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森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

銭ゲバに出てきたテーブル(^^;)

2009-03-01 00:29:11 | ドーデモ体験談

今期のドラマの中では、「銭ゲバ」にはまっている。

実は、たいして期待していたわけではない。いや、仕事で見られなかった回も複数回ある。そして見ても、そんなにドラマとして出来がよいとも思わない。

ただ、少年期に読んだ原作の「銭ゲバ」が脳裏にこびりついていて、それが現代に甦った迫力がある。主人公を演じる松山ケンイチが好きだということもある。彼だけでなく、このドラマの役者は、みんなよい演技をしている。

ちょうど、西原理恵子の『この世でいちばん大事な「カネ」の話』を読んだばかりであることも影響しているのかもしれない。この本は、ちょっと涙ぐんでしまった。両者に共通するのは、あまりに過激な貧乏の描写だ。まさかと思いがちだが、実際にある世界なのだ。きれいごとを言わさない迫力を感じる。

未曽有の金融危機で、金にまつわる厳しい話が飛び交う中で、このドラマを選んだテレビ局の編成は勇気ある。いきなり派遣切りの話題から入り、テレビ局はCM取るのに困らなかったのだろうか、と妙な感心をしてしまった。おそらくスポンサー企業もやっていることだからね。

さて、こんなことは、本ブログに似つかわしくない話題なのだが、一つだけ。

第7話の最後の方で、銭ゲバの父と緑(義姉)が、伊豆の貧しい漁村で出会うシーンがあって、そこで居酒屋?食堂で、話をする。ところが、そこに映し出されるテーブルが、巨大な丸太の薄切りなのである。直径は1mをはるかに越えているように見えた。ちょっと只事ではない大きさ。樹肌はわかりにくいが、針葉樹ぽい。外材かもしれない。

こんな木のテーブルが置いてある大衆食堂って?  セットでわざわざ作らないよな。ロケだろうか。すると本当にテーブルのある食堂があることになる。それが気になる(^^;)。


札幌沈殿

2009-02-23 22:54:00 | ドーデモ体験談

北海道への講演旅行の帰りに、猛烈な低気圧にぶつかり、飛行機が飛ばずに帰宅の予定が2日も延びたことは、表ブログに記した通り。その中の出来事も、表ブログに記している。ここでは、帰りが延びて羽を伸ばしていた話。

 

20日に帰れず、千歳空港から札幌にもどってホテルに泊まる。明日に振り替えた便は、午後5時半だ。たっぷり昼間は遊べる。夜は、名物スープカレーをいただく。

さて翌朝。吹雪である。どうするか? ホテルにこもるか。迷ったが、やっぱり出歩いてしまった(^^ゞ。

まず北海道大学へ。ホテルを出た際はたいしたことなかったのだが、やがてものすごい吹雪となって、学内も真っ白。クラーク博士の像も雪に埋もれているし、なんと遭難している車を見かけた。雪溜まりに突っ込んで動かなくなり、スコップで掘っているのだ。

それでも、大学の総合博物館を見学。ここはなかなか面白かった。ゆっくり時間を掛けて見る。恐竜の化石まであるとは思わなかったし、皮膚病の人体標本?とか、かなりの稀少物に出会う。また展示会でアイヌものも見られた。

その後、北大植物園に足を伸ばす。ただし、冬は休館。世界唯一のエゾオオカミの剥製、見たかったのにな。北方民族の資料も見られなかった。ただ温室だけ開いているというので駆けつけると、午前中でオシマイだという。それを無理行って入って見る。

その後、植物園前の「かでる2・7」内にあるアイヌ民族の資料展示室を見学。

また北海道庁の赤煉瓦旧舎も見学。

さらにさらに、地下鉄乗って、近代美術館まで足を伸ばし、「セザンヌ主義展」を鑑賞。セザンヌからピカソ、ゴーギャン、マティス、モディアーニ……まで見られた。ちょっと疑問符のつく展示ではあったけど。

考えてみれば、あさひやま動物園も行っているし、北海道の知の殿堂はみんな回ったぞ(^-^)。

十分満足して、そして心地よく疲れて、空港に向かう。夕方になって風も雪も止んだ。空に薄日の射す時間もある。これなら飛行機も飛ぶだろう。

……着いた空港は、またもや大混雑。なんと、朝からの便が全部欠航。そして機材が飛んで来ないから、私の振替便も欠航。

もう、札幌にもどる気力もない。実はお金も尽きていた。空港に泊まる覚悟を決める。それって、なかなか経験できないじゃない? 自慢話になるだろう。
それでも、またキャンセル待ちの手続きのために行列に並ぶのであった。

