HARD HEAD

旅行 社寺

小谷城跡

2015-04-30 06:21:11 | 
 2015.04.22 安土駅11:20発米原で北陸本線に乗り換え河毛(かわけ)駅に12:18に到着。

       河毛駅コミュニテーハウスで小谷城の資料と説明を受けレンタルサイクルも

       そこで借り最初に小谷城戦国歴史資料館に向かう。







  小谷城跡 国指定史跡 日本百名城 織田信長に滅ぼされた戦国大名浅井氏三代の巨城。



  約20分のどかな畑のなかを気持ちよく走る。



  小谷城遠望 左手が清水谷でここに平時の居館があった。右の尾根上に城の中心部である

        本丸などの曲輪群、最高所に大嶽が配置されていた。



  小谷城戦国歴史資料館に到着。 ガイドブックと登山の説明を親切にしていただき通常の方は

      本丸まで往復約90分とのこと、私は高齢者で写真等も撮りながら散策もするので

      120分の予定でリックも預け出発する。



  清水谷絵図



  大手門跡



  磯野屋敷跡



  清水谷武家屋敷群



  追手道 13:05登り始める。



  最初は木立の中を進む追手道



  追手道 番所本丸方向に上る。



  追手道 間柄峠跡 1525年六角高頼が浅井亮政を攻めた時、越前から援軍できた

           武将真柄備中守が守った所。



  追手道 望笙峠からの眺望  琵琶湖と竹生島が見える。





  番所跡 小谷城主郭の入口にあたる重要な曲輪でここから本格的な城郭となる。



  小谷城跡絵図



  虎御前山展望所 眼下に信長の本陣のあった虎御前山を展望することができる。





  御茶屋跡 番所跡のすぐ上にある曲輪で、主郭の最先端に位置する。



  本丸まで240m 東に伊吹山が見える。





  御馬屋跡.馬洗池 本丸跡の前面にあり本丸を守るための曲輪である。池は御馬屋跡の

      背後にあり南北9m、東西6.6mの石積みの池で、中央に石垣の仕切りがある。



  首据石  1533年六角氏との戦いに内通した今井秀信の首をさらしたといわれる石。



  赤尾屋敷跡 1573年浅井長政は信長軍と闘い鐘ヶ丸に帰る事が出来ずやむなくこの屋敷で

        29才の若さで自刃した所。





  桜馬場跡 大広間跡の前にある曲輪で細長く左右二段からなる。

           大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のロケの中心地。





  同上 城内一の大パノラマがひろがる。



  同上 浅井氏家臣供養塔.小谷城址碑がある。



  黒金御門跡 両袖に巨石の群を構えた御門跡はいかめしさに圧倒されそうである。

        秀吉の破壊による跡が往昔を物語る。





  大広間跡 お江が生まれたとされる曲輪跡「千畳敷き」とも呼ばれ城内最大の曲輪跡。





  本丸(鐘丸)跡 天守など、城の中心となる建物があったと推定される。南北約40m、

       東西約25mの広さを持ち上下二段からなる。南側に石積みが残る。

       北側には大堀切が見られる。



  大堀切跡 本丸跡の北にある大規模な堀跡。番所跡から本丸跡迄と

                  その上を区切るためのものである。



  帯曲輪跡 御馬屋跡から清水谷側の斜面に本丸跡裏、中丸跡近く迄幅3~5mの帯曲輪がある。



  山王丸まで400mまだまだ城跡は続くが帰路につく。



  追手道出口 帰りは坂道を急ぎ足で下る。北陸本線は日中は一時間に一本しか走っていない。

       何とか15:00に資料館に戻りリックザックを貰い親切な館員に御礼し、駅に向かう。



  河毛駅前の 浅井長政公とお市の方の銅像 

     15:21発の電車に乗れ米原で新幹線ひかりに乗り替え3日間の楽しかった城巡りを終えた。




  








