後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

二つの下降線

2012年05月19日 | Weblog

その1.血圧値の下降線

妻の入退院が頻繁になった昨年12月から血圧値が一気に跳ね上がった。
自分では自覚していないが、妻の辿った軌跡を追随しているように思えてならない。

2月半ばに逝き、四十九日を迎える3月末にはピークを記録したが、それを過ぎると一気に下がり始めた。
四十九日が済むまではと、控えていた山登りや野球を再開したことが関係しているのかも知れない。

自分ではさしたる緊張やストレスの類は感じていなかったが、人の体は不思議で
気持ちや生活の変化を敏感に反映して行くものなんだって解った。

その2.心の下降線

男の大多数は、妻に先立たれると早期に萎れて枯れると聞く。
それが今の自分に当てはまる
あぁ 独りになったンだ・・・もう体温を感じる生き方は無いんだと思う寂しさに気持ちが沈む。

妻を送って丁度3ケ月が過ぎたが、最近すっかり気持ちが弱くなっているのが分かる。
表向きは岩登りに行ったり、野球やったり、パソコン指導に追われたりと活動的な日々を送っているが
そこに臨む姿勢が弱気でマイナス志向だってことがイヤと云うほど自分でわかる。

参加すると迷惑かけるから・・・とか、場違いなところに来た・・・とか
作って出したサラダも本当は不味くて食べたく無いのかも・・・とか
毎晩作って頂く夕飯も迷惑になっているのではないか・・・とか

こんなヘナヘナしたジジイは誰だって鬱陶しいだろうなぁ・・・
そう思うと、何か簡単に消えてしまう方法はないかなぁ・・・とか
このまま行ったら後3年位で死ぬかなぁ・・・と漠然とだけど思っている。

でも、唯一救いは「今は沈む時期なんだ」と諭され「沈むところまで沈めば
きっと這い上がるよ」と心の中の住人に声に出して約束したことだ。

住人は「それでいい 見てる」と言ってくれた。

君にありがとう。

 

コメント (4)
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