 

 


レモンハート デメララ151

2009-02-17 16:02:30 | ドーデモ体験談

タイトルを読んで、何のことかわかった人は、かなりのノンベである。

そう、酒の名だ。レモンハートは、南米ガイアナ産のラム酒である。
この名でホワイトラムもあるし、ダークラムでも40度の一般的な度数のものもあるが、デメララの冠があるものは、75,5度という超強い酒。151とはプルーフのこと。最強のヘビーラムと言われている。熟成させているから色も濃い。

同名のお酒漫画もあるが、一種の憧れの酒でもあった。でも、怖くて購入はためらっていた。

生駒のジャスコがもうすぐ閉店する。その閉店セールを覗くと、このデメララが半額で置かれていた。売れなかったのだろう(^o^)。

迷わず購入した。

なんたって、火気厳禁! と書かれているもんね。

それを昨夜、寝静まったキッチンで封を切ってみた。
そるおそる、ストレートで舐める。

ビリッと刺激が来る。やはり強いぞ。が、よい香りがして、ウォッカのようなアルコール臭さがほとんどしない。

最初のうちは、これだけ強いんだから、薄めたら2倍3倍の量になるよな、それってお得!と思っていた(貧乏くさい)が、なんのストレートがうまいよ。

飲みすぎたらアカンと、ちびりちびりと行くが、結構やみつきになる。薄めてガバガバ飲むよりこの方がゆっくり楽しめる。強い酒ほどやみつきになる、という法則が当てはまる。

深夜のキッチンで、ほろ酔いになってしまった。

眠る前に、インターネットでアルコール依存症について読む。
心を引き締めて。私は依存症にならないことを誓う(^^;)。


接骨院での出会い

2009-02-09 16:28:54 | ドーデモ体験談

相変わらず、強烈な肩こりに悩まされている。あまりにきつくなると頭痛がするし、肩から胸の方まで筋肉が引きつるようになる。

で、そんなときは接骨院に行くようになったのだが……。

今日訪れて順番待ちをしていたら、隣に座ったおばあちゃんに話しかけられた。銀髪を少し紫に染めているおしゃれな人である。

その人は、なんと私のことを知っていた。「以前、MOKUという雑誌に出ていませんでしたか」と問われる。

出ていた。昨年の2月号だ。月刊MOKUからインタビューを受けて、私の写真とともに記事が掲載された。それを覚えていたというのだ。そんなに大きな写真でもないのに……。

しかも、そのMOKU出版の経営者は、自分の孫の嫁ぎ先だと……。不思議な縁である。ちなみに、この雑誌、なかなか硬派で難しいテーマを扱っている。リンク先をみていただきたい。

その後、彼女が持っていたバックナンバーを1冊いただいた。生駒であんまり顔は広めたくないが、こんな出会いは心がほっこりするね。


ン十年ぶりの再会

2009-02-02 20:36:43 | ドーデモ体験談

ひょんなことから、ン十年ぶりにある女性と再会した。

彼女と初めて会ったのは20年ぐらい前。取材先だった。その後、折に触れて交流があったが、ここ10年前後は会うこともなく年賀状のやり取り程度。

だから神戸で再会したときは、手と手を取り合って、抱き合ってo(^o^)o!喜んだ。

「全然、変わっていないわね、若々しくて!」

そう言われて、あわてて頭髪を撫でた、白髪を隠すために(^^;)。

「いやいや、そちらこそ昔のまんまのスタイルと美しさで!」

私も、負けずにいう。お互い、褒め殺し(^^;)

実際、会う前に彼女のプログなどを覗いたのだが、食べ歩きばかりしているから、もしかしてブーちゃんになっていないか? と疑っていたのだが、なんのスタイルは昔のまま。それどころかホットパンツ姿ですよ。一応、私よりお姉さんなんだけど。

「ずっとフリーを続けて作家になるなんてすごい」

と持ち上げられるが、実は彼女は起業家で、そこに私は取材に行ったのだ。つまり独立したのは向こうの方が早いわけ。今だって、代表取締役だ。どちらが凄いんだか。
しかもモバゲーで若い子にネットストーカーされて説教したとか、なんだか「若いなあ」という話ばっかり。

