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HARD HEAD

旅行 社寺

四国八十八ヶ所巡り 高野山奥の院 御礼参り

2013-06-07 19:35:34 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.15 今日はアパホテル大阪天満から地下鉄堺筋線で天下茶屋に出て、南海電鉄

       高野線に乗換、極楽橋からケーブルで高野山駅、路線バスに乗換、奥の院に

       参拝後、高野山を散策して宿坊 一乗院に宿泊予定です。



  

  大阪から電車に揺られ、車窓は徐々に郊外の風景へ、そして段々と山深くなってくる。

   終点の極楽橋(標高539m)に着く頃には杉の古木が林立する聖地らしい風景になってきた



  ケーブルカーに乗換る。途中東京スカイツリーの高さ634m表示地点を通過。





  高野山駅(標高867m)に到着、急行で約2時間でした。



  バスに乗換る。女人堂前、高野山入口を通過する。





  バス終点、奥ノ院前で降りる。中の橋入口。10時45分奥の院に向かう。



  奥ノ院 案内図



  中の橋からの参道



  お地蔵さんとピラミッド状の無縁塚。



  御茶処(頌徳殿) 1915年建立(高野山開創、1100年を記念して建設された。)



  水向地蔵



  御廟の橋



  この先に見える建物が奥の院。弘法大師の霊廟がある。ここから先は撮影禁止。

    弘法大師は、今もこの高野山の奥の院に生き続けている。「同行二人」お陰様で

    四国遍路八十八ヶ所を無事巡る事ができましたと、弘法大師にお伝え、お礼を致しました



  御廟橋の脇にあった水中の塔婆。流灌頂といお供養形態だそうだ。



  不動堂



  大黒天(納経所)





  御朱印(300円)と御影(300円)を頂く。



  興山応其上人廟 応其(おうご)上人は秀吉の高野山を焼き討ちから救うと共に、

          その復興に活躍したと記されている。



  豊臣家供養塔(史跡) 豊臣秀吉公、その母公、弟の秀長と夫人など豊臣一族の墓とある。



  越前松平家石廟 松平秀康(家康次男)と同母霊屋(重要文化財)





  参道には無数の供養塔や墓標が並ぶ。塔は苔むし、彫られた「梵字」が印象的。



  加賀金沢 前田利長供養塔(三番石、奥の院参道で三番目に大きな石塔。ちなみに

       一番石は崇源院五輪塔(徳川秀忠の正室江の名)、二番石は安芸浅野家供養塔。)



  汗かき地蔵 世の中の人々の苦しみを「汗かき地蔵」が身代わりになって一身に受けて

        いるので、いつも汗をかいているとという。脇に「姿見の井戸」がある。



  上杉謙信 景勝 霊屋(史跡)



  武田信玄 勝頼 供養塔



  一の橋



  一の橋(奥の院表参道)入口 12時15分(奥の院参拝90分かかりました)。昼食を取り次へ。



  

  

四国八十八ヶ所巡り 第八十八番札所 医王山 大窪寺 2

2013-06-06 15:40:00 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.14 



  休憩後二天門があることにきずき正面入り口に回る。



  八十八番 結願所の石碑  階段を上り結願所へ



  二天門



  二天像 ガラスが嵌め込まれているので景色が反射して像がよく映らない。



  山門(二天門)から境内へと、一歩一歩噛みしめながら石段を上がる。



  四国霊場巡り



  ようやく辿り着いた結願の寺。標高776mの女体山の麓にあり、奇岩に覆われた胎蔵ヶ峰を

      背景に本堂と二重多宝塔が建つ珍しい伽藍配置となっている。







  本堂 堂内は礼堂、中殿、奥殿から成り、本尊の薬師如来は二重多宝塔である奥殿に

        納められている。本尊は薬瓶の代わりに法螺貝を持った珍しい薬師如来。

        この法螺ですべての厄難諸病を吹き払うという。

        宗派 真言宗単立



  大師堂 参拝を済ませ納経所に向かう。



  阿弥陀堂



  境内 左本堂、右阿弥陀堂



  境内 左の納経所で朱印をしていただく。



  納経  結願の印がまぶしい。



  記念の写真を撮ってもらう。四国の道コース(女体山越え)のT君も無事到着する。



  弘法大師との「同行二人」の旅が終わるのだ、長い道のりを、無事にお参りできたことに

         感謝して、本堂に向かって一礼し山門を出る。



  門前の茶店(八十八庵)で昼食を取りビールで、互いに励まし合い、歩みを進め

              絆を深めた遍路旅に乾杯する。



  予定通りのバスに乗れ 明石海峡大橋を渡り一路大阪へ。本日の歩行距離約13k。

        明日は高野山奥の院参りです。

  




四国八十八ヶ所巡り 第八十八番札所 医王山 大窪寺 1

2013-06-05 16:29:12 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.14 今日は第88番大窪寺に参拝結願を済ませ、13時30分発のコミニュティバスで

