その１．血圧値の下降線
妻の入退院が頻繁になった昨年１２月から血圧値が一気に跳ね上がった。
自分では自覚していないが、妻の辿った軌跡を追随しているように思えてならない。
２月半ばに逝き、四十九日を迎える３月末にはピークを記録したが、それを過ぎると一気に下がり始めた。
四十九日が済むまではと、控えていた山登りや野球を再開したことが関係しているのかも知れない。
自分ではさしたる緊張やストレスの類は感じていなかったが、人の体は不思議で
気持ちや生活の変化を敏感に反映して行くものなんだって解った。
その２．心の下降線
男の大多数は、妻に先立たれると早期に萎れて枯れると聞く。
それが今の自分に当てはまる
あぁ 独りになったンだ・・・もう体温を感じる生き方は無いんだと思う寂しさに気持ちが沈む。
妻を送って丁度３ケ月が過ぎたが、最近すっかり気持ちが弱くなっているのが分かる。
表向きは岩登りに行ったり、野球やったり、パソコン指導に追われたりと活動的な日々を送っているが
そこに臨む姿勢が弱気でマイナス志向だってことがイヤと云うほど自分でわかる。
参加すると迷惑かけるから・・・とか、場違いなところに来た・・・とか
作って出したサラダも本当は不味くて食べたく無いのかも・・・とか
毎晩作って頂く夕飯も迷惑になっているのではないか・・・とか
こんなヘナヘナしたジジイは誰だって鬱陶しいだろうなぁ・・・
そう思うと、何か簡単に消えてしまう方法はないかなぁ・・・とか
このまま行ったら後3年位で死ぬかなぁ・・・と漠然とだけど思っている。
でも、唯一救いは「今は沈む時期なんだ」と諭され「沈むところまで沈めば
きっと這い上がるよ」と心の中の住人に声に出して約束したことだ。
住人は「それでいい 見てる」と言ってくれた。
君にありがとう。
誰だって 沈む時はあるよ・・・・
でも 貴方を待っている人もイッパイいます。
その中に 私もいます。
頑張ってとは言わないけど 一緒に前に進みましょう。簡単な言葉ですが 大変な言葉です
「待ってる人がいる」って本当に大切で、生きる力の条件ですね。
いま、そのことを実感してます。
生きることを諦めず前に行くために、敬さんのように一緒に歩んで行こうって言って戴ける方の
想いに感謝して「負けない心で」いようと思います。
どうぞ「心の住人」になってください。
そして ありがとう。
少し弱気なご様子。
そんな日もあるけれど、「生かされていること」の意味はありますよ。貴方の回りにたくさんの人がいたら、それはその数の分だけ貴方に幸せになって欲しいと思う人がいるということです。
自然と笑顔になれる時間を大事にしてください。無理はしなくても、ゆっくり貴方らしくなればいいと思います。
余計なお世話なら、ごめんなさい
コメントありがとう。余計なお世話だなんて思いませんよ。
こうしてコメントして貰える仲間がいることが
生きて行こうって思いを新たにしてくれます。
まさにショコラさんの言われる通りだと感じてます。２０年有余の介護を終わってみると、もっとしてやれることがあったとか、よく耐えて呉れたなぁ～・・とか
俄かには断ち切れない思いがあって弱気になってしまう。
時間が唯一の薬と思い、焦らず外の空気に触れながらきっと立ち直ります。
ショコラさん 感謝です。