奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

二階にリビングがある家で階段の部分に特徴を持たせつつ、CGで間接光を計算して・・・・・。

2013年03月30日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

 

計画中の住まい・・・CGにてシミュレーション中。

いろいろな段階を一歩一歩進むように同時にいろいろな準備も進めているところ。

 

 

その中の「大事な部分」を進めるための検討もしている最中。

 

 

特徴的な住まいですが、

その特徴を生かすことができるような検討を・・・・・。

 

 

一般的には「フォーカルポイント」と呼ばれる目線が集中する場所を

計画する場合は、一か所にしぼり、

狭さを解消したり、見せたくない場所や逆に見せたい場所に

視線を誘導するためにつくりだすのですが、

今回は一つのスペース・・・・LDKの「二か所」にフォーカルポイント。

 

 

目線を逆の意味でコントロールするように考えています。

その「間」を視線が抜けるような意識で「奥行き」をつくりだす、

ある意味窓近くで計画するような「額縁効果」をつくり出すような・・・・・・。

 

 

風景を切り取り、絵画のようなイメージで見せるもの。

そんな「錯覚」で感覚的な奥行きをつくりだすように計画していますよ。

 

 

階段部分がある意味・・・・「生まれる」ことにより、

物理的なスペースが狭くなるので、

それを補いつつも新しい価値を作り出せるように・・・・・・。

 

 

家具のレイアウトも工夫して、ポイントをつくり、壁を利用し、

床の見える面積を広く確保できるように。

 

 

階段手すりと壁の奥行きを計画的に考えることで、

「図書館」も作り出せるように・・・という計画。

 

 

そんな場所が生まれることで

「空間のつながり方」と「暮らし方」も変化が生まれますよ。

 

 

沢山の要素を様々な角度から観察して・・・・実践中。

手すりも「低さのある壁」としてとらえることができれば、

その価値の用い方も可能性がありますよ。

 

 

低い壁と高い壁の使い方でここにも・・・・・「魔法の壁」。

そして「明るさ」のコントロールで感覚的な「広さ」をつくる工夫。

 

 

Produce Your Dream>>>>>--------------------------------------
建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
やまぐち建築設計室ホームページ  http://www.y-kenchiku.jp/
無料のご相談・「ご依頼」はお気軽にホームページからどうぞ
新築・建て替え・中古住宅・間取りのご相談・土地取得の相談
リフォーム・二世帯住宅・ビフォーアフター・住みやすい家等
-----------------------------------------------------<<<<<<<<<<

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 住まいづくり・・・・・中庭... | トップ | 今夜のつまみ食いは…。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

建築家 設計の仕事 監理の仕事」カテゴリの最新記事