       志度高速バス乗り場まで行き、15時17分の大阪行きの高速バスに乗る予定。



  へんろ宿のすぐ前が長尾寺です。昨日一階食堂で宿泊者全員(12~3名)で夕食を取りながら

    今までの苦労話、明日の結願の話と花が咲く、その中に外人女性(50歳代)お一人が

    歩き遍路で明日結願を迎える、その熱意と勇気に感心し皆でエールを送る。

    それと宿のおかみさんにいろいろの相談をしてみる、その結果私は体調を考え、

    女体山越えコースは止め、宿から前山ダムのへんろ交流サロン迄、約5.6k歩き、

    バスに乗り竹屋敷で降り、大窪寺迄、約3kを歩くことにした。



  へんろ宿 ながお路を7時に出発する。



  へんろ道 前山交流サロンまで緩やかな坂道を5.6kです。



  釈迦堂 石像に合掌して通り過ぎる。



  おへんろさん休憩所 この様な場所は各所にあるが今日は通り過ぎる。



  お地蔵さんや磨崖仏がへんろ道を行く人々の安全を見守ってくれます。



  前山ダム



  へんろ道





  前山へんろ交流サロン 約80分かかり8時20分到着する。ここではお接待も行われ、また

    歩きへんろにとっては女体山越えへんろ道情報等を必ず教えて頂く場所です。

    T君は四国の路コース(女体山越え)7.7k3時間30分に挑戦の為先に出発する。



  四国へんろジオラマ 手前ランプが点灯している第一番霊山寺から時計回りに四国一周

       右側ランプの第88番大窪寺まで1400k結願まであと少しだ。

 

  同上     右ランプ室戸岬第24番最御崎寺、左ランプ足摺岬第38番金剛福寺を

         懐かしく思い出す。



  交流サロンには貴重なへんろ文化を知ることが出来る「へんろ資料展示室」が併設されている

         江戸時代の古い納経帳等も展示されている。



  結願証明も無料で発行して頂けます。(これもへんろ宿おかみさんからのアドバイスです)



  前山交流サロン前にある石碑。左先に道の駅ながおが見える。



  約15分程バスに乗り竹屋敷で降り大窪寺に歩き始める。9時22分。



  女体山に向かってへんろ道を歩く、山を脇道したが坂がずっと続く。



  へんろ道



  大窪寺 仁王門(西門)に到着。10時23分丁度60分かかりました。



  仁王門



  鐘楼



  弘法大師像



  寶杖堂(ほうじょうどう) へんろを結願した方の金剛杖が納められている。



  大師堂横の藤棚したでゆっくり休憩して本堂に行く。


四国八十八ヶ所巡り 第八十七番札所 補陀洛山 長尾寺

2013-06-04 15:54:31 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.13 タクシーで約20分長尾寺に着く。



  長尾寺 仁王門の前に一対の経幢(きょうどう)がある。



  鐘付きの仁王門 1694年建立とされる。奉納された大わらじが左右にある。



  仁王像



  門から広い境内を見る。正面に本堂、右手に大師堂、そのさらに右手に薬師堂、本堂の

     左手に護摩堂がある。手前の青々と葉を茂らしている大楠は樹齢八百年といわれる。



  本堂と大師堂





  本堂 1683年建立 宗派 天台宗 本尊 聖観音菩薩





  大師堂



  護摩堂







  門前の一対の経幢 国指定重要文化財 弘安6年(1283)と9年(1286)の刻銘がある。





  結願のみち案内図 明日の第88番への行程を調べ(前山ダムにあるへんろ交流サロンまで、

   5k約70分。そこから女体山越えは7.7k約3時間30分)。門前の遍路宿 ながお路に行く。

         本日の歩行距離約20K(早朝散歩共)。


四国八十八ヶ所巡り 第八十六番札所 補陀洛山 志度寺

2013-06-03 15:22:24 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.13 八栗駅に向かって歩く。



  八栗駅近くにある 源平合戦総門碑。1183年、平氏は安徳天皇を六万寺に奉じ総門を

     構え、海辺の防御に備えた。ここ総門碑付近が屋島の源平合戦史跡です。

     7.5Kを歩いて向かっているH君から携帯に連絡が入る、道を間違え隣の

     六万寺駅に着いてしまったので電車で行くとのこと。私は時間があるので

     ゆっくり源平合戦史跡を見ていたが急いで八栗駅に向かう。丁度来た電車

     八栗駅14:05発に乗ると次の駅で二人は乗ってきて一緒に志度寺に行く。



  志度寺入口 琴電志度駅から歩いて18分かかった。道路標識を頼りにすると車を誘導する

        為、今回も少し道回りしてしまった。門前右側のお寺に平賀源内のお墓がある。



  案内図 境内の向こうは瀬戸内海です。



  補陀洛山 志度寺 仁王門 1670建立 国指定重要文化財 大きな草鞋が奉納されている。

             山号の補陀洛山。補陀洛(ほだらく)とは観音浄土を表すように、

              昔からこの寺は、観音浄土の瀬戸の入口として信仰されてきた。



  金剛力士像 鎌倉時代の運慶作と伝わる。



  境内 本堂と大師堂(右)が並んで建っている。





  本堂 1671年建立 本尊(十一面観音菩薩)と共に国指定重要文化財。

           宗派 真言宗善通寺派。



  大師堂



  鮮やかな朱色の五重塔。



  鐘楼



  奪衣婆堂



  閻魔堂



  志度寺門前の自性院にある平賀源内のお墓。源内は志度出身で旧邸や記念館が近くにある



  参拝後JR志度駅に15:15分に着く。コミュニティバスも17:10分迄ない。



  遍路 札所間の距離と目安時間 87番長尾寺までは7K、2時間かかる。17:00を過ぎると

     納経所が終わり御朱印を頂けないので、タクシーで向かう。(当初いくらかかるか

     料金を尋ねると2000円ぐらいとお聞きした、長尾寺の近くまで来てメーターが

     1980円になったとき、運転手さんはメーターを倒した、しばらく走り、寺に到着

     料金1980円ですと言う。少しの気持ちですがと2000円渡しお礼を述べる。

     四国を遍路していると親切、誠実、お接待の心が身に染みて感じました。)