「やっぱり、好きなことだけをしていると、若くいられるわね~」

好きなこと……やっぱり今の仕事は好きなことなんだろうな、と再確認。

「好きなことしていると、いつも仕事先と喧嘩して仕事を失うよ(^^;)」

その後、老後はいかに過ごすか、誰にも迷惑をかけずに死ぬ方法とか、世界中を放浪して安宿で倒れて無縁仏で葬られることを望む……という話題で盛り上がったよ。

残念ながら翌朝が早いので、あまり遅くまでつきあえなかったが、デジカメで二人顔を寄せ合っての記念撮影。またの再会を楽しみにしておこう。


明神山の磐座

2009-01-26 13:25:17 | ドーデモ体験談

徳島に出かけていて、阿南市から美波町伊座利へと向かう途中に、「明神山の石積みと古代遺跡」と書かれた看板を見つけ、さっそく脱線。

尾根沿いの道をつらつらと走り、NHKなど放送関係の鉄塔の発つ当たりに、峯神社がある。そこに、石積み遺跡があると標識があった。それは「天の岩戸」に匹敵するような筆舌に尽くしがたい遺跡なんだそうだ。

森の中を抜けて、たどりついたのは、一面の岩。巨石もあるし、眺めは抜群だ。なんと、真新しい鳥居が立てられていた。でも、これって、石積みじゃないよな。

見て歩いて、わかった。ようするに岩が露出した一帯なのだが、それは木々に覆われていたらしい。それを切り開いて、「遺跡」にしたようだ。それも宗教がらみで。昔からの祭祀ポイントなら磐座(イワクラ)と言えるが、なんだか新しそうだなあ。

新手の名所づくり? でも、観光的じゃないし。

ともあれ、超古代の巨石文化ということにしたら、一部のマニアは喜ぶ。私もその一人だけど(笑)。


今年もおしまい

2008-12-30 23:31:33 | ドーデモ体験談

今年もおしまい。

こちらのブログは、結局終わらせずに続けているなあ。

あくまで裏ブログだから、表とは違う話題をと思うのだが、いつしか娘ネタが増えた。まあ、意識的にやっているんだけど。毒にも薬にもならない話というのは、意外と難しく、その点、娘ネタは便利なのである。幸い、父子断絶はしていないし。

どうせ、今のうちである。もしかしたら「こんな時代もあったんだよなあ」と懐かしがって自分で読み返す日が来るかもしれない(^^;)。

が、いつも娘に言っているのだが、「子供のために親が犠牲になるつもりはない!」
一に自分のこと、二番目に少し娘のことを考えてやるよ、と。
娘は「サイテー!」と口癖になった言葉を口にするが、まあお互い親離れ子離れの意識は持たないとね。

それも成長のためだ。私だって、今のままストップするつもりはない。

さて、お年玉の準備をしないと。


忘年会2

2008-12-21 17:46:45 | ドーデモ体験談
昨夜は、第2回目の忘年会。
大阪の店を何軒か渡り歩く。新地の立ち飲み屋はなかなかよかったが、3人で7000円以上という値段は、やはり新地かね。
さらにクラシック・バーというのもあって、ここではカラヤンの第九が流されていた。最初のうちは頭の上で響く音響にムズムズしたが、最後は大音響に身体がしびれた。いやあ、大迫力。ベートーベンはいいわぁ。あのDVDほしくなる。でも我が家には十分に聞けるオーディオがないなあ。

こうした音楽を聞きながら日本林業の将来を語り合うお酒は、いいもんですよ。
いろいろな情報と意見を吸収して、酔った頭で、これは使える、と念じて忘れないようにする。

なお、生駒に帰ってからも、さらにもう一軒。
自宅に帰りついたのは午前3時になっていた。へろへろだ。

終電チェック

2008-12-12 16:17:49 | ドーデモ体験談

今年も、忘年会シーズンだ。まず第1回目? に参加した。

昨年と同じく、大阪の「すかんぽ」で、サンシンの演奏も含めてあ~だ、こ~だ。
サンシンの伴奏で、民謡に浪曲に讃美歌にカルメンに、となんでもあり。

ところで、今回初めて、携帯で終電のチェックをした。これまで、使い方がよくわからなかった(^o^)。わからないというより、サイトにたどりつくまでにイライラする。そこで娘に、チェックサイトを呼び出してもらい、それを登録しておいたのだ。これで、ようやく使えた。……おかげで、解散時間に焦らずに済んだよ。使ってみると便利。もっと、携帯使いこなさなくちゃいかんなあ。

