ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

陽春の奈良

2013-04-10 19:29:42 | 旅行
朝、息子の引っ越しをちょっと覗いてから、西名阪を東進して奈良に向かう。

奈良国立博物館 <當麻寺曼荼羅完成1250年記念> 特別展に行く。
1000年昔の日本人の【極楽浄土へのあこがれ】を老骨の感性を一杯に拡げて受けてみた。
めちゃめちゃ疲れた。体力のなさを感じる。

まだまだ僕たちの計り知ることのできない歴史の真実が、暗黒の世界に大きく横たわっている。
残されたものから想像たくましく往時を推理しなければ、古典作品の機微を感じることは到底ムリ。
否、思うだけではあまりにも単純な結論に達し、それに満足してしまいそう。
1にも2にも勉強なり。

   ***

奈良は鹿の毛の生え換わりの時期だろうか、結構ボロボロしてきた連中が多い。
鹿苑に足を延ばすと、のたりのたりとそこそこに集まって、ゆったりと毛づくろいをしていた。
・・・落語「鹿政談」を思い出す。

陽春の奈良は、最高に気持ちがいい。

   ***

しかし、嗚呼しかし、羽生は敗れ、阪神は勝てず! 
冬毛を捨てて夏毛に変わろう。明日からは!