徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと クアラルンプール日乗(令和6年2月9日、金曜日、晴れ)

2024年02月10日 | マレーシア・シンガポール

 昨晩の激しいスコールで芝生の運動場が冠水した影響か夜中中、沢山のカエルの鳴き声で眠れないくらいだった。それが朝5時頃にピタリと止んだ。一斉に鳴き止むとは不思議なもんだ。リーダーがいるんだろうね。朝になると運動場の水も引いてアオアオとしたミドリの芝生が生き生きとしていた。(アオアオとしたミドリと言う表現は正しいのかどうか分からない)

 午前中、グーグル・マップでAEONを検索して電車に乗って行って見た。空港から電車で来る時にAEONの大きな看板が見えるからだ。KLセントラルから3つ目の駅で降りてグーグル・マップを頼りに高級高層マンションの敷地を通り抜ける途中でネパール人ガードマンに尋ねるもAEONは知らないがスパーマーケットならそこだよと教えてくれた。そこには見慣れた小豆色のAEONの看板ではなく丸いヒッソリとした看板があった。建物も落ち着いた雰囲気でレストランが多く、確かに地下にはスパーがあった。ワタシが見たのはこんなAEONじゃないな〜と出直すことにしてセントラルに戻った。次いでに電車でセントラルから一駅のパサールセリに行きセントラル・マーケットで絵葉書を買った。昨日まで広かったメインコンコースに春節用の屋台が立ち並んでいた。通り過ぎてアートコーナーの「塗り絵」の店を覗くと店の外でも体験塗り絵をやっていて誰でも色を置くだけできれいな絵になる。布キャンバスに蝋かマスキング液が塗られていて色を置くだけで色がはみ出さないようになっている。染色と同じだ。5、6歳位の女の子でもヒマワリの塗り絵を上手(?)に塗っている。なるほどね。帰りにセントラルのショッピングモールの

でヤマザキパンの食パンを買って昼飯とする。昼寝をして郵便局に絵葉書を出す次いでリトル・インディアに行って見る。セントラルのワタシの泊まっている地区も十分にインド的だが中華屋さんが有ったりして多国籍街だが、ここはインドそのものだ。因みに、首に掛ける大きな花輪があったので触って見ると布でできた花輪だった。そりゃ〜そうだ。衣料品の店だもの。YMCAに戻ると運動場でサッカーが始まっていた。今日は天気がよく、気温も34度だが若いから元気にプレーしている。爺はただ見ているだけ。そしてすぐに部屋に戻る。今日はスコールもやって来ない。8時になったので夕飯に出掛ける。中華屋さんはどこも閉まっている。春節の大晦日だからだ。開いているのは春節と関係ないインド料理屋だけだ。仕方なくビールの飲める所と言えばレストランになる。レストランに入るとやはり客が多い。ワタシはチキン・パサンディと言うバターチキンよりも軽いクリームチキンカレーと普通のナン1枚と生ビール2杯。それでも昨日の日本食より安く2400円で済んだ。ワタシの去年のブログがメールで送られて来るのだが、去年は刺身等買って来て部屋飲みしていた。だが今年はYMCAでは我慢して部屋飲みしないことにした。部屋使用規則に「室内で飲食しないこと」と明記されているからだ。夜半、ドドドドという音で目が覚めた。そうか、午前零時か〜。春節を迎えたのか〜。ドドドからドカ〜ンドカ〜ンと花火の上がる音に窓の外を見ても花火は高層ビルが邪魔してどこで打ち上げているのか分からない。YMCAに宿泊している人も同じらしく部屋から出て行く人もいるようだ。ワタシも部屋から出て建物の外に出てみたが全然見えないし「ホンにあなたは屁のようだ」とすぐに部屋に戻って寝た。


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