ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

健康問答から

2010-01-31 21:58:16 | 健康・医療
Q1:水は最低でも2Lを飲まなければいけないのか。
Q2:塩分は摂りすぎてはいけないのか。
Q3:牛乳を飲むのはいいことなのか、悪いことなのか。
Q4:朝食抜きの生活は、本当に身体に悪いことなのか。
Q5:酒を毎日飲むことは本当にいけないことなのか。
Q6:コーヒは身体にいいのか、悪いのか。
Q7:ウオーキングは本当に身体にいいのか。
Q8:玄米食は究極の健康食なのか。
Q9:そもそも予防注射は本当に必要か。
Q10:ガンの早期発見は意味があるのか。
Q11:病院に行けば病気は治るのか。
Q12:健康法の大家はみな長寿か。

「健康問答」(五木、帯津著、平凡社)では、作家と医者がこれらの問いに回答を出さんと議論されています。確かにこの手の話はよく俎上に上がりますが。
諸派の結論はちょっと極端なのかもしれない。【健康のためなら死んでもいい】なんていう時代ですから。

   ***

先日NHKの衛星放送で、弓矢の軌跡を超スローで紹介する番組がありました。その映像では、放たれた矢は左右上下にぶれながら飛ぶのですが、矢羽が回転しながら見事に軌道修正し、放物線を描いて目指す的を射抜くのです。もし矢羽がなかったら、ぶれずにまっすぐ飛ぶのですが、ちょっとしたことで大きく的を外すらしい。

要は、天地左右にぶれながらも、ベクトルさえしっかりしていれば、そんなに変な方には飛んでいかない、ということらしい。言い換えれば、「ぶれるからこそ、まっすぐに飛ぶ」といえるようなかんじです。

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右に傾き、次は左に、そして反動も含めてまた右に、けれでもトータルでは結構まっすぐ行ってる・・・【中庸】とはこんなことを言うのかもしれません。
水をムリして飲むことはない、塩分をムリして控えることもない。歩くために歩くのではなく、生活のために歩きたい。最終目標は「健康」ではなく「生きぬく」ことなんですから。そんな風にこの本を読みました。

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