2015.08.19 立秋が過ぎても残暑が厳しいのと、高校野球夏の甲子園が始まり
外出を控えていましたが、昨日は都心にでかけ所要を済ませた後、
江戸東京博物館の徳川の城~天守と御殿~を見てきました。
たまたま毎月第三水曜日はシルバーデーで65才以上は特別展常設展共無料とラッキーでした。
JR 両国駅ホームから見た江戸東京博物館 ビルの間に東京スカイツリーも見えます。
徳川の城 天守と御殿 (場内は撮影禁止)
「第1章 天下普請」
関ヶ原の合戦に勝利し幕府を開いた家康は、諸国の大名に命じて城郭普請などを
行い、統治を強化した。江戸城、名古屋城、駿府城、二条城など、
こうした城の数々は、大坂の陣を予見して築かれたともいわれます。
関連する屏風、城郭図、絵地図などが展示されています。
「第2章 塔のような天守」 信長や秀吉の時代の天守「望楼型天守」から元和年間(1615~1624)
以後の江戸時代には塔のように床面積が減じて、層を重ねる形の
「層塔型天守」が建てられるようになった。
「第3章 荘厳なる御殿」 城下からは中心となる天守がひときわ聳えて見えますが、
政治や生活の中心は天守でなく御殿でした。城内に建てられた広大な御殿は
政治の空間と日常生活の空間からなっていました。大広間などは
障壁画や彫刻、さらには金工品で飾られていました。まさに武家の権威を
示しており、城主が対面する人に対して威圧する構造になっていました。
ここでも屏風、絵地図、工芸品などの展示。CGなどの映像での体感もできました。
「エピローグ」 江戸時代の終わりは城の時代の終焉でもありました。
明治4年(1871)に撮影された旧江戸城写真ガラス原板(重要文化財)を展示。
特別展鑑賞後常設展へ行きました。(撮影はOKです)
幕末の江戸城 本丸.二丸御殿。
徳川将軍家.御三家.御三卿系図。
徳川将軍の御台所と生母。
江戸城の主な出来事
こちらも昨年大幅に展示替えを行い興味ある展示が増えました。
両国駅 3番ホーム
帰りに西口改札口から入場すると両国駅開業110周年記念展がいつもは閉まっている
シャッターの先の通路の壁に両国駅の歴史についての展示パネルが設置されていました。
鑑賞しながら進むと階段になり3番ホームの屋根が見えました。
いつも3番ホームへはどうしていくのか疑問でしたがやっと解決です。
(このホームは団体.臨時ホームで通常は閉鎖されています)
気候も良くなるので、いろんなことに出会える散策にこれからも出かけたいと思います。