ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

横綱の品格

2010-02-06 16:58:37 | 社会問題
品格を問われて横綱が引退した。
否、させられたのだろうけど、8対2で世間はこれでよしと拍手してるみたい。
こうなると、オラは我然横綱の見方をしたくなる。

あの程度の「ワルサ」はだれでもしてること、
もっと度量を持って、堪忍袋を広げてうけとめてやらなくっちゃ、もったいない。
ダメだねぇ、相撲協会とやらは。
勝っても負けてもあいつの相撲だけは絵になっていた。
今、奴ほどゼニのとれる役者はいない。
キャパの小さい相撲協会もそうだが、もっといかんのは軽佻浮薄なマスコミ。
加えて、情けないほど無知蒙昧で無責任なコメンテーターとやら。

昔のヒーローはそれなりにダーティな部分もあったけど、
世間はそれでも良しとしてきた。
野球界にもテニス界にもゴルフ界にも、
そんな奴は一杯いたけど、許容してきたように思う。
それを「品格」とやらを薄っぺらにした定規で、査定しても何にもならない。

鳥かごに、トラは入らんのだ。

   ***

もう一人の横綱の、CMについては誰も言わないけど、
こっちのほうが「横綱の品格」としては気になる。
小さくさせられたヨコヅナが、ミニスカートの女性の脚を上目づかいにシコを踏む。

明治生まれのじっちゃんや大正生まれの親父らは、あの世できっと嘆いてる。
三白眼のその目に矮小かつ卑猥さ感じとり、
「これが天下の横綱か!」と。