LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

灰皿と桃の関係

2010-12-11 07:49:26 | 骨董
蔵から懐かしい灰皿が出てきました。

桃の形をした古い灰皿です。
(下に敷いているのは、やはり蔵から出てきた更紗の裂です。)



祖父が使ったあと、父も使っていたものです。
二人ともヘビースモーカーでした。

子供のころ、灰皿がなぜ桃の形なのか、気にもとめずにいました。
そのくらい見慣れていた灰皿です。

今見ると、すごくいいデザインだと思います。
桃の葉が折れて、マッチのホルダーになっているところが
何とも粋で洒落ています。
せっかくなので、コンビニでマッチを買ってきて
ホルダーにセットしてみようと思いました。

箱入りの燐寸(マッチ)ラベルと言えば、
”桃”と“燕”が有名です。
2大メジャーデザインラベルのうちの、私は「桃派」です。

ホルダーは、マッチのサイズにピッタリでした。
ホルダーにセットして、ハタと気付きました。
もしかしてこの桃の形は、代表的マッチラベルのデザインに合わせたものだったのでは・・・。
灰皿と桃の関係が明らかになりました。

こういう、パロディーのようなユーモラスな感覚が好きです。
それにしても、煙草を吸わない人間なので、
灰皿と桃の関係を、目で楽しむしかないんですがね。



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2 コメント

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桃の形の灰皿 (‥kousaku!)
2010-12-11 22:05:44
桃の形の灰皿‥おもしろいですね〜!
葉っぱの所が置き代になっている‥趣がありますね。
う〜ん真鍮製でしょうか‥もう一度、磨いてメッキをかけ直したくなります。
こういうモノが残っていて‥それを味わうっていう感性が何とも‥素敵です。
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磨いたら、 (ながい)
2010-12-12 09:56:27
きっと、もっと、きれいになるでしょうね。
そう、真鍮製ですよ。
おそらく大正の時代のものだと思います。
ものと一緒に思い出も残っているので、
使ってあげなきゃと思っています。
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