HARD HEAD

旅行 社寺

岩村城址

2015-04-25 09:40:18 | 
 2015.04.20 岐阜からJRで名古屋~恵那にて明智鉄道に乗換、岩村駅に14:20分到着。

       当初計画では岩村城下町~城跡を往復、2時間半かけて徒歩で散策予定でしたが、

       この雨では無理、日本三大山城、壮大な石垣は是非見学したい。

       タクシーで城まで上がり、帰りを城跡、大手道、城下町と散策してくる計画に変更。

       タクシーで標高717mの山頂迄、まず上がる、ところが更に風雨強くなり、本丸回りの

       見学と山麓の歴史資料館回りだけをタクシーで行く事に再変更する、山城の攻略は

       現在でも大変でした。







  岩村城址 県指定史跡 日本百名城 岩村城は鎌倉時代(1185年)に築城されました。

       大和の高取城(奈良県)、備中の松山城(岡山県)と並ぶ日本三大山城の一つに

       数えられる城で標高717mの山頂にあり、城下町を見下ろし、四方の山々も一望

       することができます。天然の峻険な地形を良く利用した要害堅固な山城で、

       明治維新まで存続しました。戦国時代末期には女城主が活躍しました。

       城主の当山景任が病没し、養子として迎えていた織田信長の五男御坊丸がまだ

       幼少であったため、その夫人(信長の叔母)が実質的な城主として、領地を

       治めていました。いわゆる女城主です。女城主は大変聡明で美しく領民に

       慕われていたそうです。銘酒「女城主」新酒時期には臨時列車が出るそうです。



  写真右手奥が出丸でここの駐車場から石垣下の小道を手前に来ると二の丸の不明門跡となり、

       二の丸、さらに本丸とたどって行けます。



  本丸西面の高石垣。



  本丸 埋門(うずみもん) 二の丸から本丸に入る門。位置的には本丸北口であり、裏門にあたる。

               本丸へはさらに二つの門が構えられていた。その西脇には二重の

               納戸櫓が構えられ、埋門を防御していた。



  本丸 埋門上部 納戸櫓跡。



  本丸 南面。 山城のため天守閣はなく、二重櫓が二基、多聞櫓が二基が石垣上に構えられ、

         門が三基設けられていた。本丸内部には何ら施設は配されておらず、

         詰城としての空間であったことがうかがえる。



  本丸 西面。 本丸には昇竜の井戸といわれる井戸があります。



  本丸 東面、一段下の帯曲輪から望む。



  本丸 東口門。



  本丸 長局埋門より城下を望む。本丸の一段下の帯曲輪は長局と呼ばれている。天気が良ければ

     ここからの眺望は絶景である。





  本丸六段石垣 上部長局門と中間部。









  本丸 北東面の石垣 六段に積み上げられた見事な石垣。江戸時代に積み直された

               所も多いが、岩村城を代表する景観である。 



  左石垣は東曲輪櫓跡、中央は六段石垣、右、林付近は二の丸櫓門跡、二の丸跡

            (三の丸より眺める)。



  二の丸櫓門跡より本丸北面石垣を見る。 タクシーで山麓へ移動。







  太鼓櫓と表御門 1601年に山上にあった城主居館が山麓に移され、城下町も整備された。

          この御殿跡に1990年に太鼓櫓(左)、表御門(中)などが復元された。



  岩村歴史資料館 藩主邸跡に建つ資料館。岩村城、岩村藩の史料を収蔵展示している。

          見学後岩村駅に戻り、今日の宿泊地、名古屋に向かう。