氷河期繰り返す原因解明
10万年周期、氷で地盤が上下
過去100万年の間、陸地を覆う氷(氷床)
が拡大した寒冷な氷河期が約10万年の周
期で繰り返しているのは、氷床の重さで下
の地盤がゆっくりと上下するためだと、阿
部彩子東京大准教授らの研究チームが、氷
床分布を計算するモデルを使って突き止めた。
10万年周期の原因は、地球の公転軌道
の変化などに伴う日射量の変化と関係があ
るとされてきたが、それだけでは説明でき
ず、長年の謎だった。地球温暖化の予測に
も役立つ成果という。
氷床が大きくなると、下の地盤は重みに
よって数千年遅れて沈み始める一方、融解
した後には隆起する性質があり、上下動は
約1000メートルにも達する。地盤が沈
めば、氷床表面の高度が気温の温かい位置
に下がって解けやすくなるなど、上下動は
氷床の形成に影響を及ぼす。
チームは、こうした効果や日照量の変化、
二酸化炭素による温室効果を盛り込んだ計
算モデルを作り、北半球の氷床の分布を過
去40万年にわたって再現。氷床の重さに
応じた地盤の上下が、10万年周期の大き
な原因となっていることを突き止めた。
二酸化炭素の濃度は周期を生む原因でな
いことも分かった。
以上。
とんでもない記事が発表された。
思わず快哉を叫んでしまった。
ところで、最近、マスコミで、次のような
報道があった。
この夏日本では記録的な暑さや、かつて
経験したことがないような豪雨、そして竜
巻被害など、異常気象が続きました。国連
の組織IPCCが発表した報告書では、今
世紀末までに最大で地球の平均気温が4.8
度も上昇。そして、海面は82センチも上
昇すると予測されています。原因は私たち
人間の活動による可能性が極めて高いと指
摘されています。(TBS系(JNN))
[映像ニュース]
海面最大82センチ上昇も 気候変動で報告書
今世紀末には海面の水位が最大82センチ
上昇する可能性も。27日、地球温暖化に関
する新しい報告書が明らかになりました。
IPCC=気候変動に関する政府間パネルは
27日、地球温暖化に関する報告書を発表し
ました。報告書は、今世紀末には地球の平
均気温が最大4.8度上昇し、海面の水位は
最大82センチ上昇する可能性が高いと予測
しています。また、日本では今後、梅雨の
時期の大雨が増える可能性があるというこ
とです。気候変動の抑制については「温室
効果ガスの排出量の大幅かつ持続的な削減
が必要だ」と警鐘を鳴らしました。今回、
発表された第5次評価報告書は2007年以来、
6年ぶりに改定されたもので、各国や国連
の地球温暖化対策などに影響を与えます。
以上。
執拗な二酸化炭素による地球温暖化のプロ
パガンダ。
いったい、どんな大資本の思惑が、蠢いて
いるのか。
うんざりだ。