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朝のワイドショー「とく ダネ!」の中のコーナー「日本の夏」で、富山県南砺市の井波の町を取り上げていた。
ここは、昨年末に訪れたことがある。チェンソーアート関係の視察だったのだが、まさに彫刻の町である。木彫り職人が300人からいて、仏像から欄間、看板まで手彫りで作っている。
テレビには、覚えのある顔の人も登場していたが、今も徒弟制度の中で、全国から注文が来る様子が描かれていた。私らが訪れたのは冬の、雪に包まれた町だったが、夏は八日町の通りを開け放して、彫刻している様子が見学できるそうだ。カンカン、トントンと木を削る音がする町なのである。
驚いたのは、「彫刻で難しいのは荒削り。師匠が粗削りをしたものを弟子が細かく彫る」と紹介していたこと。そうか、仕上げより輪郭が重要だったのだ。
この町には、徒弟制度を含めて職人を育て生きていくシステムがあるし、その技量は全国から注文が途切れない強みにもなっている。多少の浮き沈みはあっても、神社仏閣や純和風建築がなくなることはないし、優秀な木彫技術は廃れない。いわば粗削り(構造)の部分がしっかりしている。
ただ仕上げに相当する商品の内容は、時代とともに変化するだろう。得意の欄間などは、かなり減ったそうだ。そこで洋式扉への彫刻など、新しい商品開発もしていることを語ってくれたっけ。スタジオでも、ホタルやバッタが彫り込まれた茶托が紹介されていた。
Master of B{その単語} Administration : 略してMBA
というわけで”MBAコース”開設となるわけですね.
#こりゃMBA失格だな<自分(笑)