奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいづくり、設計デザイン・・・「古民家」・温故知新の世界観で暮らしを思考するように「魅力ある空間」での生活の差。

2016年11月02日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

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住まいづくりのこと、生活空間をデザインして

環境の改善が生み出す価値ある暮らし・・・・。

 

 

古き良き価値を生かす方法は、

新築と同等に暖かく強くするように、

方法としての「リフォーム」リノベーションの

メリット・・・・・。

 

 

太い柱や梁、格子扉、深い軒、風通しの良さ。

古民家には暮らしを豊かにしてくれる

価値がもともと備わっています。

 

その価値を再生し、

新築では手に入らない居心地の良い暮らしを、

リノベーションは実現させてくれます。

 

 

実家や古民家をリフォーム

リノベーションして住みたいという価値観。

 

古民家リノベーションの進め方を、

実例を紹介しながらお話しします・・・・・。

 

太い梁や瓦葺きの屋根など、

趣のある風合いが魅力の「古民家」。

最近では「古民家カフェ」や

「古民家ギャラリー」が登場するなど、

その古き良き佇まいはかえって

新鮮に映っているようです・・・・・。

 

 

住まい手さんにも

「昭和がかわいい」、「昭和が逆にモダン」という観点の

方々がいらっしゃいます・・・世代的にも感性的にも。

 

 

古民家が持つ伝統的建築様式の優れた機能は

できる限り生かしながら、

現代の生活に必要な機能を

プラスして再び生き返らせる。

そんな「古民家再生」がカタチになるように。

 

でも、いざ住むとなると古い建物は心配という

方も多いのではないでしょうか。

 

古民家に新たな命を吹き込む

古民家にはっきりとした定義はありませんが、

「築年数が半世紀以上前」

「日本の伝統的な建築工法によって建てられた家」とするのが

一般的・・・・。

 

 

多くはそのまま住むのでなく、

補強や修繕をして古民家を再生させます。

 

 

また、山村地域にある古民家を都心に

「移築」することもあります。

この場合、家をすべてばらしてから組み直すという、

日本伝統の「木組み」という

伝統的大工技術が用いられます。

 

同時に「古民家」を選ぶときのチェックポイントとして、

外観は魅力的でも、

築年数が古いことを忘れてはならない古民家。

 

状態の良い建物を選ぶには、

いくつかのポイントをチェックしておく

必要があります。

 

木部として・・・柱、梁の構造

柱や梁の構造を確認します。

リビングとキッチンをつなげて

オープンな空間にしたいと考えたとき、

壁が多い古民家では

壁を取り払う必要があります、

耐震性にも大きく影響してくるので、

構造をある程度までは把握してからの計画とするように。

 

次の段階で傾斜という部分。

建物が傾いている古民家は、

柱が腐っている可能性がありますよね。

あるいは敷地が平ではないために

建物が傾いている場合もあります。

基本的には建物と敷地の両方を調べることが大切。

 

そして建物の「土台」のこと。

基礎の柱が腐っていたり、

土台の石が沈んだりしていないかを入念に確認し、

どの程度の補強が必要かを調べます。

次に屋根も・・・・・。

当たり前ですけど瓦などの状態をチェック。

雨漏りの被害を受けると、

構造上必要な柱が腐敗している可能性もあるので、

注意が必要ですからね。

 

 

そしてそれとも関連するのですが

腐朽、シロアリ害などについて・・・・・。

一見強度の高そうな木材でも、

よく見ると内部が腐っていることがあります。

 

 

構造材の表面にアリ道(シロアリが土でつくる通り道)があったら、

シロアリの被害が考えられます。

また、湿気の多い敷地に建っている古民家は、

木材そのものが傷んでいる可能性が

あるので注意が必要ですよ。

最終的に設計・デザインにより

古民家の趣と、

最新設備の融合がもたらす快適空間となるように

暮らしとの調和・・・・・。

 

設計上のポイントとして、

古民家リフォームを成功させるコツ。

それは、「現代の生活様式にfitさせること」です。

 

 

古民家は、現在では当たり前となった

「高気密高断熱住宅」ではありません。

 

 

夏は比較的過ごしやすいかもしれませんが、

冬は寒く感じることが多いものです。

 

 

床暖房やパネルヒータ、

蓄熱式暖房機などの設置も視野に「空気環境」、

「温熱環境」の改善も視野に入れることが大事。

 

 

室内が「薄暗いこと」も多い古民家。

採光が不十分なら、窓の計画とあわせて

ロケーションによっては、中庭や壁の状態での「窓」となる

ガラスブロックを取り入れるのも一案です。

 

窓枠を広げてガラスブロックを導入すれば、

外から見える心配もなく、

屋内に自然光を取り入れることができます。

 

 

部屋を仕切る壁をガラスブロックに

変化させることでも、

印象として「開放的でモダン」な空間になりますからね。

 

 

 

温故知新 古民家でひも解く「その思い」を日々感じながら、

利便性に優れた現代の設備を施し、

快適に過ごすことができる環境となるように。

 

 

古民家ならではの魅力がありますよね。

空間の魅力が「暮らしの時間」を

良い意味で変化させますからね・・・・・。

 

 

 

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