Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

隠れた伏兵

2012-07-23 12:02:40 | 日記
メジャー第3戦「全英オープン」
最終日の22日
ロイヤルリザム&セントアンズGC (7,128ヤード・パー70) で開催された。
棚からぼた餅 アーニー・エルス
 
アーニー・エルス(南アフリカ)が10年ぶりのメジャー制覇を成し遂げた。
4日間で最も強い風が吹き荒れた最終ラウンド、通算5アンダーの、
5位タイからスタートしたアーニー・エルスだが、アウトで2つスコアを
落としながら、前半は2ボギーをたたいて通算3アンダーで、バック
ナインに入ると、圧巻だったのは。10番のバーディを契機に、12番、
14番と立て続けにバーディを奪い。通算6アンダーとして、じわりと
リーダーズボードを登り始め、無欲の最終18番で、4mほどのバーディ
パットを沈めると、グリーンを取り巻いたギャラリーからは
大歓声が沸き起こった。
上位選手が伸び悩む中、サンデーバックナインの4バーディを奪う
猛チャージで「68」をマーク、通算7アンダーとスコアを伸ばして
ホールアウト。ひと足先にホールアウトし、プレーオフに備えて、
パッティンググリーンで練習していた、エルスはアダムの最終ホール
のボギーを知り、自分の優勝を知ることとなった。
この優勝で世界ランクは15位へと浮上を果たし、すべてのメジャー
大会で最低5年間の出場権も確保した。
泣くに泣けない無念の アダム・スコット

アダム・スコット(オーストラリア)は、通算11アンダーで首位から
スタート、アウトで2つ落として9アンダーで折り返しても、それに
迫る選手はいないまま、首位で独走を続けていたが、バックナインに
入ると突然15番から4連続ボギーを叩いて、悪夢のフィニッシュ
通算6アンダー、最終18番ホールをパーで切り抜ければ、先に7アンダー
でホールアウトしていたエルスと、プレーオフかと思われたが、
惜しくも最後のパットを外した事で、エルスに1打差で、2002年の
同大会以来のメジャー通算4勝目を逆転優勝で飾られた。
期待を裏切った タイガー・ウッズ

波乱が予想された最終日、一人旅のアダム・スコットの独走と思われても、
タイガー・ウッズは、6アンダーの4位からスタートし、最終日に
ファンは、最後日、祈る思いでタイガーの逆転を夢に見たが、その夢は
無残に砕かれた、アウト6番でトリプルボギーを叩く結果、最終日は
73でフィニッシュ。一時は優勝かと思われた、ブラント・スネデカーと
並び通算3アンダーの3位タイでこの大会を終わった。
5位タイに2アンダーのグレーム・マクドウェル(北アイルランド)と
ルーク・ドナルド(イングランド)の地元勢が入った。
この大会に出場し決勝ラウンドに進出した日本勢は、藤本佳則は
通算7オーバーの54位タイ、武藤俊憲は11オーバーの72位タイで
4日間の戦いを終えている。
 
この大会のように海外での、世界的大きな大会を見ていると、日本の
選手には、まだまだ、厳しい戦場のようだ、世界では「新人からベテラン」
まで選手層の、幅広い厚さが見えてくる。
最近謙虚さなくした 石川遼

国内で騒がれても、やはりコップの中の金魚、国内で試合に参加している
日本ゴルフ界の男女ともに、試合へのハングリー精神に欠け、その試合に
対する迫力がない。「一所懸命」で取り組んでほしいものだ。
世界の海は大きく、そこに泳ぐ、クジラと比べた時に、技術の差はあまり
にも大きすぎる気がする。
まだまだ、腕を磨かねば、世界に太刀打ち出来ず通用しないだろう。
国内で少しばかり強いからと言って、「ちやほやされ」どこか、舞いあがって
いるんじゃないの、と言いたい、誰の事か判るかな?
もう少し、腰を据え、藍ちゃんを見習ってはどうだ、今までスランプにも
泣かされながら、ここに来てた藍ちゃんが、海外でやっと掴んだものが、
ようやく実ってきたようだ。海外で強くなろうと思えば、腰を据えて取り組む
事だろう。
これは日本選手全体(男女)に言える事ではないだろうか?