かなり昔のことだ。
サイエンス 1989年11月 日本版 特集地球を守る
という本を買った。
その本に、わたしにとって、かなり衝撃的な絵があった。
それは、「人間活動を映し出す光点」という名の絵であっ
た。
それは、表紙に一部掲載され、冊子のなかの方で、ほぽ
世界地図の広さになるほどの拡大版としても掲載されて
いた。
わたしは、その記事をちゃんと読んではなかったので、
宇宙からとった写真を合成したと思っていた。
実際には、米国空軍の気象衛星から集めたデータを元に
ケルビンという人が絵にしたそうである。
1989年というから、今から23年前に出版されていた
本だが、ずーっと持っていたのは、この絵があまりにも
インパクトがあったからだ。
わたしは、だいぶ前に、このデータが欲しくて、ネットを
検索したが見つけることはできなかった。
今日は、発想をかえて、「宇宙から見た夜景」ということで、
検索したら、続々とそのような映像が見つかった。
大変嬉しかった。
なにしろ、人間活動の状況をダイレクトに知り得るから
である。
宇宙から見た地球の夜景
この夜景で、経済発展の度合いも見えてきそうだ。
最新版のデータについては、夜の地球:DMSP衛星による地球の夜景データ
(1992年?2009年:Google Maps版)をご覧下さい。