今日はイロイロ打ち合わせもあり、相談もありで・・・午後からはずっと出張で、
夜になり・・・ようやく吉野のアトリエに戻ってきました・・・・。
イロイロな打ち合わせをしている間にも、現場は進んでいるので、
今日も現場からイロイロな情報を受け取ったりしながら、
それをフィードバックして・・・・「つくる仕事」に反映したりしながら・・・・・・。
(仮称)借景を楽しむ和モダンの玄関共有二世帯住宅の現場。
上棟後・・・・現場はまず・・・・大工さんの工事。
シートで覆われてはいますが、柱がむき出しの状態を囲う用意から・・・・・。
耐震・安全のための構造的な要素を含む「面材」とよばれる構造用の合板を
柱や補強材に規定の取り付け方法によって周囲に接合していきます。
時期的な事もあり、寒空が続いていますが、しっかりと「段取り」をしながら、
もちろん「効率」だけではなくて「丁寧な仕事」で現場は進んでいますよ・・・・・。
敷地の特性とロケーション・・・住まい手さんの想いと建築家の工夫を
盛り込んで「計画」が進んだ家。
南側や西側、東側にも工夫は盛り込まれていますが、最大の工夫は「北側」。
写真にもあるように「借景」と「見える場所」がポイントそのものの住まい・・・・・・。
北面の良さを取り込む工夫が「今の段階」ではまだ見えていませんが、
少し・・・その「工夫」が見え隠れはしていますよ、写真にも。
月曜の朝・・・・・今日も寒かったですね・・・・・。
現場で工事を請け負っていただいている皆さんも暖かくして・・・風邪などひかないように、
気をつけてください・・・・・。
タイルを考えています。
屋外でもそうですが、室内でも陰影を考えますよ。
その空間の表情について・・・・・。
平面で構成された空間・・・・少し凹凸がある場所・・・・くどく表現する場所・・・・凸凹の激しいところ。
その「役割等」も考えつつ仕上げや仕様といった「使い方」を考えるのですが、
タイルを部分的に使うケースもありますよ・・・・部屋の一部に・・・。
アクセントにタイルを使う様なイメージ。
フォーカルポイントとは少し違った意味で・・・・・。
空間の役目によっても異なりますが、
必要な場合は「同じ空間」でも「仕上げ」を部分的に変えていきます。
タイルに関しては、その特性上・・・・アクセントやポイントとしての活用したい素材。
その組み合わせ方で全然異なる「質」をつくりだす事になるんです・・・・・・。
バランスの検討を重ねて・・・「全体」との意味合いを考えて。
くどさによって「飽き」がこない・・・・長く愛されるような空間となるように。
「ハコの枠」をつくるだけではなくて、そういう大事な部分を考えていく事も、
並行しての「計画」・・・・・。
心理的要素も考えての「タイル」セレクト。