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リタイアーのよもやま話

ほころび始めた反日教育

2013-08-15 21:48:35 | 政治

ヤフーにあった記事である。


ほころび始めた反日教育

 先月14日、中国中央テレビは日本での
現地取材を内容とする報道番組を放送した。

いわゆる「歴史認識問題」がテーマである。
中央テレビ局といえば、中国における反日
教育と反日宣伝の中心的な存在である。

この報道番組も当然、宣伝目的で作られた
ものだ。日本取材の中、中国人記者は街を
歩く中学生たちをつかまえて、「日中戦争中
に多くの中国人が死んだことを知っていま
すか」「南京大虐殺を知っていますか」など
の質問を投げかけた。

とっさのことで中学生たちが「知らない」
と答えると、番組の解説者はすかさず「な
るほど、日本の歴史教科書は歴史を改竄
(かいざん)して子供たちに侵略の歴史を
教えていないから、こうなったのですね」
と、日本の歴史教育への批判を繰り広げた。

 中国では昔から、この手の反日報道が日
常的に行われ、それなりの効果を上げてい
る。今回も同じ繰り返しかと思えば、多く
の視聴者から上がってきたのは意外な反応
だった。人民日報社が開設するミニブログ
「微博」専用ページには次のようなコメン
トがずらりと並んでいる。

 「中国人民は皆知っている。よく嘘をつ
くメディアは人民日報、よく捏造(ねつぞ
う)する教科書は中国の教科書だ。お前ら
こそ、毎日のように中国人民をだましてい
るのではないか」

 「文革以来、一体誰が多くの中国人民を
惨殺してきたのか。日本人ではないぞ」

 「自国の歴史さえ正視できないこの国が
他国に正しい歴史認識を求めることができ
るのか。嘘ばかりをつくこの政府は、他人
に真実を語れと要求できるのか」

 などなどと現在もこのような辛辣(しん
らつ)なコメントが書き込まれ続けている。

 こうしてみると、政府の行う反日宣伝は
完全に裏目に出ていることが分かる。「日
本の教科書が真実を教えない」と批判すれ
ば、「中国の教科書こそ嘘ばかりではない
のか」との反論が返ってくるし、「南京大
虐殺が忘れられた」と騒げば、「お前らこ
そ多くの中国人民を殺したのではないか」
と突っ込まれる。反日宣伝をやった分、そ
れはすべて、政府自身に返ってくるのであ
る。

8月に入ると、今度は「網易」という民間
サイトが「日本の歴史教科書と中国の歴史
教科書、どちらの方が嘘をついているのか」
というネット上の討論を開始し、一般ユー
ザーにも意見を求めた。その結果、「日本
の教科書の方が嘘をついている」と答えた
回答者数が2730人であったのに対し、
「中国の教科書の方が嘘つきだ」と答えた
のはその数倍以上の8949人に上ったの
である。

 ここまでくると、中国政府が長年やって
きた反日教育が破綻し始めていることは一
目瞭然である。丹念に行った日本批判のす
べてが政府批判展開のきっかけを作ったの
にすぎないのであれば、「それでは一体何
のための反日だったのか」と、政府の宣伝
担当者はさぞかし落胆しているのではない
か。

 それどころか、御用宣伝機関筆頭の中央
テレビ局や政府発行の歴史教科書までもが
多くの中国人民に「嘘つき」だと認定され
ているようでは、反日教育を含めた、政権
が行う思想教育・統制、それ自体がすでに
失効していることがよく分かる。

 インターネットが発達する情報化の時代、
市場経済の中で多くの人々が自立的な生活
基盤を得て自由な思考を始めた「啓蒙(け
いもう)の時代」、共産党政権が国民大半
の頭と心をコントロール下におくことはも
はやできなくなっている。

 国民規模の「思想解放運動」はただ今展
開している最中だ。思想の統制が崩壊した

暁には、政治の統制が後どれくらい維持で
きるのか。それこそが、まさに今後の「見
どころ」なのである。

以上。

ことあるごとに、南京大虐殺と、叫ぶので、
わたしは、カチッときて、毛沢東の粛清を
なんと見る。なんて、腹立たしい思いがした
のだが、このニュースを読んで、ほっとする
ものがある。

この前、中国共産党が日本の軍国主義に勝っ
たというのは、嘘だという記事があった。

日本がアメリカと戦争をして、中国にとって
は敵失が起こっただけの話しだという内容で
あった。これも、おもしろく読んだ。

中国の拘る清の時代が、満州族による異民族
支配だったことなど。最近知ることになった
のだが。この辺のところ、ぜひ理解してもらい
たいと思っているのだが。

ところで、

清王朝が、どのように崩壊していったかを、
詳しく、解説しているところがあった。

以下、その引用である。

清朝は基本的には慢心しきっていた所にイギ
リスから大量のアヘンを流し込まれて、それ
を禁止した所でイギリスに口実にされて戦争
をしボロクソに負けて眠れる豚と欧米から呼
ばれるようになり殖民地として欧米列強に分
割される事態になりました。

その後一部官僚と知識人により1860年代から
1890年代にかけて洋務運動が発生、欧米の知
識を導入して殖産興業・富国強兵を目指す政治
活動が提唱された。しかし、清朝内部の自発
的なこの運動では北宋より続いてきた文官偏
重の伝統的な政治体制の改革は限定的なものに
留まった。さらに、1894年(光緒20年)の日
清戦争で日本に敗れた事で洋務運動の限界が露
呈することになったようです、
この後清朝を構成した満州族への不満が高まり
1890年代になると明末の著作に刺激を受けて
満族排除の潮流が発生してきた。清朝打倒を目
指す革命運動家は反清復明思想を利用し、鄒容
による『革命軍』などの著作が生まれ、知識人
の間に広がった。孫文などは民族革命より政治
革命を目指していたが、辛亥革命には満族排除
も一定の影響を与えたことは事実である。しか
し、辛亥革命以降は満族排除の思想は退潮し、
革命スローガンも「打倒韃虜」から「五族共和」
へと平和的になっていく。

こう見てみると真が滅んだ直接の理由は慢心に
よる多民族への蔑視からそこを欧米列強に付け
込まれて戦争を仕掛けられて結果ボロボロに虫
食いにされたって感じのようです。


まずアヘン戦争でイギリスにボロボロにされて、
権威高揚を狙って日本に艦砲外交を仕掛けて失
敗し更に日清戦争でボロボロにされて失墜し
孫文による辛亥革命で共和制に移行する羽目に
なったようです。


ですので、清朝滅亡の理由としてはイギリスのせ
い日本のせいと言うよりは自分自身の慢心から失
墜して滅んだというのが正しい認識のようです。

なお、辛亥革命の成功により中華帝国は滅び一旦
リセットされることになります。

ですので今の中国は中華帝国の末裔ではないと言
えるのです。

以上。

このような資料を中国人に、目を通してもらいたい
と、個人的には思っている。

あまりにも、反日だと騒ぐので、カチッくるものが
あったからである。

反日と騒ぐのだったら、反欧州と騒ぐべきではない
のかと、買い言葉を投げつけたくなったからだ。

「歴史を忘れた民族に未来はない」と騒ぐ韓国に
「歴史を忘れた韓国に未来はない」と、前回、買
い言葉を投げつけたのだが、中国にも、「歴史を
改竄する中国共産党に未来はない」と、叫んで
みたいものだ。