消費期限終了

リタイアーのよもやま話

地震による深層崩壊、空から電磁波で探る新手法

2012-05-26 06:09:03 | 技術

ヤフーのニュースである。


地震による深層崩壊、空から電磁波で探る新手法

 

地震で深層崩壊が起きる危険性の高い地点を、上空から
電磁波を当てて発見する手法を、香川大の研究チームが
開発した。

 従来は地盤を深くまで掘削しないとわからなかったが、
新手法は広い範囲を高い精度で効率よく探査できる。

自治体による対策の強化が期待される。

 深層崩壊の現場は、斜面の岩盤が多数の深い割れ目で
細い板状に破砕されており、もろい岩盤が地震でドミノ
倒しのように崩れたことがわかっている。

 香川大の長谷川修一教授(地質工学)らは、こうした
場所は割れ目が空気を多く含むので電気を通しにくいこと
に着目。

深部まで届く電磁波を上空から放射して探査し、電気の
通し方から崩壊の危険度を割り出す技術を開発した。

高知県室戸市の山地で実際に探査し、危険地域を抽出。

その場所を現地調査すると、もろい岩盤が確認できた。


以上。


とんでもないことを考えつくものだ。

もし、人工衛星から、探査すれば、日本全国の危険個所
が分かるということかも知れない。

が、「知らぬが仏」ということもある。

身近に、そのような危険場所があることを知った住民、
これはこれで、大変だ。

「余命いくら?」なんて、言われるようなものだ。

引っ越ししようか、い続けようか。それが、問題だ。

昔、未来学という言葉があって、大変魅力的な響きを
持っていたが、いつの間にか、聞かなくなった。

が、昨今の地震の話題のように、関東直下型地震や東南海
地震等、確実に来ると言われるが、これはこれで、ある
意味で、未来を知りうるということで、未来学と同じだ。

かつて、「世紀末騒ぎ」が幾度もあったのだが、この
地震のように、逃げようもない災害が、未来に待ち構え
ているとなれば、われわれの生き方、考え方そのものが
根底から、ひっくり返ろうというものだ。

なんか、昔の未来学の方が、人間に都合のいいことばっ
かり考えていたようで、幸せだったのかも知れない。


最新の画像もっと見る