「足るを知る」という事・・・・・。
「足るを知る」という言葉は「老子」の
知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。
知足者富、強行者有志。不失其所者久。
死而不亡者壽。からの「知足者富」の部分。
勿論そこには「続き」があるのですが、
そこにクローズアップすると・・・・・。
「身の程をわきまえろ」という意味で
この言葉をつかっているのではなくて、
「人よりも自分」、「外より内側」を見つめろ、
というメッセージ・・・・・。
そう思った時に「知足者富」というものも、
腑に落ちますよね。
物があふれて、満ち足りた時代だからこそ、
「足るを知る心」や、それを「感謝する心」を
大事にと思うんです・・・・・。
外的な状態に惑わされることなく、
足るを知るの「本質」をイメージして
建築と暮らしの「つながり」を考えていた午後に、
奈良・明日香のcafe「さんぽ」にて、
お仕事関係者さんとイロイロ会話の時間を・・・・・。
建築の本質も、
そういうところに着地すると思いますよ。
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