」の意思表示なのだろうが、

◆http://japanese.ruvr.ru/news/2014_06_29/274068639/
ロシアの声 29日 6月 2014,
集団的自衛権に反対する男性が新宿で焼身自殺を図るビデオ


東京都のJR新宿駅南口の横断橋上で29日、
集団的自衛権反対などと主張していた男性が焼身自殺を図った。
共同通信が伝えた。

共同通信によると、男性は110番通報で警察官や消防が駆け付けた後も、
安倍政権への抗議を続け、
ガソリンとみられる液体を体にかけ、ライターで火を付けたという。

伝えられたところによると、男性は病院へ搬送されたが重傷。

日本政府は7月1日、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行う見通し

集団的自衛権の行使容認に反対する人々は、
日本が国際紛争や戦争に巻き込まれる恐れがあると考えている。

byリア・ノーヴォスチ


http://www.youtube.com/watch?v=p4SS94-rkLw
Self-immolation(焼身自殺) man at Tokyo,Japan 29.6,2014



◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-2fe3.html
植草一秀の『知られざる真実』
2014年6月29日 (日)
安倍政権暴走による急迫不正の事態に国民が対処


より抜粋、

安倍政権が集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を強行しようとしている
ことに反対する主権者の声が拡大している。

東京新宿では、抗議演説ののちに焼身自殺を図るという、悲惨な事態まで発生した。

どのような抗議演説を行ったのかは不明だが、極めて痛ましい事態である。

しかし、安倍政権が、米国の創作する戦争に日本も積極的に参加してゆくことを目的に、
憲法を正規の手続きを経ずに、なし崩しで改定してしまう
ことは、
日本の主権者にとって由々しき事態である。

このような蛮行を許してはならないと考える主権者は、
極めて多数存在すると思われる。

この暴走は、行政権を有する内閣の決定によって進められようとしている。

国権の最高機関である国会の承認によるのでなく、
内閣が、勝手に閣議で決定してしまおうとしている


内閣といえども、憲法という縛りの下に置かれる存在である。

憲法は、政治権力が暴走しないように、
政治権力を縛り、主権者国民の権利を守るために存在する。

同時に、その憲法が、政治権力によって、安易に変更、破壊されないように、
憲法を改定するルールには厳しいハードルが設けられている。

ところが、安倍政権の行動は、こうした憲政の常道そのものを破壊するもので、
文字通り常軌を逸している

(中略)

まとめると、

  1.日本は主権国家であり、国際法上 集団的自衛権を有していることは当然である。


  2.日本は集団的自衛権を保持するが、その行使は憲法上許されない。


  3.日本が武力行使などの自衛のための措置をとることができるのは、
    日本が外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の擁利が
    根底からくつがえされるという急迫、不正の事態に対処する場合に限定され、
    その措置は、国民のこれらの擁利を守るための止むを得ない措置としてはじめて
    容認されるもので、必要最小限度の範囲にとどまるべきものである。


これが、1972年政府見解の要旨である。

この解釈が、憲法そのものである。

個別的自衛権の行使は限定的に認められるが、
集団的自衛権の行使は憲法上許さなないと明言している


したがって、集団的自衛権の行使を容認しようとする場合には、
憲法改定の手続きを経る必要がある。

誰が考えても分かる、当たり前のことである。

それを、安倍政権与党は、屁理屈をこねまわして、
憲法改定手続を経ずに、憲法の内容を変えようとしている。

本当に恥ずかしいことだ。




◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2014年 06月 18日


#ほうー、今日(=6・29)の午後2時すぎ、JR新宿駅南口の路上で、
「集団的自衛ケン行使容認の解釈改憲ハンタイ!」を訴えておった年配の男が、
いきなり、焼身ジサツを図ったのかよ(**)。

放水して、一命は取り留めたものの、重傷かよ。いやあ、コイツは
三島由紀夫が、市ヶ谷に乱入して、日本刀でハラキリをヤッタのとクリソツぢゃないか!


