平日16時30分過ぎに御茶ノ水駅に到着し、徒歩でお店へ向かいました。
17時頃に店前に到着すると20人以上の行列、平日のこの時間帯にしては多いなと思いつつ並び始めました。「寒くな
ってきたからですか ねぇ?」と助手さんも行列の長さについて話していました。
数分後、私の後に店主さんのお知り合いのグループが並び、そのタイミングで宣告となったようです。
席に着いて直ぐに助手さんから提供された生卵です。
この日は初めて100円ショップで購入したレンゲを持参しました。
大豚ラーメン、大蒜多め野菜+生卵
シャキ感が残るもやしの食感と、ホクホクした茹で加減の大き目に切られたキャベツの甘みが印象的な野菜の上には、カ
エシが掛けられていました。
豚です。
神田神保町店の特徴が良く表れた、脂少な目でパサつき一歩手前の火の入り加減と出汁の出具合のみっちりとした肉質で
歯を入れると旨味エキスが浸み出してくる豚です。
端豚にはプルッとした甘い脂身が備わっていました。
固めの脂身部分にはジューシーな脂が蓄えられています。
スープは、豚の出汁が良く回り甘みがじんわりと口の中に拡がる濃厚ながら円やかな味わいです。
細かく刻まれ大蒜は水分が少なくマイルドな辛さ。茨城守谷店のものはさらに細かく、自身から出た水分によって大蒜同
士が接着し塊となっており辛味も強めです。その違いは品種の違いなのか、包丁で切るかフードプロセッサーを使うか等
切り方の違いに因るものなのか、どちらなのでしょう?
早速持参したレンゲを使って生卵の器に避難させます。
麺の量はこれ位です。
頂部分には、店主さん相当お疲れの様子で手許が狂ったのか、富士山の雪景色かと見紛う程大量のグルエースが振りかけ
られました。
細いなというのが第一印象の麺は柔らかく、スープに浸っていないからかボソッとした舌触りです。
丼の中の麺は冷ます意味合いもあって天地返し。こちらは表面はプリッと中はモチッとしていますが、啜っている途中で
麺が千切れてしまいがちなのが気になりました。
久しぶりに胡椒と唐辛子を、やっぱり合いますね。
麺に絡まって知らず知らずのうちに飲んでいたのか初めから少なかったのか、レンゲで二口だけ飲んだ後のスープの量で
す。
店主さんのお知り合いの方々で賑わう店内で14分程かけて完食です。