奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取と暮らしと玄関の関係性を丁寧に、居住スペースとなるLDKや各個室も大切にしながら普段の出入口となる玄関周辺のイメージと気分も変化する収納スペースの物量把握は大切。

2024年02月26日 | 家 住まい 間取り プラン

 

「玄関」は家族の出入りだけでなくて

お客さまを迎える

大切な「場」でもあります。

LDK、リビングや個室、趣味室

といった居住スペースも大切にしながら

家造りでは玄関についても

十分に検討したいものです。

 

特に次の2つは

住み始めてから気付く事も

多いと思いますので・・・・・。

まず1つ目は「光」。

玄関は毎日使用し、

お客さまが最初に目にする

所でもあるため

印象が随分変わる空間です。

 

一般的には窓を設けるなどして

光を取り込むのですが、

敷地や間取りの状況によっては

それが難しいこともあります。

 

そのような場合には、

吹き抜けを設けたり

天窓や坪庭や中庭計画などを考えて

光を入れたり、

玄関ドアを光の取り込みやすいものにする

といった方法を検討してみることも。

 

陰影を愉しむ等の

計画性がある場合もありますが

暮らしの印象を生み出す空間で

どのような気分になるのかを

冷静に考えてみる事も大切です。

 

2つ目は「収納」。

雑然とした玄関にしないためには

適切な収納が必要です。

 

そしてそのために

最も大切なことは、

靴は何足ある?

ベビーカーはどこに置く?

ゴルフバッグは?

スリッパは?

コートや上着、

鞄類等は?

アウトドアギアは?

車やバイク、

自転車は?

といったことを

事前にしっかりと検討することです。

これを省略して

成り行きで暮らすと結果「・・・」なことに。

 

ぜひこの2つを忘れずに、

暮らしと

趣を考えた玄関を。

 

玄関がスッキリする事で

気分も変化します。

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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別の土地にすればよかった・・・という事に土地探しで後悔しないために想定するべき内容には色々とありますが、住宅を建てる際に目安として知っておきたい不動産ではない建築計画での観点。

2024年02月26日 | 設計の事デザインの事

別の土地にすればよかった・・・・・・

という事にならない為に、

後悔しないために。

土地は大きな買い物です。

購入金額が大きいばかりではなく、

大切な我が家を建てる

となれば

周辺環境を

最大限にいかした間取りとプランで、

土地を有効活用しよう

期待も大きくふくらみます。

ところが、

日当たりや風通しを

確保できるといった土地の長所が、

思うような建物を

建てられないといった

短所になることもあります。

物理的な目に見える内容と

現地では見えにくい

法律による制限の存在。

例えば、「北側斜線制限」です。

北側斜線制限が適用される地域は、

第一種、

第二種低層住居専用地域と

第一種、

第二種中高層住居専用地域になります。

基本的な概要は、

建築物の各部分の高さを、

北側の前面道路の反対側の

道路境界線または

隣地境界線からの

真北方向の水平距離により制限する

というものですが、

何のことだかわかりませんよね。

要するに

建物の建てられる範囲と高さを

制限することで、

北側の土地の「日当たり」と「風通し」

を守るということが

目的になっています。

このため北側斜線制限が

適用される地域では、

南側に建物がある土地であっても、

制限が適用されない

地域に比べて

日当たりや風通しが

確保しやすくなります。

なお、

このような制限は

北側斜線制限だけでなく

地域によっていろいろとあります。

建物の建っているカタチで、

デザインというには

不自然な形の

屋根うや壁を

見かけたことはないでしょうか?。

そのような形状での

建物の多くは、

こうした制限によるものも多いです。

日当たりや風通しも大切だけれど、

思い描いていた建物が

建てられないなら

別の土地にすればよかった・・・・・。

と後悔しないためにも、

土地を購入する前には、

このような複雑な制限を

よく把握している窓口を

選択する事をお勧めいたします。

先の建築計画について

土地購入時には

隠れた要素を見抜くことが大切です。

注文住宅については特に

状況の読み方が重要ですから。

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