ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

吉備と邪馬台国~霊威の継承~

2013-11-09 18:39:56 | 美術・芸術・博物館
大阪府立弥生文化博物館で、「吉備と邪馬台国~霊威の継承~」と題した特別展が開催されている。
吉備の弥生墳丘墓で発見された高さ1mを超える特殊器台が、箸墓古墳を始めとする大和地方の 初期前方後円墳にも用いられていることなどから、3世紀初頭の吉備と大和の関係、さらに邪馬台国の姿を検証しようというもの。岡山大松木教授らによる計6回の講演会も合わせて行われている。
講義内容は、11/2「吉備弥生社会の変容と古墳時代への移行」、11/9「吉備弥生文化の成立と発展」、11/23「吉備弥生人の姿と心」、11/30「継承論理の創出」 、12/7「ヤマトの国邑」、12/23「前方後円墳の成立と箸墓」。
費用は年間パス代2000円のみで、聴講フリーなので先週から通いだした。

さらに同館では、木曜大学と称して来年3月まで都合15回の講義も行われる。
前期;【弥生の人びとが生きた世界】 講師:秋山浩三副館長
「米食の始まり-縄文時代から弥生時代へ-」 「最初の<近畿弥生人>は何処から来たか」 「弥生人の体格と衣食住」 「弥生人の生業」 「弥生人のマツリ」 「弥生集落の風景」 「弥生時代に都市は存在したか」 「卑弥呼の墓はどれか-弥生墓から古墳へ-」 「古墳の誕生-弥生時代から古墳時代へ-」

後期;【トイレ考古学入門】 講師:黒崎直館長
「トイレは何処だ!-トイレ遺構の発見-」 「どうしてトイレと判るのか?-トイレ考古学の確立-」 「古代都市のトイレ事情-藤原京・平城京のトイレ遺構-」 「日本列島・西と北のトイレ-鴻臚館跡・秋田城跡のトイレ遺構-」 「中世のトイレ-平泉・鎌倉のトイレ遺構と描かれたトイレ-」 「トイレ遺構の研究、あれこれ-トイレ考古学の現在・過去・未来-」

面白そうでしょう!ウンチクがたまりそうです。
車で30分ぐらいかかるけど、今のところ機嫌よく通っています。