私の手元に、マンガ誌「コミック・ガンボ」がある。
と言っても、知っている人は首都圏以外では少ないだろう。というのも、この雑誌、東京で無料配布しているのだ。私は、この前の訪問時に、どこの地下鉄駅前だったか忘れたが受け取った。
無料と聞いて軽んじてはいけない。約220頁あり、吉田ひろゆき、江川達也ほか有名漫画家も連載している。一般の有料マンガ誌と遜色ない。
なぜ無料なのかといえば、広告収入があるから。フリーペーパーと同じである。それにしても、雑誌まで完全無料で、街頭配布(人件費かかるだろうな)とは恐れ入る。
もともと雑誌は、通常でも6割7割が広告費で賄われているが、マンガに対して読者が支払う対価よりも、広告の方が価値があることを示している。いわば価値観の転換が起きていると言えるかもしれない。
マンガも、作品としての質よりも、広告を消費者に届けるツールとしての価値が求められているのだろうか。お金を出して買わせるには、作品の人気・質が重要だが、無料となると、質より配布力の方が重視されているような気がする。
そういえば、今日は統一地方選挙投票日。わが町でも市議会選挙がある。ちょっとスキャンダルで全国のニュースを賑わせてしまったが、そのため議員個人の資質よりもイメージ優先になりそうだ。これも能力よりイメージだ。
木材も、商品としての機能よりも、イメージの方が大切な時代が来るかもしれない。
ちなみに私は、「コミック・チャージ」に清原なつのが連載している筒井康隆の「家族八景」が読みたい…。
S区から、N区の仮住まいに引っ越しているので、区議会議員の選挙看板はN区のを見ていました。
先日家内が女性候補者は皆女優さんばりに奇麗ね!
と言っていたので、改めて見ると、そんなことはない(失礼!N区の候補者さん)。
そんな女優みたいな人いなかったって、かみさんに言ったら、「あなた、N区のを見たでしょう!投票するのはS区よ!」と言われてしまった。
で、改めてS区まで行き見ると確かに!!!
で、昨日誰に投票したかというと、もちろん「議員個人の資質よりもイメージ優先」一番奇麗な人でした。
区が変わるとマニフェストが手元に来ないので・・・
(言い訳(^^;)
ちなみに私の地元では…また全国ニュースを賑わせそうだなあ。
かみさんと子供と一緒に投票してきましたが、バレバレでした。