安土城跡 2

2015-04-29 06:42:50 | 
 2015.04.22 天主跡見学後帰途に着く。



  帰り道は金門を過ぎると大手道を下らず、右側の石段を少し上ると見寺裏門跡

      です、見寺跡を見学しながら下るコースをとる。





  見寺本堂跡 臨済宗妙心寺派の寺、遠景山と称す。安土城築城の際(1576年)、

     信長公が他所より移築し安土城本丸の西方の峰に自らの菩提寺にしたと伝えられる。





  同上 三重塔 国指定重要文化財 室町時代建物で棟柱に享徳三年(1454)建立の墨書きが

     ある。天正三~四年(1575~6)に信長公が甲賀の長寿寺から移建したものとされる。





  同上 本堂跡からの眺め  西の湖や干拓地が一望できる。





  三重塔から石段を下ると二王門(楼門)が見える。









  同上 二王門(楼門).木造金剛二力士立像共 国指定重要文化財 門は1571年建立、移築。

            仁王像は1467年造像銘が残り、信長公が天正年間に甲賀から移した。



  さらに参道を下る 振り返り二王門を見る、素晴らしい建物です。



  中腹より眺めた大手口付近遺構

     参道は安土城の搦め手口は通行禁止の為、出られず、山中腹を大手門跡に帰り出城する。







  山麓を見学 西側石塁の枡形虎口と平入虎口。



  同上    南山裾帯郭の虎口。



  同上  見寺参道入り口(安土城跡搦め手口)



  同上  会勝寺観音堂





  セミナリヨ跡 信長の命により1581年イタリア人宣教師によって創建された日本最初の

         キリシタン神学校伝承地。



  同上より眺めた 安土城跡。











  活津彦根神社





  城郭資料館見学 安土城天主 1/20スケールのひな形。

                電動で開閉してくれ内部構造も見られる。



  同上   安土.南蛮図屏風陶板壁画 天正少年使節がローマまで歩んだ行程を

       36曲の屏風絵風陶板壁画に表した。



  同上   狩野永徳によって描かれた安土城障壁画を1/7のスケールで再現。



  同上   信長公の写真



  安土駅前の信長公の銅像に別れを告げ小谷城に向かう。



  安土城跡 車窓より撮る。











安土城跡 1

2015-04-28 10:34:35 | 
 2015.04.22 JR 安土駅でレンタサイクルを借り安土城跡の拝観開始の9:00迄セミナリヨ跡等

         散策しながら安土城跡に向かう(散策は前後するが 2 でアップする)。









  安土城跡 国指定特別史跡 日本百名城 織田信長の天下統一へ向けての拠点とした居城。

       築かれた石垣や大きな礎石を使った天主跡、本丸跡、大手道など近世城郭の先駆け

       となった広大な遺構が整備保存されている。









  大手道 大手門から山頂に向かう大手道は、両端に側溝があり、幅約6mの石段が180m程

      直線的に伸びている。石仏が使われた石段もある。道の両側には家臣たちの

      屋敷が階段状に配置されていた。





  伝羽柴秀吉邸跡(下段)







  伝羽柴秀吉邸跡(上段)







  伝前田利家邸跡



  見寺仮本堂(伝徳川家康邸跡)工事中で見学出来ず。



  大手道を上から眺める。右手前には伝武井夕庵邸跡がある。





  大手道(横道、七曲り状部) ここから上は幅も狭くなり曲がりながら登る。

                石段に石仏も多く見られる。





  大手道(主郭外周路部分)幅も広くなり、上部に黒鉄門が見える。







  鉄門跡 二ノ丸下段の虎口。枡形になっており石垣には巨石が使われている。

                石積みは場所によって石の大きさや積み方が異なっている。



  天主跡周辺の縄張







  黒鉄門から二の丸へ(左の石垣は二の丸の石垣)



  同上にある 仏足石



  二ノ丸



  信長公本廟 重臣羽柴秀吉は1583年2月に信長公ゆかりの安土城二の丸跡に遺品を埋葬して

       本廟とした。六月二日の一周忌には織田一族や家臣を集め、盛大に法要を行った。





  本丸跡 天主から少し下りた所にある本丸御殿跡。「信長公記」によればこの建物には

      天皇を招き入れる「御幸の間」があったと記載されている。





  天主石垣と天主への石段。





  天主台礎石群 背丈ほどの高さの石垣に囲まれた東西、南北それぞれ約28mの台地

     (天主の地階部分)今は礎石が1.2mおきに整然と東西10列、南北10列並んでいる。







  天主よりの眺望。  見学後山麓に下る。

           安土城跡 2に続く。

 

  



  





  

