レアメタルそっくり、京大が新合金精製に成功
読売新聞 12月30日(木)3時6分配信
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読売新聞
超微細(ナノ)技術を駆使して、レアメタルのパラジウム
そっくりの性質を持つ新合金を作り出すことに、京都大の
北川宏教授らが成功した。
元素の周期表で両隣のロジウムと銀を材料に、いわば「足して
2で割って」、中間のパラジウムを作り出す世界初の手法で、
複数のレアメタルの代用品の合成にも成功、資源不足の日本
を救う“現代の錬金術”として注目されそうだ。
ロジウムと銀は通常、高温で溶かしても水と油のように分離
する。
北川教授は、金属の超微細な粒子を作る技術に着目。
同量のロジウムと銀を溶かした水溶液を、熱したアルコールに
少しずつ霧状にして加えることで、両金属が原子レベルで均一
に混ざった直径10ナノ・メートル(10万分の1ミリ)の
新合金粒子を作り出した。
新合金は、パラジウムが持つ排ガスを浄化する触媒の機能や
水素を大量に蓄える性質を備えていた。
以上。
レアメタルについては、尖閣諸島中国漁船衝突事件に絡んで、
中国から輸出禁止の脅しを食らって、悔しい思いをしたので、
このようなニュースがあると、狂喜してしまう。
レアメタルを全く使わないハイブリッド車用モーターが開発
されたニュースも大変嬉しかったが、自前で、これらの技術
をドッキングすることができれば、これこそ最強のモーター
が作れる。
もしかすると、水素ガスで走る車が一般化したりして┄。
いろいろと楽しい発想ができて、嬉しい。
最高に嬉しいニュースであった。