ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

腰痛の回復度チェック山行 1/2 ――― 日向和田駅から日の出山へ

2015年09月27日 | ハイキング/奥多摩

2015/9/12  前回8月6日にヌカザス沢へ行って幾日か経ってから、急に腰痛が発症しました。もともと30歳ころに腰を痛めて、腰痛持ちではあるのですが、今回の腰痛はそれとは症状も違いますし、原因も別なところにあるみたいです。とにかく、朝に目が覚めると痛くなっているのです。そおっと、腰を捻じったり曲げたりしないように起きないと痛いのです。当初は、寝返りを打つだけでも痛かったのです。でも、立ち上がり、日常生活を送る中では、さほど苦痛はありません。座っていても大丈夫。そして、昼、夕方、夜と、時間が経つにしたがって腰の痛みも引いて行くようなのです。
9月になってからは、目覚めた際の痛みも弱くなって来て、だんだん改善されてきました。

ですから、腰痛が本当に良くなってきているのか否か、チェックするための山行を計画しました。
初心者が歩くような、簡単なコース。アップダウンもさほどないコースを選びました。


▲日向和田駅で下車し、歩き始めます。神代橋の上から多摩川を眺めると、ここのところの長雨続きで、川の水は"笹濁り”していました。実際の色はこの写真の色よりももう少し苔色でした。9:22ころ。


▲青梅市の梅が咲く時期の観光の目玉の一つだった「梅の公園」。ウメ輪紋ウィルスの感染が広がった影響で、この公園のすべての梅の木も伐採されました。僕も一度訪れたことがありますが、数多くの梅の種類が植栽されていて、尾根あり谷ありの山の斜面に咲き誇る紅梅白梅は見事なものでした。清掃をしていたおじさんに聞くと、近々梅の木を植える計画があるそうです。でも、それもウィルスの絶滅度次第でしょうから、楽観はできません。9:39ころ。


▲住宅街を抜けて、琴平神社の鳥居が出て来ました。鳥居をくぐってから山道が始まります。9:44ころ。


▲ときおりヤマザクラの巨樹が現われます。幹の全面に苔を生やして存在感たっぷりのヤマザクラです。10:04ころ。


▲さほど急登ではない山道が植林の中に続きます。10:21ころ。


▲カンアオイ(寒葵)。花は半分土の中に埋もれているように咲きます。10:40ころ。


▲キバナアキギリ(黄花秋桐)です。花の上部先端から出ている線状のものは雌しべだそうです。花の中に紫色のものがふたつありますが、それは仮の雄しべだとか。花の中にもぐりこんで来た昆虫の背中に花粉をくっ付けるための複雑な構造になっているようです。10:45ころ。


▲琴平神社が近づいてきて、また鳥居がありました。10:48ころ。


▲琴平神社が見えて来ました。直下にこんなものが。雨水を貯めて、手を清めるためのものでしょうか? 10:51ころ。


▲琴平神社。尾根筋に出張ったようにある岩場に建っています。もともとは金毘羅大権現と呼ばれていたそうですが、明治以降は琴平神社となりました。
この付近の麓一帯では養蚕が盛んで蚕の豊作を願って崇敬されていたそうです。この写真でもよく見れば、中にたくさんの招き猫の置き物が見えると思います。蚕の天敵であるネズミから守ってくれる猫が奉納されたのです。10:53ころ。


▲琴平神社からは日の出山に連なる東西に延びる尾根道となります。ところどころ広葉樹の森も出て来ます。11:14ころ。


▲ツルリンドウの葉(蔓)が多いいなあと思っていたら、一輪だけ花が咲いていました。11:24ころ。


▲三室山646.7m山頂にはトレールランニングらしきグループが休んでいました。11:28ころ。


▲山頂から少し外れた場所で一服入れ、三室山から下ります。11:49ころ。


▲いろいろと知らないことがあるものです。せっかくですからこの看板を全部紹介しますね。
『重爆撃機「飛龍」墜落地  北側の谷底に、昭和20年8月11日夕刻、四式重爆撃機「飛龍」が墜落しました。機体は全幅22.5m、全長18.7m、全高7.7mの大きさで、双発です。静岡県浜松基地から、埼玉県熊谷基地へ向かう途中の墜落でした。原因は不明です。  搭乗していたのは春日改造大尉ほか12名で、墜落で全員が死亡しました。全員の遺体は軍や地元住民たちによって収容された後、荼毘に付されました。機体もほとんど回収されましたが、エンジン冷却部の片側が谷底に取り残されていたので運び出され、青梅市郷土博物館に展示されています。同郷土博物館には飛龍の遺品のほか、昭和20年4月2日に柚木町二丁目に墜落した、米軍機・B29のエンジンも展示されています。これらに関する資料は、青梅市郷土博物館に保存されています。  西多摩地方の戦争遺跡を調べる会』11:58ころ。


▲植林の中の緩やかな道を進みます。11:59ころ。


▲林道がすぐ下に見えました。向うに見える山は金比羅尾根の麻生山794mでしょうか? 12:06ころ。


▲梅野木峠です。登山者が3人休んでいました。12:10ころ。


▲再び山道に入ります。右の建物は柚木中継所。12:14ころ。


▲ススキの穂が輝くようになると、季節は本格的な秋ですよね。このあたりのススキは穂の出始めでした。12:21ころ。


▲日の出山への最後の登りが始まりました。S子も僕も階段嫌いなので、階段のない山道を歩きます。12:58ころ。


▲最後の階段。山頂直下です。13:13ころ。


▲日の出山902.0m到着です。相変わらず人の多い山ですね。13:16ころ。

ここまでは腰への影響も感ずることなく歩けました。荷物も日ごろのハイキングと同じ装備です。腰が悪いからと言って、減らしてはいません。8kg程度でしょう。

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