知り合いのITビジネスやってる若者が、会社を売ったという。
2億円が手元に残ったので、これで森林保全につながる仕事をやりたいそうだ。イマドキのIT長者でも、こんな志向の人もいるのである。
そこでNPOを立ち上げて、国産材の需要拡大をもくろむことになった。しかし、国産材を扱うのはなかなか難しいことに気づいたようだ。私も忠告したけど。
そこで考えたのが、まず外材市場に参入して、中小工務店向きに安く外材を流すこと。その上で国産材を安定供給するルートを確立して、外材を国産材に切り換えていかせるという戦略だ。
まあ、遠回りでもそんな方法もありかな、と思う。まずは木材を消費するマーケットを手に入れないと供給しようがないもんね。でも、国産材を売るために、まず外材を売るというのも皮肉な選択だ。
誰か、彼にもっと別の森林ビジネスのアイデアを提案してくれないかね。
(笑)。そう、理念としてのロハスもスローライフもいいんですが、みんなが真似るのは無理。
ロハスな生活を行えるのは、勝ち組の悠々自適的生活の延長か、負け組の負け惜しみ(^o^)オイオイ。問題発言だな。
でも環境が悪くなる以上、森林に目が向くのは当然だと思います。
理にかなった方法で自然に逆らわず・・・
悠長すぎですね(ーー;)
まずは啓蒙活動ですね。
でも突然ロハスとかいわれても困る。
でも最大の難関は、関係者のやる気のなさでしょうね。ちゃんと林業で飯を食っていく気のない人が多いですから。
それに改革嫌いですから。じり貧と言われようと、今のままでいたい。
市場参入の例で
某事務機メーカーは、環境と間伐材をキーワードに林業生産地から加工品を作って販売する手法でかなり攻勢を懸けていますが、市場の反応はいまいちのような気がします(某メーカーさんごめんなさい)
学童机の例でほとんどが、地元の木工所でできたものをJISなどと言う規格の元、大メーカーがほとんど駆逐してしまった。
私世代は、昔の学童机をみると懐かしいなあと感じるし、あれで別にかまわないと考える。(最近ようやく学童机にも規制緩和がでてきたけれど)売れるのでは・・。と考えてしまう。でも売れない??仕方がないですよ。大メーカーは、市場(消費者)に天然物は粗悪で工業製品が良質と今までイメージを埋め込んできたのですから・・・。
次にメーカーは「環境」「間伐材」のイメージで売れると考え、あれこれ、製品を出そうとするがいい返事が、なかなかでない?「そのはずですよ」最近まで苦しめていたのだから・・・。
国産木材の良さを否定するような規格や法律などのお陰で潤ったメーカーさんを簡単に信じられますか??
新しい森林ビジネスが難しくしていることを知っている木材関係者は、効率性、合理性のために一度決めた規制が、なかなか直せないことも知っています。(外材関税の撤廃など)
市場に受け入れられるには、消費者にきちんと情報を正しく伝え、信頼をつかみ、生産者が、プライドをもって良質な木材を安定的に供給できる体制が必要なのです。
時代に合わない規制をきちんと意見してかえ、消費者のための国産木材にならないとなりませんね。
ちょっとお利口さん、発言ですが・・・。
といっても、その壁はビジネスというより人の心。
「他のところより5割増で買う」と木材を買いつけに行っても、売ってくれないことが多々あるとか。
だから、参入には知恵を絞らないといけません。外材でマーケットを抑えてから国産材というのも、それなりに考えた結果でしょう。
それにしても、スピードを重視するIT業界に身を置いた人としては、珍しく悠長な発想だ(笑)。
いまどき珍しい方ですね。
その志はすばらしいですが、皮肉というより本末転倒な感じがしますね。
「手っ取り早く」というのも変ですが、あまり悠長なことも言ってられないのでは……?
といってもアイディアはないです、すみません……。