でも、携帯のインターネットは苦手。さらに携帯で文字打つのもおっくうだ(^^;)。携帯メール打つときは、実は一大決心がいる(笑)。と言いつつ、携帯にメールが全然来ないのは寂しい。今のところ、受信の大半は娘からのものだし、送信の大半がブログへのアップ。

旅に出る時は、パソコンメールを転送するからたくさん来るが、ジャンクメールが多くなるし、やっぱり反則技? のような気もする。携帯のメル友がほしい。そうしたら、もう少し指の動きもスムースになり、携帯の使い方を覚えるんじゃなかろうか。

 


やんばるくいな荘のおばあ

2008-11-10 23:51:41 | ドーデモ体験談

沖縄に行ってきた。

初日に止まったのが、国頭村の民宿「やんばるくいな荘」。
部屋は、まったくそっけない四畳半で、まるでアパート。この宿は、実は密猟者の宿として知られているが、それに似つかわしい。

が、周辺の設備はなかなか凝っている。塀には巨大なヤンバルクイナの絵が描かれているが、それだけではない。まず食事をする小屋は海岸の流木で手作りしたという。夜はランプの明かりで食べる。庭には、よくわからないオブジェ?がたくさんあるし、「メダカの学校」と名付けたいくつもの池があって、花が咲き乱れている。そこには檻から逃げ出したウサギがシソの葉を食べていた。

そして庭にある離れの小屋。そこでも食事できるのだが、登場したおばあ(というにはまだ若いか。ようするに女主人である)の言うには、
「この部屋は、昔の琉球の家づくりをしているのさあ。釘一本使わずに家を建てたのだよう」

その言葉で指さされた梁を見ると、大きな釘が打たれていた……。いや、部屋のどこを見ても釘だらけだった。私は、なんと返事してよいのか迷う。

さらに庭にいたのが、ヤギ。名前はハイジ。こちらはメスで、もう一頭オスのパトラッシュがいるのだそう。オスは気性が荒いのでサトウキビ畑でイノシシの番をしているらしい。

「ヤギはかわいいよお。老後はヤギ飼って暮らそうと思ってさあ」

そう言って、ハイジを撫で回す。ハイジはハイビスカスの葉をモリモリ食べている。

「かわいいさあ。いっぱい増やしてヤギに囲まれて暮らしたいんだあ。増えたら食べられるしねえ」

おいおい、かわいいの後に、食べるのかよ。しかも
「ヤギ料理は,血を入れないと出汁が出ないのよ。今は解体に場に連れて行くから血が採れなくてねえ」

リアルだ。沖縄のおばあは、やっぱり凄い。


冷や奴が2つ

2008-11-05 01:48:55 | ドーデモ体験談

所用で大阪に出た際、晩飯を食べたくて定食屋を探した。

最近、凝っているのである。かつてのように専門店で中華だ洋食だと食べるのではなく、定食屋でみそ汁付のフツーの和食を食べたい。もちろん飲み屋のように酒は飲まない。なんだか、それが楽しいのである。

で、下町の商店街で、チェーン店らしいが伝統的な定食が並ぶ店を発見したので、入る。選んだのは塩サバ定食。定番中の定番だ(笑)。ただし、もう一品ほしくなって、冷や奴を付けた。ちょっぴり豪華。でも合わせて690円! 飲み屋で晩飯食べると3000円越してしまうのに、嬉しい値段だ。

ところが、出てきた定食を見てびっくりした。なんと冷や奴が2つトレイに乗っている。一つは私が追加注文したもの。もう一つは……定食に付いている小鉢らしい。運んできた女性は平然としている。

なんで、注文した時に、冷や奴が重なっていることを説明しなかったのか。そして平然と2つ並べて持ってこれるのか(-_-メ)。

思うにウェイトレスはアルバイトである。客が何を頼もうが、まったく興味なく、淡々と自分の仕事(盛りつけて運ぶだけ)をこなしたのだろう。思考するのも面倒だったのかもしれない。

これが店の主人、もしくは店に愛着がある店員なら、こんな真似しないのではないか。マニュアルどうりにしか動かず思考停止させているアルバイトならではの所業である(T-T)。

