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リタイアーのよもやま話

才能

2014-11-25 22:09:05 | 読書

とある本に、才能についてこう書いてある。

 

確かにスポーツ選手や歌手も才能に違いないが、
世の中にはもっといろんな分野の才能に支えら
れている。 

 ただそこにいるだけで誰かが癒される存在と
いうのも才能だし、とても感じのいいメールの
返信ができるというのも立派な才能だ。

 花の名前なら一発で記憶できるというのも才
能だし、謝罪をさせたら天下一品というのも貴
重な才能だ。 

 才能が厄介なのは、本人はごく当たり前のこ
ととしてやっているから自分ではなかなか気づ
かないということだ。

 学校では苦労して磨き上げたことが才能だと
思い込まされてきた。

 ところが本当は、たいして苦労を感じなかっ
たのに自然にできるようになったことが才能な
のだ。

 苦労を感じていないから、自分で自分の才能
には気づきにくい。

 あなたが学生なら、親友やアルバイト先の上
司や同僚など利害関係のない人に「自分の才能
は何か」を真剣に聞いてみるのもいいだろう。

 あなたが社会人なら、上司や親しい取引先に
聞いてみるのもいいだろう。

 否、それよりも両親や兄弟姉妹、祖父母など
に聞いてみることを忘れないことだ。


 別の3人から同じ才能を指摘されたら、それ
があなたの才能だ。


 恐らくあなたは面食らうに違いない。

 「こう見られたい!」と思っていた偽物の才
能と、「こう見られていた!」という本物の才
能に乖離があるからだ。

 だが私は断言する。

本物の才能を磨き続ければ、偽物の才能でごま
かすよりも必ず幸せになれる。

人は本物の才能を生涯磨き続けるために生まれ
てきたのだから。

以上。

 

あまりの説得力に、たじたじである。

 ところが本当は、たいして苦労を感じなかっ
たのに自然にできるようになったことが才能な
のだ。

 という文章があるが、そこまで輝く才能に出会っ
た経験がない。残念ながら。

ただ、テレビの「サワコの朝 東儀秀樹 」で、
東儀秀樹が特に苦労しなくても、いろいろとで
きてしまう事に、「才能よ~。」なんて、おどけて
いたが、ちょっと厭味にも感じたが、やはり、天
性の才能というのを見せられたような気がした。

 凡俗な私は、凡俗の世界しか知らない。

残念ながら、天才というのを目の当たりにする
ことはないだろう。いや、本当に残念だ。 

それはそうと、著者は、才能についてこうも言っ
ている。

ただそこにいるだけで誰かが癒される存在と
いうのも才能だし、とても感じのいいメールの
返信ができるというのも立派な才能だ。 

 花の名前なら一発で記憶できるというのも才
能だし、謝罪をさせたら天下一品というのも貴
重な才能だ。

である。

と言うことなら、私にも、「才能」はあるのだろ
うか。

 問題は、それが、よく分からない。これも、
残念だ。