奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

洗面脱衣室を快適空間にするためのポイントにも色々な考え方があります、間取りを考える際に暮らし方のイメージを見直しながら洗面脱衣室の収納と身支度の時間。

2024年02月23日 | 住まいの水まわり住宅機器

 

間取りと暮らしの環境を考えるように。

※バリアフリーのカウンタータイプと収納量に余裕を持たせた洗面化粧台

 

洗面脱衣室を

快適空間にするための

ポイントにも色々な考え方があります。

※足元にも収納スペースを設けた収納容量重視のシステム洗面化粧台

 

多くの場合、

洗面室は浴室の横に配置され、

脱衣室として、

ランドリースペースとしても利用されます。

※朝の混雑時には二人並んでも使用可能なタイプのシステム洗面化粧台の採用

 

狭い空間には

洗面、脱衣、洗濯、

収納スペースが詰め込まれ、

顔を洗う、化粧をする、

服を脱ぐ、

洗濯をする、収納する

といった暮らしに直結した場所なのに、

実際はプランづくりの際には

意外と後まわしにされがちです。

 

しかし、

家族構成によっては

使用頻度や使うタイミングが異なり、

求める機能も人それぞれなので、

十分に検討しておかないと

ドライヤーの置き場所がない

コンセントの数が足りない

洗濯洗剤などをストックする場所が足りない

といった不自由を

感じることにもなりかねません。

 

そんな洗面脱衣室で

ポイントとなるのが洗面化粧台です。

 

洗面化粧台には

ウンタータイプや洗面器一体タイプ

といったものがあります。

 

カウンタータイプは

空間に合わせて自由に選び、

組み合わせる事が

出来やすい商品です。

 

一方の洗面器一体タイプは

比較的コンパクトで、

価格が手ごろなものが多いことが魅力。

 

化粧やヘアドライヤー、

ひげそりはどこでするのか、

家族が多い場合には

朝の洗面ラッシュに対応できるのかなど、

家族の行動を

客観的に振り返って

間取プランを考えたいものです。

 

また脱衣室を兼ねる場合には、

バスタオルや

下着の置き場所が

必要になるかもしれません。

 

さらに見落としがちなのは換気です。

 

お風呂から人が出た瞬間、

お風呂の湿気は

一気に洗面脱衣室に流れ込みます。

 

ですから浴室だけでなくて

洗面脱衣室も、

窓や換気設備で

湿気対策をしておくことが大切です。

 

具体的な生活シーンを

想像しながら

プランを検討する事で、

暮らし始めてからの使い勝手が変わります。

 

色々な暮らしのシーンを

理想だけではなくて

現実を確認しながら

考える事が大切です。

 

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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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