時に、まったく役に立たない政策を淡々と遂行するお役人に出会って、ゾンビのように自分(の考え)を殺した仕事ぶりに呆れることがあるが、それとよく似ている。彼らは自分の意見より組織の見解に身を任せているのだなあ。


青春の居酒屋

2008-10-30 11:51:09 | ドーデモ体験談

徳島帰りに、大阪駅ガード下の新梅田食道街に寄った。
この界隈、昔は常連だったのである。

そして、もっとも懐かしいお店「味楽」に行く。ちょうど、ここのおかあちゃんと店前で出会った。覚えていてくれた。何年ぶりだろうか。生駒に引っ越してからは滅多に行かなくなったから、10年ぐらいはたっているかもしれない。

この店にたむろしていたのは、20年以上前になるだろうか。何の取り柄もない店なのだが、おかあちゃんに会いに通ったようなものだ。くだらん議論をしたり、管まいたり。昭和天皇が亡くなった時なんぞ、ぼろくそ言い合って、ほかの客から睨まれた思い出もある。
なんたって、戦後闇市の時代からこの店はある。当時は朝、昼、晩とやっていたという。戦前は朝鮮で料亭をしていたという噂も聞いた。

「吹かば吹け、玄海五島東の風……」の額は、何十年も変わらぬ佇まいでかかっていた。当時料理を作っていたオヤジは、酒の飲み過ぎで倒れた。見舞いに行ったこともある。亡くなってからはおかあちゃん一人で切り盛りして大変だったが、今は息子があとを継いでいる。彼も会社を退職して継ぐには葛藤があったかもしれないが、今は悠々と店を仕切る。メニューも随分増えた上にオシャレな料理になった。酒も地酒を中心に種類が増えた。価格も上がった。でも、店の雑然とした雰囲気は当時のままだ。

20年前、我々の仲間のたまり場だったが、今はみんなバラバラになってしまった。それぞれの道を見つけたのだろう。
「あのころは、みんな何しようかわからんであっちウロウロ、こっちウロウロして迷っていたわね」と言われてしまった。

たしかに、将来自分がどうなるのかわからぬ不安と期待を抱えつつ、集まっていたんだなあ。今、振り返ると微笑ましい。

たまには、こんなセンチメンタルジャーニーもよい。

 

 


デジカメ一眼

2008-10-28 21:30:17 | ドーデモ体験談

デジカメ一眼レフを、とうとう手にした。

ニコンのD60である。今日、試し取りに外に出てみた。う~ん、想像以上に快感。気持ちよく撮れる。

もともと、数年前にフィルムカメラの一眼レフを新調。その時もデジカメの時代が来ていることは知っていたが、これが最後のフィルムカメラになる……と思いつつ購入した。3年間使えば納得するだろう、と。

だが、時代の進展は早く、せいぜい1年後には仕事先から普通のようにデータ画像を要求されるようになり、仕方ないからコンパクトデジカメで対応していた。幸いコンパクトでも優秀で、十分な画質が撮れる。しかも簡単。軽い。自分で加工する楽しみも感じだした。

何本も集めたニコンレンズも惜しいのだが、フィルムカメラは引き出しの奥に眠ってしまった。

それでも、最近はコンパクトゆえの限界を感じだし、もっと高性能を求めだした。そして、とうとう……。思っていたより軽くて使いやすいし、当分持ち歩こうかな。

 


ポニョ

2008-10-02 23:35:56 | ドーデモ体験談

大阪に出る用があったので、そのついでにえいが見ようと思って……「崖の上のポニョ」を見た。「おろち」にも心が動いたのだけど……。

ここんところ、とてつもなく忙しい。執筆中の本だけで3冊である。そうなると、不思議なもので、新たな仕事を増やしたくなる。暇なときはひたすら怠けているのだが。
で、無理やり仕事を間に入れると、不思議なもので急な仕事の依頼が入ってくる。それも七転八倒しつつ受け、間に押し込む。アップアップである。でも、それが快感?になってくる。仕事が仕事を呼び、それが次の流れを呼び込む。

忙しい時に忙しくすると、なんだか人生の密度が濃くなるみたい。

で、映画を見る(^o^)。またまた時間を作って脱線するのだ。すると、意外やできるものなのである。目先の仕事から逃避する意味もあるけど。ここで忙しさの呼吸を乱すのが極意(^o^)。流れから離れて、我に返る。