加入している山岳会の月例登山に参加の申し込みをしたものの
体力的な自信がなくなっているので、体力確認のために先行して登って来た。
136年続いた小学校が廃校になる際に、生徒、教師、父兄たちが記念にと裏山に登山道を開き
ポイント、ポイントに生徒の署名入り案内標識を立て、その場所に山名を付けた楽しい里山があり
その名も「鳥川(とっかわ)アルプス」だって。
南側コースで撮ったモニュメント(7年前に登った時)
廃校後は岡崎市の自然環境観察施設「ほたる学校」として運営され「鳥川アルプス」歩きの拠点になっている。
当初の登山道は展望の開けた南側の山に集中していたが、最近になって北側の登山道も整備されたようで
早速「行ってみよう」と云うことで出掛けてみた。
登ってみて・・・とにかくシンドイ山でした。
大方の山は頂上目指して登ってしまえば「達成感」でスッキリなんだが、ここは違う。
急な斜面を登って下りて、また登って下りてを繰り返すので肉体的にも気持ち的にも「ハァ~」である。
鳥川アルプス北側のアップダウン記録
歩いたコースの軌跡: 距離 9.7km 所要時間 6時間21分
景色でもあれば足取りも軽く疲れも半減するのだが、全工程樹林帯で見えるのは杉や雑木ばっかり
出会ったのは日本猿一匹と沢蟹だけで人間様はゼロ
6時間半歩いた中で景色が見えたのは「水晶山」の頂上でチラッと三河湾が見えただけ。
展望ナシ、 紅葉ナシ、花ナシ 達成感ナシ・・・ないナイ尽くしの山に登って何が楽しいかッて
その無駄が次の山に期待をつなぐバネになるから懲りずに登ってます。