スポーツかゲームか

スポーツとゲームの違いについて、「男女の差が出るのがスポーツだ」と定義した人がいる。
「ざぶとん一枚！」と相槌をうつ。
どうやら、中国が囲碁をオリンピックに入れたいと言いだしたところから始まった議論らしいが、この説を続けて、彼はカーリングはスポーツでなくゲームだと言ってる。どうも、カーリングでは男女の差が少ないらしい。

しかし、バンクーバーでの試合を見る限り、カーリングは立派なスポーツに見える。鋭い読みや勘どころのスーパーショットだけでなく、スイーパーの働きなんかを見ているとチームワークに裏付けされた立派な格闘技に見える。

逆に囲碁や将棋には女流棋士も混じった戦いもあるが、上位は殆ど男性であるし、タイトルホルダーには女性はいない。たとえば名人戦などでは一試合で体重が５Kgも減るというし、完全に殴り合い、体力勝負である場合も少なくない。
そういった意味で、囲碁・将棋は立派なスポーツだといってもおかしくないような感じもする。

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天気がよかったのと、午後はＴＶでのオリンピック競技がないため、里山歩きを２時間ほど楽しんできた。
わき道に入って見つけた小さな滝壺を眺めていると、スポーツかゲームかなんて論争は、どっちでもよくなってくる。
所詮、時代がきめること、無理にゲームをスポーツに格上げされると、迷惑になることも多いのだ。