5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

1個27万円の柿

2018-10-26 21:08:50 | たべもの
「渋柿は馬鹿の薬になるまいか」子規は果物がたいへん好きだった。かついくらでも食える男だった。ある時大きな樽柿を十六食ったことがある。それでなんともなかった。自分などはとても子規のまねはできない、これは、夏目漱石の小説『三四郎』で、広田先生が三四郎に子規の柿好きを語る場面だ。三四郎は笑って聞いていたとあるが、漱石自身も柿好きだったのだろう。今日は渋抜きをする樽柿ならぬ、この地方の代表的な甘柿「次郎」 . . . 本文を読む