永遠の

永遠の嘘をついてくれ 　今はまだ二人とも旅の途中だと
君よ 永遠の嘘をついてくれ　いつまでもたねあかしをしないでくれ

永遠の嘘をついてくれ　 一度は夢を見せてくれた君じゃないか
君よ永遠の嘘をついてくれ　たとえこの心臓が発作を起こそうとも

苦しかったら酒がある　悲しかったら泣けばいい
良寛和尚のように　来る時が来たら逝けばいいと

永遠の嘘をついてくれ　 出会わなければよかった人などいないと笑ってくれ
君よ永遠の嘘をついてくれ　俺にはもう、目はない、耳もない、口もないのだ

なのに永遠の嘘を聞きたくて　今日もまだこの街で酔っている
永遠の嘘を聞きたくて　今はまだ二人とも旅の途中だと
君よ永遠の嘘をついてくれ　いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ　なにもかも愛ゆえのことだったと言ってくれ