さて、口先だけの反戦平和を唱える
イケダモン大先生んとこの創価ガッカイ=公明トウは、どうするんだろうなあ。
早々に、この「7・1」にも閣議ケッテイにGOサインを出すってことらしいんだが、
せめて、もうチョット、「揉めた」っていう演出が欲しいよなあ
あまりにもストレートにスルーしちゃってるよなあ(笑)

うわっ、柳原滋雄のツイッターを見ると、今度の集団的自衛ケンのモンダイで、
だいぶ、批判が根源的なところに向かおうとしておるのを感じる。
このままイケイケドンドンで突っ込んだら、ひょっとして、
信濃町にケツをマクるってことも、ありなんかいなあ。
だから、現場レベルで「おかしい!」と思っておる学会員は、相当おると思う。


  https://twitter.com/yanagihara1965
  柳原滋雄                 より抜粋、

  #柳原滋雄 @yanagihara1965 · 6月28日

    日本という先進国で進行している一種の政治的クーデター
    公明党・創価学会執行部が「全面降伏」した結果だが、
    28日付公明新聞は「今回の閣議決定案の内容が、
    現行憲法の規範のもとでの解釈変更の限界点であるという認識を示し、
    それを自公両党で共有した」と。そこには何の『担保』すらもない。


  #柳原滋雄 @yanagihara1965 · 6月28日

    1999年以来の自民・公明の関係において、
    公明・創価学会の関係をだれよりも知っているのは自民党。
    いくらでも脅しの素材を持っているはずだ。
    戦えなくなった宗教団体は、今後も言いなりになるしかない。
    これからも国政公明党には期待できない。同じことを繰り返すだけ。


  #柳原滋雄 @yanagihara1965 · 6月30日

    あす行われるという閣議決定の根拠は、お手盛りの《安保法制懇》と
    内容は「完全非公開」の《自公与党協議》だけ。
    国民の民意など、どこにも反映されていない。
    内容うんぬんの前に、民主主義の原則に完全に違反した政治的クーデター
    一宗教団体がそれに加担したということ




◆https://twitter.com/h_hirano
平野 浩                より抜粋、

#平野 浩 @h_hirano

  公明党の地方議員を集めた集会は、完全なガス抜き。
  なぜなら、国会閉会後に速やかに閣議決定ということは
  早くから伝えられていたからだ。
  最初から連立離脱なしと決めて議論をしているのだから、
  腰が引けているのは歴然。
  何が平和な党なものか
  公明党はただ与党にとどまり続けたいだけの党である。


#平野 浩 @h_hirano

  中国は今年に入って米国債を売却。 人民元に先安観が強まっているからだ。
  3月には1ドル6・237元まで下落して最安値。
  人民元売りが殺到しているためだ。
  それも投機筋が売っているのではなく、中国の資産家が売っている。
  これが進むと外資が逃げ出す。だから米国債を売って人民元を買い支えている。


#平野 浩 @h_hirano

  日本が戦後奇跡の復興を遂げたのは、米国からの民主主義のせいではなく、
  戦時総力戦経済体制──官僚による統制経済が機能したからである。
  そこに日銀と大蔵省との暗闘が潜んでいる。
  日本に官僚主導国家運営体制が残っているのはそのためである。
  http://electronic-journal.seesaa.net/article/400542251.html


#平野 浩 @h_hirano

  中国の習主席が同盟国の北朝鮮首脳と事前の面会なしに
  韓国を国賓として訪問するのは前代未聞。 北を見切ったともとれる。
  長谷川慶太郎氏によると、中国にはもはや北を援助する経済力がないという。
  中国から北へは3つの無償援助がある。
  年間原油50万トン、無煙炭50万トン、穀物50万トンである。




國貞、三枚目、



「雙筆 (國貞&廣重) 五十三次 宮」 「熱田駅 寐覚里 遠景」です。




昨日の記事関連で、

◆http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=200708011
舩井幸雄 2007年8月24日
鹿島さんと太田龍さん


より抜粋、

8月22日のこのページに「夏休みに読んで参考になった本」のリストを載せました。

その中で、もっともびっくりした本は、鹿島著 『裏切られた三人の天皇
(1997年1月20日、新国民出版社刊)です。

ただし私の読んだのは今年8月23日に出た第3版です。


この本の中には、以下のような太田さんの文章が入っていました。それを転載します。

_________________________________________


『裏切られた三人の天皇』によって、日本民族の至宝、日本で唯一人のまともな本物の歴史家
であることを証明した鹿島昇、その古典的著作の復刊を祝う。

太田 龍
(鹿島史学の唯一の拠点、新国民出版社を支援する会)

