LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

道具箱の修理Vol.5

2014-02-11 22:03:42 | 骨董
地元の骨董屋さんに伺って、先輩骨董商のお話をお聞きするうち、
道具商というのは、古い道具の修繕もできなければいけないということを知りました。

古い道具を修繕するときのために、古い釘、ビス、金具各種を大切にしています。

道具によっては、釘でなく「竹釘」が使われているものもあります。
竹の強度には驚くべきものがあります。
へし折ろうとしても、折れないのです。
裂けるようになっても、ちょっとやそっとでは折れないので、
釘として使うことが可能です。

竹釘は、竹を削って作ればよいということを教わりました。

お気に入りのおかもちの底板が、何度か釘を打っても剥がれてきてしまいます。



竹釘を作って、直すことにしました。



竹串を小刀で削って、釘を作ります。

釘を打つ位置にしっかりとキリで穴をあけます。



竹のヘラで木工ボンドを塗りこみます。



竹釘を打ちつけます。



釘の頭をクラフト鋸で切り落とします。



この鋸はGISUKEという名前です。
用途別に刃先が替えられるようになっています。

修繕完了。



お気に入りのヴィンテージコットンの端裂を入れています。

おかもちって取っ手が付いているだけで、運ぶのになんて便利なんだろうと思います。

これもずっと直しながら使いたいお気に入りの道具箱です。



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