LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

前橋の「Lecon」さん

2009-09-07 23:24:40 | インテリア
出張で同行した”木口さん”に連れて行っていただいた、
もうひとつの素敵なお店が「Lecon」(ルコン)さんです。



前回の記事でご紹介した「klart」さんとは全く対照的なお店です。
「klart」さんが雑貨と家具とで調和のとれた独特の空間を作っているのに対し、
「Lecon」さんはぶっきらぼうなくらいヴィンテージ椅子だけに魂を注いだ
お店作りをしていらっしゃいます。



先代が婚礼家具を扱っていらっしゃった家具屋さんの
二代目でいらっしゃるオーナーの“村井”さんは
「目利き」のヴィンテージ家具専門ディラーであり、
ありとあらゆる仕入ルートで入手した中古の家具を
自らバラして張布を張り替えたり、木部を塗装し直したりして
古い家具を復活再生させる腕を持つ「マイスター」でいらっしゃいます。



"Yngve Ekstrom"の"Raminett"という椅子が
マリメッコなどの張布を新たに張られお化粧されて、
世界に一脚の椅子となって再生しています。

彼の手にかかると、古椅子がみちがえるように変身し
椅子本来が持つ魅力をいかんなく発揮しているかのように活き活きして見えます。
まさに「マジックハンド」の持ち主であると感服しました。

この日は、始めてお会いしたのに椅子談義ですっかり盛りあがり、打ち解けて
まるで古くからの友人のように心を許してしまい
実は抱えていたコーディネートの悩みの相談にまで乗っていただき
目の前で解決を見るという驚くべき瞬間を共有しました。

”村井さん”の椅子魂に助けられ、すっかり「Lecon」さんのファンになった私です。

それから、興味深い2脚の"Ychair"を見せていただきました。
その様子は、こちらをどうぞ。




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