伊賀上野城址

2015-04-27 09:06:58 | 
 2015.04.21 松坂城を後にし、近鉄松阪駅から急行で伊賀神戸駅に

                 伊賀鉄道に乗換上野市駅に到着。



  伊賀鉄道、伊賀神戸駅ホームにも忍者、電車もラッピングで忍者模様、

                    車内の網棚の上の忍者に吃驚。



  同上 上野市駅に着く、伊賀の里は忍者が一杯です。駅からお城までは徒歩約8分です。









  伊賀上野城 国指定史跡 日本百名城 高石垣が聳える藤堂高虎の城。



  案内図



  表門跡







  西面の高石垣を上から見る。回りに柵も無く足が竦む。



  天守を西面(裏側)から見る。





  北面の高石垣



  石垣上部





  天守閣 天守は三重三階、小天守は二重二階。1935年復興の木造模擬天守。



  天守三階より城下町の景観が一望できる。





  天守三階と格天井の有名人の大色紙(1m角の大きさ)、横山大観、河合玉堂等の色紙がある。





  天守内部は藤堂家に関する資料が展示されている。



  本丸東側には一段高く石垣が組まれた曲輪がある。これが筒井時代の本丸で

        藤堂時代は城代屋敷があった所だ。筒井時代にはここに三層の天守があった。



  大手門   高石垣を外部から見学したく上野高校グランド前にまわる。









  本丸高石垣 西.北面 伊賀上野城随一の見どころである。水面からの高さ約23m(堀底から30m)

       の高石垣は圧巻である。2ヵ所の横矢がかかる塁線の張出や隅石の算木積も見事だ。



  高石垣と天守



  天守





  俳聖殿



  忍者博物館





  同上     永倉





  同上     忍者の道具、武器等。

       見学後、伊賀上野駅でJRに乗換、柘植で草津線に乗換、草津で東海道本線にまた乗換

       今日の宿泊地「近江八幡に向かう。



 





松坂城址

2015-04-26 09:39:05 | 
 2015.04.21 今日は天気が良く気持ちが良い、朝早く目覚めたので

       近鉄名古屋駅を5:50発の急行に乗り松阪駅に7:30到着、松阪城に向かう。



  松坂駅 本居宣長で有名な「鈴」が駅前広場にあり、市街地循環バス「鈴の音バス」が

              一乗車100円で走っています。







  松坂城 国指定史跡 日本百名城 蒲生氏郷が縄張した石垣の城。



  案内図



  表門跡 本瓦葺二階建の櫓門は明治初期に破却。



  本丸 表ニノ門(助左衛門御門)跡



  同上        鐘ノ櫓跡



  同上        遠見櫓門跡



  本丸下段 正面石垣は金ノ間櫓跡



  本丸下段 正面は本丸上段石垣



  同上 月見櫓跡 東角にあった二層の櫓。台所棟と付属舎が付いていたが17世紀中葉に大破



  同上  太鼓櫓跡 南角にあった二層の櫓。 これら櫓間には多聞櫓を巡らした。



  同上  本丸上段に上る石段



  同上より二ノ丸を望む。



  本丸上段 城郭の最頂部にあり、上下二段からなる。上段には一段高い天守台へ三層の天守を

       築造し、北へ連結して敵見櫓、東隅に金ノ間櫓を配した。



  同上  金ノ間櫓跡 東角にあった二層の櫓、17世紀中葉に破損。



  同上 松阪開府之碑 蒲生氏郷から服部一忠、古田重勝.重治を経て紀州藩領になる履歴を刻む



  同上  敵見櫓跡、奥は天守台。





  天守跡  三層の望楼型天守であったが、1644年大風で倒壊。



  きたい丸跡  曲輪の名称は、古田重勝の子重恒の幼名「希代丸」にちなむという。

         本丸の西に位置し、表二ノ門を挟んで遠見櫓の対角に鐘の櫓、北角に藤見櫓、

         西角に角櫓と無名櫓、南角に無名櫓を構える。



  同上  角櫓



  二ノ丸  本丸の東に位置し、南角に無名櫓を構え、曲輪内には二ノ丸屋形が置かれた。

       1794年には二ノ丸御殿(別称:徳川陣屋)が新たに築造される。三の丸へ

       通じる大手筋には表門、搦手筋には裏門を構えた。





  御城番屋敷.土蔵  

       城を警護する武士軍団20名が住んだ1863年築造の武家長屋は国指定重要文化財、

       隠居丸から移築された江戸時代築造の土蔵は三重県指定有形文化財。





  隠居丸 本丸の南に位置し、南角に無名櫓を構え、曲輪内には道具蔵二棟と宝蔵.米蔵が

      置かれた。火薬蔵へ通じる南口に埋門を構えた。

      現在 本居宣長旧宅(鈴屋、国指定特別史跡).桜松閣(国登録有形文化財)

         が移築等されている。



  裏門跡



  旧伊勢街道常夜灯 1823年に寄進され、初め津の藤枝町にあったが、昭和の初め現在地に移転。

           石垣は隠居丸南面の石垣です。



  二ノ丸表門近くにある井戸



  歴史民俗資料館 国登録有形文化財 1912年旧阪南群図書館。今は歴史.民族資料展示施設。

    次の伊賀上野城に向かう。