ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

墓文字の謎―新嶋八重―

2013-04-19 21:17:00 | 文化
録画しておいたBS歴史観「新島八重」を見ていて、奇妙な画像に引っかかった。
同志社の地に眠る新島襄の墓標の島の字に、ヨコ一がない、
しかも並んで映る新島八重の墓標が新嶋八重になっている!

検索してみたら、新島襄の墓標(1890年)は勝海舟の文字で、
新島八重の墓標(1932年)は新島襄の教え子徳富蘇峰の文字とのこと。
新島襄の墓標は最初木板に書かれていたが、翌年そのままの字体で石造に変わった。
その後学生による墓石破壊(1986年)の折に再建されて3代目になるが、
すべて勝が書いたヨコ一がない島の字である。
それ以上のことは何もわからない。

勝が何故意図的に島の字から一を引いたのか。
蘇峰はおそらくその理由を知っていたのだろう、だから新島八重に山を付け加えたのではないか。
新島襄がフリーメーソンだったという都市伝説と関係があるのだろうか?

果たして、歴史の裏に隠された勝から蘇峰に伝わったメッセージとは、一体何だったのだろう?