ネットにあった記事である。
お金持ちが「宝くじ」を買わない理由
宝くじは他人にお金を貢ぐのと同じ?
私の周りにいる30代前半から40代半ばの
高所得の知人は、宝くじをまったく買いま
せん。興味もないですし、話題にのぼるこ
ともありません。宝くじ売り場の行列を見
て「バカじゃん。ほかにやることねえの?」
とまで言う人もいます。
その理由を、彼らの言動を元に、私なりに
推測してみました。
そもそも当選確率が低いからお金のムダ
ジャンボ宝くじの当選確率は1000万分の
1。
下記コラムでは興味深い比喩が紹介されい
て、「東京ドームの収容人数を4万5000人
だとすると、東京ドーム約222個にひしめ
き合う人の中から1人が選ばれるのと同じ
確率」とのこと。
http://camatome.com/2013/06/takarakuji
-1tou-tousenkakuritsu.php
これは気が遠くなりますね。交通事故に遭
う確率より低く、買ってもほとんどがムダ
になることがわかります。
「そもそも買わないと当たらないだろう」
とも言われますが、買っても当たらないと
したら、300円の商品をわざわざ3000円
払って買うわけですから(ジャンボの場合)、
ちょっと滑稽な行為とも言えそうです。
胴元が確実に儲かるシステムになっていて
割にあわない
配当率は47%ということで、他のギャンブ
ルに比較すると、還元率が非常に低く、買
った人はなかなか儲かりにくいシステムと言
えます。
これに比べたら、FXはテラ銭が1ドル(120
円)あたり0.4銭ですから、同じギャンブル
性が高い言われるFXのほうが、よほど健全
です。
使いみちはともかく、これほど買い手に不利
な商品を買う合理的な理由がない、というこ
とですね。ではそのテラ銭はどこに行くかと
いうと、基本的には地方自治体が潤う構造に
なっています。
http://www.takarakuji-official.jp/educate
/about/proceeds/
もちろん地方自治体は地元のためにお金を
使うわけですが、社会貢献をしたい、と言
う人向けの寄附行為とも言えそうです。
そのほか特殊法人と言われる日本宝くじ協
会、自治総合センター、宝くじ事務協議会
などにもお金が落ちますが、天下り法人の
可能性もあります。だとすると、宝くじを
買うことで、他人の給料や退職金のために
貢いでいる、と言えなくもありません。
時間のムダ
時間を投下するとは、人生の一部をそこに
投下する行為であり、ひとつの投資とも言
えます。では宝くじの発売をチェックする
時間、買いにいく時間、並ぶ時間、ロトや
ナンバーズなどで数字を選ぶ時間を考えた
とき、いったいどういう投資的意義がある
でしょうか。
おそらく富裕層にとっては(引退した悠々
自適の富裕層ではなく、現役のアクティブ
富裕層)、自分ではコントロールできない
ものに時間を使うのがもったいない、とい
うことのように感じます。そんなことをす
る時間があれば、やればやっただけリター
ンが見込めるビジネスのことを考えたほう
がよいということでしょう。
自分の努力や才覚に依存しない夢
を見る必要がない
宝くじを買う行為を指して「夢を買うものだ
から、ゲームみたいなもの。当選確率とかは
どうでもいい」と言われることもあります。
しかしこれは、そんなことでしか夢を見る方
法がないという、典型的なお金を稼げない人
の発想のような印象を受けます。夢とは本来、
自らの努力と才覚で叶えるものであって、棚
からぼた餅を待つという行為ではないはず。
それは夢というより「夢想」や「妄想」の類
いでしょう。
おそらく「普段は満たされない自尊心」「やり
場のない不満」「自分の力で切り開くという努
力は面倒くさい」「儲かる方法を具体的に考え
るのも面倒くさい」という潜在的な逃げと受
け身の発想が、「楽して儲けたい」「一発逆転
したい」、そんな夢を見たいという欲望を起こ
させるのかもしれません。
仮にそうだとしたら、富裕層が宝くじに興味
がないことが腑に落ちます。彼らは、自らの
行動が未来を作ることを本能的に悟っている
ので、「お金持ちになる夢を見るヒマがあるな
ら、お金持ちになるための具体的な行動を起
こせばいい。それは運を天に任せる宝くじな
どではなく、仕事や起業や投資など、自らの
知恵と努力と行動でつかみとることだ」とい
う発想である、ということでしょう。
もちろん、誰が何を買おうとそれは本人の自
由ですから、他人の買い物やお金の使い道に
干渉するつもりは毛頭ありません。なので本
コラムは宝くじを買うことの是非を論じてい
るわけではなく、「自分はいったい何を信念に
しているかが、日々の消費行動に
現れる」ひとつの例としての紹介です。
以上。
宝くじについて、
「当選確率が低いからお金のムダ」とあちら
こちらで、書かれた文章を見かける。
金持ちは宝くじを買わない。なんてことも書
かれている。
今回は、次ぎの文章の表現がおもしろかった。
ジャンボ宝くじの当選確率は1000万分の
1。
下記コラムでは興味深い比喩が紹介されて
いて、「東京ドームの収容人数を4万5000
人だとすると、東京ドーム約222個にひし
めき合う人の中から1人が選ばれるのと同
じ確率」とのこと。
以上。
というから、確率の低さにびっくりしてし
まう。
昨日あたりから、近隣の宝くじ売り場で、列
をなしている。けっこうな人数である。それ
だけに目についてしまった。
本を読んで、宝くじに関する言及を読む機会
があれば、列をなして購入することはなかろ
う。
しかし、このような本を読むには、日頃から
本を読む習慣のない人には、むずかしいこと
だ。
先頃、
株で85億円を稼いだ17歳の高校生がスゴす
ぎる!! 高級マンションを借りてBMWを購入し
ちゃうゴージャスライフを満喫中!
というニュースもあって、株の方が金を手に
できる可能性は高いはずだ。
だれもが、9歳で株をはじめて、17歳で
このような金を手にすることができるとは
思わないが、ちゃんとしたルールで大学を
卒業して始めれば、退職までには、数億円
単位の財産は築けるのではと思うようにな
っている。
もっとも、わたしもそう思えるようになるまで
に、けっこうな授業料を払った。
あまりにも金額が大きく、恥ずかしくて、
その額は、口にできない。
いずれにせよ。
金持ちは、宝くじを買わないそうである。
宝くじを買うから、貧乏から抜け出せない。
いや、貧乏だから、宝くじを買うのだろうか。
この時期の、長蛇の列を目にすると、考え
てしまう。
もちろん、わたしは、金持ちになりた方だから
株は買うことはない。
とりあえず、株で負けた分を取り返すのが
目標だ。これは、なんとかなりそうだ。
そういう意味で、長生きはしたいと思って
いる。