 
○『裏切られた三人の天皇』によって鹿島は日本民族が生んだ、唯一人まともな歴史家。
 歴史家の名に値いする唯一の歴史家。日本に於ける最大最高の歴史家であることを証明した。

○鹿島が、平成13年(2001年)4月に逝去されたあと、
 長らく品薄、品切れ、絶版となっていた本書が「新国民出版社」によって、今、
 重版(第3版)が上梓され、日本全国の有志読者に届けられる。

○本書の新版が、鹿島史学復興の資となることを期待する。

○「裏切られた三人の天皇」と言う。

その「三人」とは誰か。

それは

孝明天皇

睦仁新天皇

大室寅之祐天皇、
(又は奇兵隊天皇、又は睦仁天皇が岩倉薩長国賊どもに弑逆されたあと、
睦仁を名乗った明治天皇にスリ替えられた天皇。=明治天皇)

この「三人」を意味する。

○この「三人の天皇」の前に徳川14代将軍家茂の暗殺毒殺

○そしてこの家茂に、皇女和宮が降嫁している。

和宮は、孝明天皇の妹宮である。 和宮の死因も、問題とさるべきであろ

○「裏切られた」と言う。

それでは、裏切ったのは誰か。 裏切り者は誰か。

その秘密を本書は、明治以来初めて、全面的に解明して、白日の下にさらけ出した。

○その意味に於て本書は、孝明天皇父子弑逆と、
 そしてその歴史の隠蔽捏造の上に構築されている明治以降のニセモノ日本国家の土台を
 精神的思想的に顛覆するエネルギーを内蔵している


○私は、1980年代初期から、故鹿島と親交があり、1990年に出版された、
 その『日本侵略興亡史』は、すぐに手に入れて繰り返し熟読した。

○そして、本書及びそのあとの『明治維新の生贄』の内容を十分に消化して、
 拙著『長州の天皇征伐』(成甲書房)を執筆、出版した。

○鹿島さんが2001年4月に逝去されたとの報を聞き、その後ずっと心配して来たが、
 鹿島史学の大切な基地としての、新国民出版社が存在することを知って私は元気付けられた。

○ そして、私の友人にして同志である故鹿島さんの遺志を受けつぐ
 新国民出版社を支援しなければならないと考え、
 「鹿島史学の唯一の拠点新国民出版社を支援する会」を創設し、
 そして、今ここに、鹿島さんの最高の傑作にして、日本民族の歴史に残るべき古典である
 『裏切られた三人の天皇』第3版を日本の読書界に送り出すことが出来た。

○読者の皆さんの支援を得て、鹿島史学の精神復興発展のために、今後とも努力して行きたい

  平成19年6月16日記
  「鹿島史学の唯一の拠点、新国民出版社を支援する会」
  〒112-0001 東京都文京区白山5-35-12
         太田 龍
         電話 03-3813-7825

(転載ここまで)。

_________________________________________


私は、この本が1997年に発行されたことにまずびっくりしました。

いまでこそ、明治天皇と睦仁親王のことは多くの著書にとりあげられるようになりましたが、
’97年時点では、これを書くことは、「生命の危険」があったと思います。
鹿島さんの良心に敬意を表します。

また、太田さんも鹿島さん同様の良心と信念の人だ・・・と思い敬意を表します。

私は、鹿島さんや太田さんとは歴史の見方が異なります。主張もちがいます。

そのあたりはもうすぐ出版される、私と太田さんの対談本(ビジネス社刊)を、
お読みください。太田さんも鹿島さんとは、かなり意見がちがうようです。

とはいえ、真実がはっきりして来た最近の日本の社会風潮に、おどろくとともに、
「いよいよ、よい世の中が近づいたようだ」と喜んでおります。

よろしければ鹿島さんの、この本を、ぜひお読みください。

ほとんどの人が、びっくりするとともに、深く考えられることがおありだと思います。


                                =以上=



鹿島という人は既報ですが「在日」です。

大森の朝鮮出身で、同じ出自の池田大作をよく知っておったようです。

「在日」だからこそ、日本人のしがらみ抜きで真実に肉薄出来たのだと思います。

早稲田大学法学部卒の弁護士で、この点からも官製史学から自由だったのでしょう。

他の著作も多いが、はて?

早稲田には水野祐、万世一系は26代継体天皇で途切れた=「三王朝交替説」、がいたからねぇ。

魁(さきがけ)の栄光は鹿島ですな。 続々と続きますが。