今回、香港に行くにあたって是非行きたいところがあった。
それは、マイポー自然保護区だ。
ここはシンセンと香港を隔てるシンセン河と后海湾(シンセン湾)に接する
大湿地地帯でマングローブの林や養殖魚の池が点在する地域で
入域許可証がなければ入れない地域だ。
ここには多くの渡り鳥が中継地点としてやって来るので有名だ。
だから、バードウオッチングには絶好の場所なのだ。
ここを初めて訪れる人に対する初歩的な助言は・・・・・
ここのマイポー村に到着すると、養殖池などにサギや小鳥が
沢山いるので、「お~~~~っ!」と焦る。
しかし、ここで焦る必要はないのだ。
自然保護区に入ると、もっと鳥を見ることができるからだ。
自然保護区には「観鳥小屋」もあり、そこから鳥を観察できる。
今回は絶滅危惧種に指定されている「クロツラヘラサギ」が
20羽以上観察できた。
この「クロツラヘラサギ」は1993年には全世界で300羽しか
いなかったのだ。
一時期2000羽まで増えたが、2011年、つまり去年の調査では
1848羽まで減少している絶滅危惧種だ。
環境破壊がその減少の原因にもなっているようで
世界で一番観察できるところは台湾だが一昨年は1000羽以上
いたのだが昨年は437羽も少ない843羽しか観察されていない。
その次に居るのが、ここ香港のマイポー地区なのだ。
去年の観察では411羽が調査期間に観察された。
ヘラのような嘴を左右に振りながら小魚や蟹などを獲る。
平日なので、観察小屋には数人のバーダー(観鳥者)しか居ず
それも大きな超望遠レンズのカメラを持った人たちだ。
みんなじっくりと腰を据え、鳥の動きをジ~~~と見つめる。
この人たち、毎日来ているだろうな~~~~!
うらやましい!
でも、この人たち、移動が大変だ。
レンズが大きいのでキャリーに積んで引いて移動するから
狭い浮き橋などは慎重にゆっくり移動だ。
なにしろレンズは重いし、高価なので、落として泥水に浸かったら
大変だ。
その点、ワタシは500ミリの望遠レンズと三脚なので
肩に担いで移動できるので、まだ楽だ。
ワタシも昼飯用の菓子パンと缶コーヒー、水を持参し
長期戦だ。
観察小屋は数か所あるが、土日は香港バードウオッチング協会会員
しか入れない小屋があるが、平日はこの小屋にも入ることができる。
潮が引くと
シオマネキ や
ムツゴロウ
シオマネキとムツゴロウの睨みあい?
そんな睨みあっている場合じゃない!(笑)
ソリハシセイタカシギが彼らを啄ばむ。
この湿地帯は餌が豊富なのだ。
数か所の観察小屋を移動していたら
カワセミを発見!
カワセミが高速で飛来し、真下に急降下したと思うと
餌を捕獲し、また飛び立つ。
あっと言う間だ。
この観鳥小屋に居た人たちの狙いはこのカワセミだったのだ。
バシャバシャとシャッターを押す。
ワタシもこのシャッター音に焦って飛んでいる鳥を追って
シャッターを押す。
カワセミが飛び去ると観鳥小屋に静寂が訪れる。
観鳥小屋の屋根からカワセミの鳴き声が聞こえた。
みんな 無言で室内から屋根の方を見つめる。
ワタシは撮影を諦め移動のため外に出た。
別のカワセミが小屋の近くの木の上に止まっていた!
そうか!
さっきの白っぽいカワセミはこのカワセミの気を引くために
飛来しては飛び込みエサを獲ってかっこいいところを
見せようとしていたのか~~~~~!(笑)
納得!
林を歩いていると
こんな鳥や
こんな鳥や
メジロやブルブルなども観ることができる。
夕方近くなると潮が満ちて来てツラクロヘラサギも
ぞろそろと集団で移動しながら
仲間に「脇の下」が痒いから掻いてもらったり(笑)
羽を水で洗ったり?
羽ばたいてみたり、首が痒いから掻いてみたり
サギが並んでどこかに飛んで行ったり
飛んできたり
カモが羽ばたいたり
水面を音もなく進む水鳥がいたり
鵜の向こうにはシンセンの高層ビルが見えたり
ハスの花が咲いている池があったり
そろそろ帰らなくちゃ~~~と
自然保護区を出て歩いていたら
養魚池の灌漑水道設備の上にじ~~~と動かないサギがいた。
置物かと思ったら、本物のサギだった。
もうそろそろ陽が暮れる・・・・・
帰らなくちゃ~~~~。
今回はシギ類が少なかった。
2011年の2月23日に来た時は数万羽ものダイシャクシギや
ホウロクシギの大乱舞を見たのだが・・・・・
まだ時期的に早すぎたのだろうか?
また来たいな~~~~~!
