ネットにあった記事である。
移民4千人 オーストリア入国
ヨーロッパでは、難民問題が大きな
話題になっている。
中東・アフリカからヨーロッパに難民
が押し寄せている。
これらのニュースが続いて、とある事
を思い出した。
ゲルマン民族の大移動である。
4世紀末から始ったゲルマン民族諸部族
の大移動。もとバルト海周辺にいたゲル
マン人は,ローマ帝国成立期に北ヨーロ
ッパから中部ヨーロッパに移っていたが,
375年フン民族が東ゴートを征服し,さ
らに西ゴートを圧迫したのを契機に西方
や南方に大挙移動した。
(以上、ネットからの引用である。)
このゲルマン民族の大移動で、西ローマ
帝国は滅んだといわれているが、今回の
移民のニュースを繰り返し、視聴してい
るうちに、このことを思いだした。
皮肉なことに、ヨーロッパが世界を支配
していく中、その地域に内乱を引き起こ
してきている。
その結果、ヨーロッパへの難民が押し寄
せてきている。
西欧は、世界へ、自由・平等、民主主
義をそして資本主義を輸出してきた。
世界中の難民は、ヨーロッパを目指す、
そして、国家として機能不全の危機に
瀕している。
ヨーロッパは、現代の西ローマ帝国か?
温暖化で、東南アジアの低湿地帯が、
住めなくなれば、多くの難民が生まれ
る。
その行き先は、持ちこたえられるだろ
うか。
気になる状況である。