今日も日中は暖かい。電車に揺られるまどろみの時間を終えて、今日の万歩は久しぶりの庄内川渡り。中小田井の駅から歩き始めた。
静かな午後で路地道には車も人影もない。屋根の上のテレビアンテナに小鳥が二匹、早くも傾きかけた太陽に向かって羽根を休めている。つがいだろうか。軒下を通過するこちらに気はついているのだろうが、飛び立とうとはしない。
しばらく歩くと、こんどは電柱の柱上トランスの上に、からすが一匹 . . . 本文を読む
不景気だといわれながら、サラリーマンや公務員にはボーナスが支給されはじめ、週末のデパートやショッピングモールは結構の人出だったようだ。
LEDのイルミネーションはビルの壁を飾り、街路に面したショーウインドウもホワイトクリスマスを想定したデコレーションで需要喚起である。シュトレーンやパネトーネと云ったクリスマス用のフルーツケーキが並ぶケーキ屋には、早くも女性たちの列ができている。
こうして見る . . . 本文を読む
曽野綾子が週刊誌「ポスト」に2006年から2008年に渡って書いたコラムを纏めた本、『謝罪の時代』(小学館)を読んだ。シリーズになっているようで、すでに8巻である。
彼女の本を読むのは久しぶりだ。以前は、些かハッキリと断定しすぎる物言いが引っかかって敬遠していたのだが、今回はそのタイトルに惹かれて読んでみた。沢山ある新刊書の中、たった四文字で読みたい気持をグリップするのだから、本のタイトルは大 . . . 本文を読む
12月もほぼ半分が経過したが、冬の寒さは未だ本格的にはなっていない。今日も風のない穏やかな陽気である。今月13日間、名古屋の最低気温の平均が4.7度になるが、これは例年並ということなのだろうか。
それに比べ、北米や欧州は結構冷えているようだ。
NBCのニュースによると、昨日から今日にかけて、ミシシッピのデルタからメインまでのアメリカの東半分20州に降雪があったらしい。ルイジアナやテキサスでも . . . 本文を読む
フィギュアスケートのグランプリファイナル第一日目、女子のショートプログラムをTV観戦。
会場の韓国、高陽のアイスリンクは観客で一杯のようだ。ソウルの北隣、新興の住都市だからか、ファンの熱狂も韓国の割りに抑制気味に聞こえる。
まずは「攻める」日本の浅田真央の登場。キムヨナの好敵手だが、韓国内でもマオ人気はあるようで、結構な声援が揚がる。ドビュシーの「月の光」にあわせた、彼女らしい繊細なスケーテ . . . 本文を読む
食べ物ではなく口の内粘膜を噛んで口内炎をつくったり、緊張のあまり喋りを噛んだりすることがよくある。粗忽な性格のせいだ。
そんな「噛む」話題を二つ。どちらも今日の読売朝刊(12月11日)で読んだものだ。
「噛めば噛むほど脳のレスポンスが向上」という社会面の囲み記事では、TVでよく見るメジャーリーガーがクチャクチャやっている例の「ガム噛み」と彼らの強打とには、どうやら関わりがありそうだという研究を . . . 本文を読む
ムガベの独裁による圧制が招いた劣悪な経済事情の中、ジンバブエの人々はコレラというもうひとつの試練を強いられている。
日本からは遠いアフリカの南部で起っている悲劇を海外メディアはここ数日連続して伝えているが、きょうのドイチェヴェレのIPODでも関連したニュースが聴かれた。
それによると、現在、現在のコレラ患者は13960名、すでに589名(現在のWEB情報では746名に増えている)が死亡したと . . . 本文を読む
家人がヤーコンを食べたいと言い出した。
最寄のスーパーには無いというのでWEBで調べ、最初にヒットした業者のページをプリントして渡しておいたら、電話で注文した品が届いたらしい。
早速、夕食の鳥のつくね鍋に入って出てきた。キムチ鍋汁のなかにキャベツ葉と一緒に煮あがったヤーコンスライスは、これだといわれないとわからない。煮てもしゃきしゃき感は残るようだが、馴れないせいか今ひとつしっくりこなかった . . . 本文を読む
11月26日に新しいブログを2つオープンしたと書いたが、今日はそのうちのひとつ、無沙汰の詫びのつもりで作った異業種交流グループ向けの、いわば内輪ブログの内容について書こうと思う。
情報が限られている中、韓国メンバーのJさんが公式にオープンしている韓国語のブログから、名古屋のメンバーに関して書かれている部分をピックアップして転載することが多くなっている。
PCソフトの力をかりながら意訳したもの . . . 本文を読む
《イオンモール岡崎》がリニューアル・オープンとある電車の中吊広告を読んで気が変わり、ひさしぶりに岡崎を訪ねた。
戸崎の日清紡跡地に1995年に開業したジャスコ岡崎が拡張、テナントモールとシネコンを併設してのリニューアルオープン。10月始め、埼玉県越谷市に新規オープインしたイオンのSCに次ぐ規模で、延床面積233,000平米に200以上のテナントがはいっている、日本屈指の規模を持ったショッピング . . . 本文を読む
NBCTVの今日のニュース、トップストーリーとして、過去1年でアメリカ全土で2百万が仕事を失っていて、その半数はここ3ヶ月以内であるとレポートしている。
11月単月の533000という数字は1974年来最大。雇用のクッション部分だったサービス業分野が370000と最も多く、その結果、失業率は6・7%に上昇し、一部の州では失業保険の底が尽きはじめていると報告している。
アメリカの国内ニュースは、 . . . 本文を読む
出かける前の時間調整で廻したTVチャンネル。若い女性のピアニストが出演している《徹子の部屋》で停止。番組の最後まで見てしまった。
このピアニストは、アリス・紗良・オット(Alice-Sara Ott)。初めて見る顔だし、聞く名前である。
1988年、ミュンヘン生まれの日独混血というから、今年やっと二十歳の元気一杯。ザルツブルクにあるモーツァルテウム音大の学生の身分だが、短い過去にはスタインウ . . . 本文を読む
昼のTVニュースで大阪の橋下知事のインタビューを見た。
大阪府の教育委員会が、公立小中児童生徒の携帯電話の校内持ち込みを禁止する方針に関するコメントを求められたもので、「問題なし」と賛同する姿勢を見せ、「携帯を欲しがる自分の子供には持たせていない」とちょっと自慢気に云いながら、家庭や保護者の理解と対応を望むメッセージの発信だった。
「ルールの明確化を求める」だけで、具体的なアクションの伴わな . . . 本文を読む
アメリカの辞書出版社ミリアム・ウエブスターが選んだWord of the Year 2008は、Bailout (金融支援・企業救済)であると発表した。ウエブスターのWEB辞書サイトで最も検索された英単語というわけである。
そのページを見てみると、ベスト10が一緒に掲載されていて、2番目が Vet(厳密検査)、3番目が Socialism(社会主義)、4番目が Maverick(一匹狼)、5番 . . . 本文を読む
知人6人から年賀遠慮の喪中葉書が舞い込んだ。例年になく多いのは、そろそろ世代交代の時期なのだろうか。ラブドワンの平均寿命は87歳。父親がほとんどだから近頃は男性も長生きである。
そんなタイミングで五木寛之の《林住期》(2007年・幻冬舎)を読む。
万歩途中のモスバーガー、コーヒーを頼んだら220円と云われた。突然の10%アップとは何事かと思ったが、大人気ないと口には出さずに飲み込んだ。癪だっ . . . 本文を読む