そして、クロツラヘラサギにとっては、
このマイポー自然保護区は
やはりシンセンと隣合わせという地理的な条件で言えば
決して環境の良いところではない。
いくら香港側で環境保護に尽力しても中国側の開発と土壌汚染は
この自然保護区まで押し寄せて来ているはずだ。
それは、マイポー自然保護区だ。
ここはシンセンと香港を隔てるシンセン河と后海湾(シンセン湾)に接する
大湿地地帯でマングローブの林や養殖魚の池が点在する地域で
入域許可証がなければ入れない地域だ。
ここには多くの渡り鳥が中継地点としてやって来るので有名だ。
だから、バードウオッチングには絶好の場所なのだ。
ここを初めて訪れる人に対する初歩的な助言は・・・・・
ここのマイポー村に到着すると、養殖池などにサギや小鳥が
沢山いるので、「お~~~~っ!」と焦る。
しかし、ここで焦る必要はないのだ。
自然保護区に入ると、もっと鳥を見ることができるからだ。
自然保護区には「観鳥小屋」もあり、そこから鳥を観察できる。
今回は絶滅危惧種に指定されている「クロツラヘラサギ」が
20羽以上観察できた。
この「クロツラヘラサギ」は1993年には全世界で300羽しか
いなかったのだ。
一時期2000羽まで増えたが、2011年、つまり去年の調査では
1848羽まで減少している絶滅危惧種だ。
環境破壊がその減少の原因にもなっているようで
世界で一番観察できるところは台湾だが一昨年は1000羽以上
いたのだが昨年は437羽も少ない843羽しか観察されていない。
その次に居るのが、ここ香港のマイポー地区なのだ。
去年の観察では411羽が調査期間に観察された。
ヘラのような嘴を左右に振りながら小魚や蟹などを獲る。
平日なので、観察小屋には数人のバーダー(観鳥者)しか居ず
それも大きな超望遠レンズのカメラを持った人たちだ。
みんなじっくりと腰を据え、鳥の動きをジ~~~と見つめる。
この人たち、毎日来ているだろうな~~~~!
うらやましい!
でも、この人たち、移動が大変だ。
レンズが大きいのでキャリーに積んで引いて移動するから
狭い浮き橋などは慎重にゆっくり移動だ。
なにしろレンズは重いし、高価なので、落として泥水に浸かったら
大変だ。
その点、ワタシは500ミリの望遠レンズと三脚なので
肩に担いで移動できるので、まだ楽だ。
ワタシも昼飯用の菓子パンと缶コーヒー、水を持参し
長期戦だ。
観察小屋は数か所あるが、土日は香港バードウオッチング協会会員
しか入れない小屋があるが、平日はこの小屋にも入ることができる。
潮が引くと
シオマネキ や
ムツゴロウ
シオマネキとムツゴロウの睨みあい?
そんな睨みあっている場合じゃない!(笑)
ソリハシセイタカシギが彼らを啄ばむ。
この湿地帯は餌が豊富なのだ。
数か所の観察小屋を移動していたら
カワセミを発見!
カワセミが高速で飛来し、真下に急降下したと思うと
餌を捕獲し、また飛び立つ。
あっと言う間だ。
この観鳥小屋に居た人たちの狙いはこのカワセミだったのだ。
バシャバシャとシャッターを押す。
ワタシもこのシャッター音に焦って飛んでいる鳥を追って
シャッターを押す。
カワセミが飛び去ると観鳥小屋に静寂が訪れる。
観鳥小屋の屋根からカワセミの鳴き声が聞こえた。
みんな 無言で室内から屋根の方を見つめる。
ワタシは撮影を諦め移動のため外に出た。
別のカワセミが小屋の近くの木の上に止まっていた!
そうか!
さっきの白っぽいカワセミはこのカワセミの気を引くために
飛来しては飛び込みエサを獲ってかっこいいところを
見せようとしていたのか~~~~~!(笑)
納得!
林を歩いていると
こんな鳥や
こんな鳥や
メジロやブルブルなども観ることができる。
夕方近くなると潮が満ちて来てツラクロヘラサギも
ぞろそろと集団で移動しながら
仲間に「脇の下」が痒いから掻いてもらったり(笑)
羽を水で洗ったり?
羽ばたいてみたり、首が痒いから掻いてみたり
サギが並んでどこかに飛んで行ったり
飛んできたり
カモが羽ばたいたり
水面を音もなく進む水鳥がいたり
鵜の向こうにはシンセンの高層ビルが見えたり
ハスの花が咲いている池があったり
そろそろ帰らなくちゃ~~~と
自然保護区を出て歩いていたら
養魚池の灌漑水道設備の上にじ~~~と動かないサギがいた。
置物かと思ったら、本物のサギだった。
もうそろそろ陽が暮れる・・・・・
帰らなくちゃ~~~~。
今回はシギ類が少なかった。
2011年の2月23日に来た時は数万羽ものダイシャクシギや
ホウロクシギの大乱舞を見たのだが・・・・・
まだ時期的に早すぎたのだろうか?
また来たいな~~~~~!
そして、クロツラヘラサギにとっては、
このマイポー自然保護区は
やはりシンセンと隣合わせという地理的な条件で言えば
決して環境の良いところではない。
いくら香港側で環境保護に尽力しても中国側の開発と土壌汚染は
この自然保護区まで押し寄せて来ているはずだ。