今日は、吉野チェンソーアート倶楽部の第1回講習会。
吉野の山の中に参加者、見学者が終結した。今日までの豪雨とはうって変わっての晴天。暑いほどだ。
会場にはテントのほか、コンテナまで運び込まれ、チェンソー機材やグッズのレンタルと販売、作品展示が行われ、お茶まで用意されている。開会式には地元の農林事務所所長が挨拶するほか、吉野の有力者も多数見学に来た。そして奈良テレビとNHKも取材に来ていた。
なかなか派手であるが、地域振興を掲げているだけに地元の協力はありがたい。
講習の参加者は、定員を越える応募があったが、先着順の10人。東京や岐阜など県外からもいる。3人の講師とともにフクロウを作った。
ついにこの日を迎えた、と言える。もともと吉野にチェンソーアート事業を、と提案したのは私だが、あれよあれよと実現してしまった。
私は、森林や林業、山村をテーマに取材しているが、各地の動きを追いかけていると、それなりにアイデアが浮かぶ。この手法を広げれば、山村地域の活性化につながるのではないか、という思いを持ち出す。だから、それらを雑誌や書籍に発表したり、講演で提案する。
が、どこにも新たな動きは起こらない。提案は実施されない。むなしい気持ちになってしまう。
それなら、自ら何か実行できないか、書くだけ、口先だけではなく、実際に地域を動かせないかという思いを持ち出した。
そこで有志で「吉野まるごとプロジェクト」を立ち上げ、その第1弾としてチェンソーアート事業を提案したのである。これを拠点に新しい風を吹かせる…。
だから感慨ひとしお…と言いたいところだが、今日の私はというと、本部席に座り込み、暑い暑いとばてていただけであった(^o^)。
だって、私がやることは何もないんだもの。準備は吉野のメンバーがやってくれたし、運営は口出しすることがないほど見事だし、講師は素人でもうまくフクロウに仕上げさせる。
せいぜい私のやったことは、プレスリリースを書いて、各紙に送り、取材に対応するだけ。
やっばり、私は書くだけ、口先だけ、なのであった
わざわざ大阪から見学に来ていただきありがとうございました。
ぜひ、次回の練習会に参加ください。講習会はそれほど回数を開けませんが、練習会は原則毎月行う予定です。
参加いただけることが、一番のお手伝いです。
高橋です。
お世話になっております。
先日の吉野チェンソーアート倶楽部主催の
第一回講習会の写真をアップしました
ご興味のある方は下記URLからごらんください。
また、こちらのブログへは参加者の方も来られると思い
お知らせしました。
ご自身が写っている写真がありましたら
ご自由にダウンロードして使ってくださって結構です。
■第一回講習会の写真アルバム
http://www.channel-e.tv/yoshino-chainsawartclub/20060722/
どうぞよろしくお願いたします。
■こちらのページからもリンクが張ってあります。
http://www.channel-e.tv/muramati/sinrin/sinrin_4.html
もともと講習会は奈良県内しか告知していなかったのに、東京や岐阜から参加された方がいるということは、インターネットを利用したことだと思います。このプログも、その一助になったのかもしれません。
写真を見ていただくと、雰囲気もわかると思います。またの参加をお待ちしています。