住まいづくりでイロイロ・・・・時期的な事も考える事がります。
夏は暑い事ばかり考えること・・・・多くありませんか?
冬は逆に寒い時期の事ばかりとか・・・・・・。
そうではなくて、住まいづくりは「年間」・・・・1年の事、そして朝昼晩のことも考えて
計画したいですよね・・・・当たり前ですけど。
住宅の設計をしていると、
トイレについてもいろいろなご要望を聞かせていただくことがあります。
勿論、設計する立場側からもアドバイスを・・・・・・。
多い話しとしては、住まい手ご家族以外にも使うこととなりえる
1階のトイレは少し広めに、そして手洗い器が欲しいというものです。
ごくごく・・・当たり前な意見ですよね。
私も・・・・自宅を新築した時も、トイレに手洗器を設けました。
トイレ便器自体に手洗い機能がついているものではなくて、
別に設ける手洗い器ですよ・・・・・・。
しかし、寒い冬場には、必ずしもトイレの手洗いで手を洗わないのかな・・・・・と思う事もあります。
洗面化粧台で洗ったり・・・・・。
状況にもよりますが、答えは「水しか出ないと冬場には手が冷たい」からです。
一般に「造り手側」は・・・トイレの手洗いに「お湯」という発想はありません。
私が「設計者」として「造り手」と話しをしていても・・・・そういうところでの「解釈」には
随分認識の違いがあったりします。
でも・・・・住まい手側としては「お湯が出て当たり前では?」と思いますよね。
公共施設などでは当たり前に「お湯」がトイレの手洗いで出ます・・・・・。
でも住宅の場合ではそれは「指定」知識として指定しなければ「一定の範囲」が狭い造り手の場合は
取り付けを前提にかんがえることはないですよ・・・・・・。
給湯配管をしておいても、
給湯器につなぐと実際にお湯がでるまで時間がかかったり・・・・。
それでは「もったいない」し、「待つ時間」の設定も考えて使うという状態になってしまいますよね。
だから・・・・すぐにお湯の出る商品をセレクトする必要があります。
メーカーによっては専用の電気温水器があります。
住宅用の「即湯システム」・・・・・手洗い器の足元に小型の電気温水器をセットすると、
暖かいお湯がすぐに出てくるというものです。
費用がかかりますが・・・・・・「価値観」・・・どのように考えるのかで変わりますよね。
お湯が貯められて、使う際にはスグにお湯が出るというものです。
電源でon・offができるのであれば、冬場だけでも欲しいという「希望」があるのかも知れませんね。
当たり前の視点がどこにあるのかで「変わる」部分だと思いますよ・・・・。
但し、スペースの問題や勿論費用・・・・・日々の暮らしでの使い方や
使用することが可能な「手洗い」などで、イロイロ変わる部分があるので、
総合的な検討が必要にはなりますよ・・・・・「公共施設」のような「スペース的な余裕」も
ある意味必要だったりするので・・・・・。
ちょっと・・・・思うところもあったので、そういう事も書かせていただきましたよ。