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徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと コルカタ逍遥(令和6年10月14日、月曜日、晴れ)

2024年10月15日 | 南アジア

 午前中、部屋でノンビリすることにした。いつものように午前3時半頃目覚め、本を読んだりブログを書く準備をしたりしながらスマホでYouTubeを見るとドジャース対メッツの実況放送(ユーチバーなのだろうが、自分はBSか何かでTVを見て実況していた)を聴きいた。スマホのSIMカードはAmazonで買ったアジアで使える通信だけのSIMカードだ。インドで購入すると開設まで時間がかかるので、こちらのほうが手っ取り早くてワタシには良い。

 引き籠もりをしていたので昼食も取らない。ドント・ディスターブのサインを出しているのに昼過ぎ「部屋の掃除はいいのですか?」と電話が掛かって来た。要りませんと答えた。大きな親切、余計なお世話だ。でも、少しお腹が空いたので散歩がてら何か食べようと出かけた。昔のワタシだったらサラリーマンなどが立ち食いする道路に面した店でサモサだとか食べたものだが、大気汚染が酷く、その汚染物質が食べ物に降り掛かっていると思うと買い食いも二の足を踏んでしまう。老人は免疫機能が低下しているから気をつけなければいけない。

 チョウリンギー通りを歩く。歩道に沢山の店が立ち並び人が行き交う。昔はこれほどではなかった。この通りの高級品を扱う店などは商売邪魔になるだろうし5星ホテルのオベロイ・ホテルのレセプションは何処に行ったのだろうか?このホテルにチェックインするにはチョウリンギー通りから入れない。昔、宿泊した事のあるYMCAは健在(?)だったが、大きなザックを背負ってこの人混みの中を歩くのは危険過ぎるよな〜。レストランの案内は出てたが宿泊の案内は出ていない。中に入ると守衛さんに声を掛けられたので40年以上前に泊まった事があるんで懐かしくてネと言うと、昔のまんまですよと。階段を登りきるとバドミントン・コートがあって夕方になると会員達が練習に来ていたな~。今日は真っ暗だった。スマホやデジタル化が進み、路上で新聞を並べて売る姿も消えた。昔はインド入りした翌朝、路上で新聞を買って読むのが日常だった。茶店でヒンディー語の新聞を読んでいると「アンタ、ヒンディー語読めるのか?」とか、読み終えた新聞とかまだ読んでいない紙面をスッと抜き取り読み始める人とか、新聞記事内容に話が弾んだり、結構、面白かったものだ。それがいまや新聞がない!もっとも、テレビのチャンネルが2チャンネルしかなかった頃の話だ。道端の古本をみていたら「何か探しているのですか?」「ヒンディー語の本は置いてないの?」「ありますよ」と積み重なった英語の本の下から出したのが『生き甲斐』と言う日本の生き甲斐についてまとめた本だった。(笑)英語でも『Ikigaj』と言う題で売られていた。280ルピーを200ルピー(400円)まで値切って買った。太陽がマイダーンの向こうに沈む。結局、何も食べずにホテルに戻りシャワーを浴びて今日も中華だ。炒飯の量が半端ない。半分残した。残った分をお持ち帰りできるのだが持ち帰ってもどうしようもない。

    

    ウエイターになんて書いてあるかわかるか?と訊くとわかりませんと。「インド人 箸」だってよ!(笑)今日もビール2本。

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