今日は、帰宅の途中、ツタヤにビデオでも借りようかと
立ち寄った。
DVDの棚を、物色している最中、心地よいリズムにメロディー
がBGMとして、流れてきた。
まくし立てる歌いっぷりは、宇多田ヒカルの「First Love」を
すぐに思い出した。
てっきり、彼女が歌っているかと思った。
あまりにも、心地よいので、カウンターで、問い合わせてみた。
従業員がいろいろと難儀をして調べてもらって、曲名を知る
ことができた。
Because... feat. 中村舞子 LGYankees であった。
なんと、宇多田ヒカルではなく、中村舞子という女性だった。
店内で流れている盤ではなく、別の演奏だったが、取り敢えず
借りて聴いてみることにした。
ほぼ、同じ演奏で喜んでしまった。
外人のヒップホップが、日本で流行りだした頃は、これが音楽?
と、違和感を覚えたが、あれから、かなり長い月日が経ち、わた
したちの感覚にも受け入れられるように洗練されたきたように
思っている。
その中でも、そんなに聴いているわけでもないおじさんにとって、
この曲は、極めて、曲の構成が充実して、洗練された曲ではと、
嬉しく思ってしまった。
思えば、ひとつのメロディーにたくさんの歌詞を詰め込む手法は、
わたしたちの世代の音楽でもあったはずだ。
それは、吉田拓郎ではなかったろうか?
しかし、その頃の垢抜けしない、いわゆるダサい雰囲気は、今や
歴史的な存在となった。
なんとも、心地よい表現にまで、洗練されたことだろう。
宇多田ヒカルの「First Love」に、一時ほれ込んだ。
そして、この曲を鼓隊の演奏に使うために、編曲したので
思い入れがある。
この曲と、かなりの部分がオーバーラップして聴こえる。
中村舞子のこの曲を、宇多田ヒカルが作曲したと言っても
もしすると、誰も疑わないかも知れないなんて思っている。
しかし、それはそうとしても、良い曲である。
何分にも歌詞は、ヒップホップの歌詞である。
「青は藍より出でて藍より青し」である。
今日は、いい曲を聴けて、良い日になった。
You Tubeで共有しようと思ったが、やり方が変わって
しまって、万事休すである。
ストレートに紹介できない。
残念である。
もし、曲に興味がわいた方は、You Tubeまで。
追伸
やっとできました。
やり方が、まったく変わってしまって、うろたえました。
その方法は、
You Tubeの共有のアイコンをクリックする。
埋め込みコードのアイコンをクリックする。
四角い枠の中に、コードが表示される。
この内容をコピーする。
gooブログの編集画面の左側の欄にある
モジュールの「ブログパーツ」を表示。
gooブログパーツに変換の「変換元タグ」の欄に
貼り付け。
「gooブログパーツに変換」のアイコンをクリック。
表示されたタグをコピーし、該当箇所に貼り
付けてください。
のメッセージが出て、四角の欄に変換された
データが表記されるので、これをブログを
書く欄に張り付ける。
で、完了。
従来の方法が、簡単だったのに、どうして
こんなに面倒くさくなったのだろう?
不思議である。
ところで、この曲を聴きながら、思わず思い出した
ことがあった。
You Tubeのコメントにあった内容だ。
これって事故で亡くなった友人か恋人にうたった
歌らしいですよ。
車のブレーキ音を事故を表してるのかと。
それにしてもいい歌。
これである。
このコメントのせいもあるが、わたしは
沢田知可子の「 会いたい」を思いだしてしまった。
この曲は、テンポがまったく違うのだが、曲の後半で、
泣きじゃくるような歌いまわしが印象的で、昔、何度も
聴いていたことがあった。
その歌いまわしと、中村舞子の歌いまわしがオーバー
ラップした。
沢田知可子 会いたい
わたしは、この曲を繰り返して聴いていた時、左遷を食らって、
南の島にあった。
不得手な仕事、馴染めない職場、七転八倒、憤怒の
日々にあった。
わたしを左遷する側には、最高の場所だったろう。
一人で、よくシュノーケルで、海に潜っていたのが、
思いだされる。
なんとも、遠く遠く、懐かしい時間に、タイムスリップして
しまった。